コロナ禍で激発した「遺恨試合」
髙橋 利行 2020/4/27 コラム|写真|髙橋利行の政界の風を読む [会員向け]
首相“退陣意向”表明が裏目に
疫病、恨み、嫉(ねた)み、憎しみ、遺恨、私利私欲、悪巧みなど、この世に蔓延(はびこ)る、あらゆる「災い」は、ギリシャ神話に拠(よ)れば、全能の神ゼウスが地上に寄越(よこ)した「パンドラの箱」を開けてしまったせいらしい。現代の世界を覆う差別、貧困、格差、分断から核や細菌兵器、あるいは、神の領域にまで踏み込んだと言われるゲノム解析なども「災い」の類いなのか。長い時を経て「変異」したせいなのか。
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