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東日本、熊本と続く大地震

経済ジャーナリスト 尾関 通允 予知まだ不可能な段階 気になる南関東今後の備え  ごく当たり前のことだが、地震にも個性がある。例えば震度、人体にはそれと感じない無感地震から恐るべき被害をもたらす烈震あるいは激震など、震源…

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沖縄米軍基地の真実

 沖縄でまた米軍関係者による事件(うるま市のOL・島袋里奈さんが殺害・遺棄された事件)が起きた。絶対に許すことのできない犯罪だ。5月25日に開催された日米首脳会談でも、この事件は取り上げられ、安倍晋三首相は「断固抗議」し…

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沖縄・宜野湾市で「第1回農水産業支援技術展」

沖縄・宜野湾市で「第1回農水産業支援技術展」

琉球大学が農水産業の6次産業化を主導  沖縄県における農水産業の6次産業化のノウハウや技術について学ぶ第1回「農水産業支援技術展」がこのほど、同県宜野湾市で開かれた。県内の知の拠点である琉球大学が主導したもので、県内外の…

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生き残り策に産官学連携の指摘が必要だったアエラ「大学の底力」特集

◆看板学部の強さ取材  2017年春卒業予定の大学生らを対象にした、主要企業の面接や筆記試験などの「選考活動」が1日から始まった。  そんな中、古くて新しい話題だが、アエラ6月6日号は大学、学部の可能性を探る大特集がメー…

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フィリピンのドゥテルテ政権、共産勢力との和平に期待

 今月発足するフィリピンのドゥテルテ政権で、武装闘争を続けている共産勢力との和平に注目が集まっている。フィリピン共産党の創設者で海外に亡命中のホセ・マリア・シソン氏が、近く帰国する方針を固めており、アキノ政権で停滞してい…

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新ミャンマーの出発に思う

評論家 太田 正利 親日国の民主化を祝す 課題に挑むスー・チー顧問  一寸遡ることだが、去年11月8日のミャンマー総選挙で、アウン・サン・スー・チー党首が率いる野党である国民民主連盟(NLD)は歴史的な勝利を得た。すなわ…

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問題発言の多い右派国防相任命で強い批判を浴びるネタニヤフ首相

◆右傾化に警鐘鳴らす  イスラエルのネタニヤフ首相が右派政党「わが家イスラエル」のリーバーマン党首を国防相に任命したことが、内外で反発を呼んでいる。  リーバーマン氏は外相を務めたこともあるベテラン政治家だが、過激な発言…

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台湾は中国の進出阻止の砦

日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望(5) 元統合幕僚学校副校長・海将補 川村純彦氏に聞く 「日台関係基本法」制定に期待 中国が南シナ海で強行している人工島の軍事基地化の次の狙いは何か。  台湾だろう。台湾は中国沿海部の中…

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国務省、イラン問題の会見映像改変を認める State Department admits intentionally editing video of Iran press conference

 国務省は1日、2013年の同省での記者ブリーフィングの記録映像を職員が意図的に改変したことを認めた。改変によって、ジェニファー・サキ報道官の米国とイランの核交渉についての発言が削除され、国務省は、同省職員が発言を削除す…

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海自、対潜能力で中国圧倒

日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望(4) 元統合幕僚学校副校長・海将補 川村純彦氏に聞く ミサイル防衛態勢整備は急務 仮定の話だが、日中両国が戦えば勝敗はどうなるだろうか。  海軍同士の戦いならば日本が勝つ。中国は徹底的…

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「現状維持」投げ掛けた蔡英文総統

中台関係の行方(上) 淡江大学国際事務戦略研究所 翁明賢所長に聞く 日本版「台湾関係法」に期待  台湾では5月20日、民進党の蔡英文総統が就任した。国民党の馬英九前政権時代に推進した対中傾斜に歯止めをかけ、中台関係の現状…

