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ユダヤの輜重隊「シオン騾馬隊」

獨協大学教授 佐藤 唯行 祖国再建への道筋を開く 英軍の一員、第1次大戦で活躍  ユダヤ人の中で祖国再建に邁進(まいしん)する者をシオニストと言う。シオニストにとり好機到来となったのが第1次大戦だ。ドイツ・オーストリアと…

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日本の科学技術政策の“お寒い”現状に警鐘を鳴らす産経の強い危機感

◆成果主義偏重の弊害  今年は五輪イヤーの記念すべき年である。前回の五輪時と比べて経済環境は激変し、低成長・少子高齢化の中で日本経済はどんな展望をたどるのか、また、予想される事態にどう対処すべきなのか。  そんな視点で各…

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米国では世代間で国家観に隔たり

 米非営利組織「共産主義犠牲者追悼財団」は、米国民に社会主義・共産主義への見解を尋ねる世論調査を行っているが、昨年9月に実施した調査では、以下のような興味深い質問を設けた。  「米国の独立宣言と共産党宣言、どちらが自由・…

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ウイグルやロヒンギャから 多数の難民を受け入れる夢

 難民問題に関わる私の新年の夢は、日本が、民族浄化的大迫害を受けている中国やミャンマーのイスラム系少数民族、ウイグル、ロヒンギャなどの難民を多数受け入れ、助けることだ。  民族浄化問題は本欄でも取り上げてきたが、昨年1年…

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32軍司令部壕の保存・公開をめぐって議論

32軍司令部壕の保存・公開をめぐって議論

沖縄戦で首里城地下に設ける、県は安全面から否定的  昨年10月31日、首里城(沖縄県那覇市)の正殿などの主要施設が焼失した。沖縄県のシンボルを失った衝撃は大きく、2020年は、火災の検証・再発防止策だけでなく、再建計画を…

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民主「労働者離れ」防げるか

アメリカの選択 展望2020大統領選(3)  米首都ワシントン近郊から車で西に約4時間。アパラチア山脈を越えた先にウェストバージニア州北中部の町、フェアモントがある。北方にある鉄鋼都市、ピッツバーグ(ペンシルベニア州)に…

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「狂乱の2020年代」にならないようにするには Tempering the ‘roaring 2020s’

 20年代が再びやって来た。新たな世紀に向かって一回転したのだ。今度の20年代は、皆の曽祖父の時代の20年代とは違うものになるだろう。21世紀の3番目の10年代は、前の世紀と同じような、やりたい放題の精神では発進しなかっ…

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オーストリアで国民党・緑の党連立政権発足へ

 オーストリアで中道右派・国民党と緑の党の連立交渉が成功裏に終わり、7日にも大統領府でバン・デア・ベレン大統領の下で宣誓式に臨み、連立政権をスタートさせる。州レベルでは両党の連立は存在するが、連邦レベルでは初めてなだけに…

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日本人母子の権利を守れ

エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 日米地位協定の改定を 人道上の責任ある両国政府  1951年に締結された日米安全保障条約の改定版(「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約」…

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高校生らが農業やITのビジネスモデルを提案

高校生らが農業やITのビジネスモデルを提案

県立球陽高校、“厄介植物”のツルヒヨドリの有効利用 優勝は国立沖縄高専、VRを使ったサンゴ礁育成ゲーム  「厄介者のツルヒヨドリの有効利用」「グリーンAIとゲームを組み合わせたサンゴ育成教育システムの開発」など、高校生ら…

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日本の精神を受け継ぐ人々に話を聞いた朝日の好連載「志エコノミー」

◆悪口雑言の元旦社説  2020年、令和2年が明けた。今年最初の本欄で元旦社説を俎上(そじょう)に載せようと思ったが、やめにした。4日付「産経抄」が代弁してくれていた。  「元日はすがすがしくワクワクした気分で過ごしたか…

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叩かれるほど強まるトランプ大統領の支持

アメリカの選択 展望2020大統領選(2)  「トランプは信仰の自由を守るために断固とした姿勢を取っている。私にとってそれはとても大切なこと」  米東部ペンシルベニア州で先月行われたトランプ大統領の集会で会場の1階席最前…

