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コロナ対応、台湾に学ぶ 防疫を安保と捉える
国民も一丸となって戦う 新型コロナウイルス感染の収束後、国際社会における対立軸となるのは、一党独裁の全体主義国家中国との関係の在り方だ。“中国リスク”の捉え方次第で、コロナ禍後の世界は大きく変わってこよう。 月刊誌5…
遅い政府の新型コロナ対策 決断力・実行力ある指導者出現を
《 記 者 の 視 点 》 古来、悪い医者は人を殺す、普通の医者は人の命を救う、良い医者は国を憂い、国を救う、と言われる。良い医者を超えた、本物の医者の出現を待望する。本紙22日付1面の「特報」で書いた「抗体検査キット…
秋学期の大学授業料、減額の動き Universities across U.S. lowing tuition for fall semester
オハイオ州スチューベンビルのフランシスカン大学が、今秋の新入生の授業料を大学側が負担すると発表を聞いて、入学予定のアラン・ウッドさんの喜びようは大変なものだった。 同州チャグリンフォールのケンストン高校3年生のアラン…
八幡神社が全国に広がった理由
人と地域、国を守る神の歴史 市谷亀岡八幡宮宮司 梶 謙治氏に聞く 八幡神は源氏の氏神、武運の神として武士に崇敬(すうけい)され、各地に八幡神社・八幡宮が建てられた。八幡神は誉田別命(ほんだわけのみこと)とも呼ばれ、第1…
コロナ混乱に便乗、挑発行動目立つ中国軍
空母展開、新行政区設置も 南シナ海 新型コロナ大感染の世界的混乱に乗じる格好で、中国の艦船などによる挑発行動が顕著となっている。とりわけ懸念されるのが、中国が実効支配強化に動き始めた南シナ海だ。(池永達夫) 中国海軍…
中国 コロナサンプルの提供拒否
米 研究所の公開を要求 ポンペオ米国務長官は22日、中国政府に新型コロナウイルスのサンプルの提供を要求するとともに、新型コロナの発生源ではないかとみられている国内の研究所の調査の受け入れを要求した。 ポンペオ氏は国務…
中小企業こそインターンを
エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 人材確保の最良の方法 後継者不足による倒産回避へ 近年、日本でインターンシップが増え、その内容や機会が拡大している。リクルート社がまとめた「就職白書201…
トルコ感染者数 中東最大に
新型コロナ 対策講じるも勢い止まらず トルコの新型コロナウイルス感染者数が9万人を超え、イランを抜き中東最大となった。外出禁止など対策を講じているものの、感染拡大の勢いは止まっていない。 (カイロ・鈴木眞吉) ラマダン…
遺伝子操作の是非を問う執筆・報道姿勢が常に必要な科学関連記事
◆「デニソワ人」を復元 人々の科学技術への関心が高まり、新聞に科学・科学技術の記事が欠かせなくなった。読売や日経は毎日曜日、全面を使って(下4段広告)、競うように最新の話題を載せている。読売19日付サイエンスRepor…
抗体検査キットWondfo 対コロナ「補完武器」に
特報 エミーナジョイクリニック銀座 伊東エミナ理事長 安倍首相は新型コロナウイルス罹患を判定するPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査を1日当たり2万件実施することを訴えているが、現状は2505件(17日現在)にとどまって…
沖縄県が20日に県独自の「緊急事態宣言」を発令
新型コロナウイルス感染の県内拡大を受け、沖縄県は20日、県独自の緊急事態宣言を出し、政府に「特定警戒都道府県」に位置付けるよう要請した。感染者数は120人を超え、19日までに3人が死亡した。大型連休を控え、県外からの感…
11月に米国人が行う投票を思う In November, Americans vote