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米軍属の女性遺体遺棄事件 反基地でなく犯罪防止を

米軍属の女性遺体遺棄事件 反基地でなく犯罪防止を

《 沖 縄 時 評 》 綱紀粛正に努める在沖米軍  沖縄県うるま市のOL・島袋里奈さん(20)が殺害、遺棄された事件で、米軍属のシンザト・ケネフ・フランクリン容疑者(32)が逮捕された。  シンザト容疑者はニューヨーク州…

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サミットに安倍外交結実 米の最も重要な同盟国に

関係深化で広島訪問  5月27日、現職米国大統領として初めて、オバマ大統領は被爆地・広島を訪問した。所感を述べた後、大統領は被爆者代表の2人の元へ歩み寄り、握手をしながら耳を傾け言葉を交わした。それはかつて干戈(かんか)…

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イラクなどで大規模自爆テロ頻発

イスラム各派が主導権争い  自爆テロによる大量殺戮がこのところ急増してきた。主要な理由は、勢力後退傾向がみられる過激派組織「イスラム国」(IS)による“焦燥感”とみられている。そもそも、全世界を舞台にした異常な暴力の嵐は…

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「広島におけるオバマ」の後に

東洋学園大学教授 櫻田 淳 理想主義の価値を示す 矮小化された現実主義に対抗  バラク・H・オバマ(米国大統領)の広島訪問は、日米関係160年の歴史に残る意義を持つものになった。米国紙『ワシントン・ポスト』は、「広島にお…

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無意味な米海軍の「航行の自由作戦」

日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望(3) 元統合幕僚学校副校長・海将補 川村純彦氏に聞く ハリネズミ戦略で対中攻勢へ 中国が岩礁に人工島を造成し、その周辺海域の領有権を主張していることは国際海洋法違反だ。しかし、それでも…

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反トランプ抗議行動が裏目に Protests backfire as anti-American images push undecided voters to Trump

 ドナルド・トランプ氏の集会の外で醜い抗議行動が行われているが、アナリストらは、抗議行動での暴力や反米感情は裏目に出て、トランプ氏の勝利の可能性を損ねるどころか、反トランプ陣営自体が損失を被っていると指摘した。  ニュー…

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経済低迷の主因「増税」支持の各紙に「再延期」批判の資格はあるのか

◆首相に手厳しい各紙  主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の熱気やオバマ米大統領の歴史的広島訪問の興奮もどこへやら、最近のマスコミの関心は専ら消費税増税の再延期問題でいっぱいという感じである。  無理もない。広島から東京…

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中国、米軍排除で聖域化狙う

日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望(2) 元統合幕僚学校副校長・海将補 川村純彦氏に聞く 人工島の基地機能維持に疑問も 中国は、冷戦の教訓から核抑止力を持つことに血眼になっている。  信頼できる核の抑止力を確保することは…

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しぼむアメリカン・ドリーム The shrinking American dream

 21世紀はアメリカン・ドリームにとって優しくはなかった。「疲弊した人々、貧しい人々、自由な空気を吸うことを熱望して群れを成して来た民衆」等々、何百万もの人々を米国に招いた夢は、各世代は前の世代よりももっと良い思いをする…

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中国包囲を進めるオバマ氏

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 冷徹な現実主義受け入れ 理想主義で平和実現に失敗  【ワシントン】外交政策に対する「理想主義者」と「現実主義者」、楽観主義者と悲観主義者を区別する方法がある。歴史の矢を信じるか…

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「一つの中国」の呪縛を解け、蔡英文台湾総統が就任

平成国際大学教授 浅野 和生 日米台安保協力強化の好機  中国が主張する「一つの中国」原則とは、台湾も中国の一部であると認めることである。中国は、「一つの中国」原則の承認が、中台間の交渉、交流の基礎であると繰り返し表明し…

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中国は信頼できる「核」確保に躍起

日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望(1) 元統合幕僚学校副校長・海将補 川村純彦氏に聞く 台湾危機「敗北」教訓に  先の伊勢志摩サミットでは、「東シナ海及び南シナ海における状況を懸念し、紛争の平和的管理及び解決の根本的な…

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