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減速する中国海軍の空母建造

元統幕議長 杉山 蕃 艦載機開発遅延が原因か 増強の柱、強襲揚陸艦に変更も  昨年は、米中摩擦・英国の欧州連合(EU)離脱をはじめ大国の国益の根幹に関わる動きがあり、世界経済もその成り行きに右顧左眄(さべん)するところ大…

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展望2020大統領選 「有言実行」で庶民の心掴む

アメリカの選択 展望2020大統領選(1)  今後4年間の米国の針路を決める大統領選が11月に実施される。破天荒な言動で常に国内外の注目を集めるトランプ氏が再選を果たすのか、それとも民主党が4年ぶりに政権を奪還するのか、…

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乱暴にも中絶と同性婚を同列に扱った日経連載「1964→2020」

◆問われる「命の尊厳」  東京五輪を控え、前回大会(1964年)当時と2020年の現在を比較する新聞記事が目に付く。55年の間に日本の社会が大きく様変わりしていることが分かって興味深いが、中には、真逆の問題をはらむテーマ…

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百害あって一利ない習主席「国賓」

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 孤立する中国救うことに 抗議活動の一層の拡大を期待  2019年は日本にとって新しい年号の下、新しい天皇が即位され、大変おめでたい年となり、国内外がお祝いし、歴史に残る慶事…

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米大統領選で自分のアピールに躍起になるオバマ、クリントン両氏 Obama, Clinton out to put own spin on 2020 campaign

 2020年米大統領選は予備選シーズンが始まろうとしているが、民主党の大統領候補たちは過去の大統領選の亡霊に取りつかれる恐れがある。  注目を奪い合うとみられているのが、バラク・オバマ前大統領と2016年の民主党大統領候…

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説得力あったダイヤモンド新年号の李登輝元台湾総統インタビュー

◆絵空事の文氏の寄稿  経済誌3誌は毎年、年末に「新年予測」を企画する。それぞれ今年の特集の表題は週刊ダイヤモンド(12月28日・1月4日合併号)が「2020総予測 未来が決まる!」。週刊東洋経済(同号)は「2020代予…

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石垣市自治基本条例の「正体」 現代版ソビエトづくりが狙い

石垣市自治基本条例の「正体」 現代版ソビエトづくりが狙い

《 沖 縄 時 評 》 「地域の憲法」名乗り反基地闘争 起源はロシア革命に  沖縄県の石垣島は県庁所在地の那覇から410キロの南西に位置し、台湾からは270キロ。唯一の自治体、石垣市は尖閣諸島を所管しており、防衛上の要衝…

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未知の世界に挑むアルピニスト 新たな挑戦を映像で表現

《 記 者 の 視 点 》  アルピニズムの世界で何が起きているのか。山岳雑誌がそれを伝えているが、大きなインパクトで迫ってくるのはやはり映画だ。  昨年9月に日本で公開された米国映画「フリーソロ」は、カリフォルニア州ヨ…

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宗教施設での銃撃死亡事件が2500%増加 Security worries hit sense of sanctuary

 1999年以降、宗教施設に対する死者を伴う攻撃が2500%増加、宗教指導者らは、聖域を汚すことなく守る道を模索している。キリスト教会の警備コンサルタントらは、暴力の増加には複数の要因があると指摘する。銃撃事件、宗教を標…

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中国の空母戦力は未完成

初の国産空母「山東」 本格訓練の兆候見られず  中国は初の国産空母「山東」を昨年12月に就航させた。しかし、専門家らは、試験航海を繰り返しているものの、完全に運用可能な状態ではないとみている。  中国は南シナ海の大部分の…

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薬物情報ネットで氾濫

「ダメ。ゼッタイ。」 日本薬物対策協会共同代表 樋田 麻由美さんに聞く  小中学生を中心に薬物の危険性などを訴える講演会を全国各地で開く日本薬物対策協会・共同代表の樋田麻由美さんに、若年層に大麻などの薬物が広がっている問…

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