昨今の不安定性の時代には、私たちにできることは、せいぜい、一歩、二歩と足を踏みしめて歩くことぐらいだという気がする。雇用は少しずつ減り、カネ詰まりは厳しくなり、人々の気はめいっている。私たちの中には将来のことを考える気…
鈴木貫太郎に学ぶ首相の重責
拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 昭和天皇から厚い信頼 大東亜戦争幕引きの立役者 阪神・淡路大震災の時の村山富市首相、東日本大震災の時の菅直人首相、今回の武漢ウイルス対応に追われる安倍晋三首相。リー…
富山県ゆかりの郷土の先賢20人の肖像画を展示
富山市の県教育記念館で企画展、郷土を見直すきっかけに 富山市の県教育記念館では、企画展「肖像画で見る郷土の先賢展 世界の架け橋~富山から日本・世界を繋いだ人々~」が開催されている。米国で「アドレナリン」の抽出に取り組ん…
「並外れた」中国礼賛、「蜜月」のルーツに毛沢東思想
WHOトップ解剖 テドロス氏とは何者か(下) 「中国政府は感染拡大阻止に並外れた措置を取った」――。 新型コロナウイルスの感染拡大は、発生源である中国の初動の遅れと情報隠しに大きな原因があったことは疑いの余地がない。…
中国共産党政権「成果の誇示」のお先棒を担いだ朝日の武漢現地取材
研究所から流出疑惑 新型コロナ禍のウイルスはどこから来たのだろうか。 当初、中国・武漢のシビエ(野生の鳥獣肉)を扱う海鮮市場とされた。新型ウイルスは大概、動物を介して感染するからだ。マレーシアでは養豚業者がコウモリ生…
真の教育改革とは何か
NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会名誉会長 久保田 信之 「教育そのもの」の議論を 広い視野と豊かな感受性育てよ 安倍晋三首相はかつて「教育再生会議」を招集して、緊急を要する教育改革の課題を①教員免許更新制度②…
WHOトップ解剖、人命より政治的利益優先
WHOトップ解剖 テドロス氏とは何者か(上) 過去にコレラ流行を隠蔽 新型コロナウイルスへの対応をめぐり、「中国寄り」との非難を浴びる世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長(55)。中国共産…
全国緊急事態宣言で「テレワーク待ったなし」を特集したアエラ
◆出勤との併用が有益 新型コロナウイルス感染者数の増大に伴い、緊急事態宣言が全国に拡大された。否応なく、誰もが不要不急の外出を控え、時差通勤を心掛け、テレワークすることが求められるようになった。 対面文化の日本には馴…
チャーチルのシオニズム
獨協大学教授 佐藤 唯行 社会主義に対する解毒剤 ユダヤ人問題の別の解決策に 英国の政治家の中でチャーチルほどシオニズムを一貫して支持した者はいなかった。植民相在任中には、パレスチナのユダヤ人入植地で電化を中心とするイ…
新設「宇宙作戦隊」その任務、不審衛星や宇宙ゴミ監視
NEWSクローズ・アップ 防衛省は今年度、「宇宙作戦隊」を新設する。従来の陸海空を越えた新領域、宇宙でどのような任務に当たるのか、専門家はどう見ているか、宇宙空間の現状を踏まえ関係者に取材した。 (社会部・川瀬裕也) …
コロナ危機で食料供給網の脆弱性露呈 Crisis exposes weak links in food supply chain
トラック運転手のケビン・ステイチェンさんは14日夜、テネシー州の加工施設で豚を降ろす前、額にレーザー体温計を当てて検査を受けなければならなかった。 「少しも心配がないと言ったらうそになる」。ステイチェンさんは15日、…
感染拡大で中国がアフリカで築いた基盤が大打撃と指摘する米紙
◆感染爆発なら大惨事 中国が巨大経済圏構想「一帯一路」の一環としてアフリカで築き上げてきた基盤が、新型コロナウイルス感染拡大に端を発する世界経済の縮小や中国でのアフリカ人「差別」への反発を受けて、大きな打撃を受けるとの…