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伊勢志摩サミット、オバマ氏の「広島訪問」に劣らぬ成果出せるか
伊勢志摩サミットの焦点(下) 「世界で唯一の戦争被爆国の首相である私と、世界で唯一核兵器を使用した国の指導者が共に犠牲者に哀悼の誠を捧(ささ)げる、それが『核のない世界』に向けての一歩になると信じている」 安倍首相は…


沖縄県議選間近に米軍属による遺体遺棄事件、懸念される凶悪事件の政治利用
激化する反基地活動 4月末から行方不明になっていた沖縄県うるま市の女性会社員(20)の遺体を山中に捨てたとして米国籍で米軍属のシンザト・ケネフ・フランクリン容疑者(32)=同県与那原町=が19日、沖縄県警に逮捕された。…

やっと維持されている米軍の強さ Army somewhat strong
多分、カネで幸福を買えないかもしれないが、安全と生き残り(サバイバル)は買えるかもしれない。大学のキャンパスの「安全地帯」から、森の「緊急避難」用シェルターに至るまで、米国人は、恐怖に満ちた世の中での安心・安全を探し回…

大統領選の鍵握るサンダース氏支持者
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 左傾化する共和、民主 抜け目ないトランプ氏 【ワシントン】今回の選挙は皮肉なことが多い。米国は、リンドン・ジョンソン以来最もリベラルな政権の8年目に入っている。予備選挙では、…

ロンドンの反トランプ現象
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 市長選で移民2世当選 排他主義克服する希望の光 ロンドンの市長選挙でサディク・カーン労働党候補が130万票という英国史上最高の権力の付託と言われるほどの支持…


世界経済、財政で独英の協調実現するか
伊勢志摩サミットの焦点(中) 減速懸念が強まる世界経済の持続的成長にどう対応するか――。主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の重要議題の一つである。 その地ならしとして開かれた先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議…

殺人・暴力犯罪が全米で増加、原因探る警察 Police grasp for answers as homicides, violent crimes spike in U.S. cities
全米の主要都市で殺人など重要暴力犯罪が2016年の最初の数カ月間に増加したことから、警察の規律が緩んだり、取り締まりに消極的になっているのではないかという議論が再び、起こっている。 殺人事件の急増が報告されている主要…

文革50年を各紙連載するも検証せぬ朝日は当時の礼賛報道に無責任
◆宗教弾圧等記す産経 鬼瓦ならぬパンダ瓦というのが中国の寺院にあった。文化大革命の余波が残っていた1981年のことだが、上海から浙江省の杭州へと旅をした際、案内してくれた僧侶が見せてくれた。 「文革のとき、軒に葺く丸…


哲学のある料理で「食」からの人づくりを
精進料理研究家 藤井まりさんに聞く 命の元である食を修行に結びつけたのが日本の禅宗の一つ曹洞宗を開いた道元。そこから生まれた精進料理を通して、心と体にいい食を広めているのが、鎌倉稲村ケ崎に「不識庵」を構える藤井まりさん…


どうなる与党立て直し、オーストリアで首相交代
オーストリアで17日、与党社会民主党出身のオーストリア連邦鉄道クリスティアン・ケルン総裁が大統領府でフィッシャー大統領から新首相に任命された。そこで7年半政権に君臨してきたファイマン前首相の辞任背景とケルン新首相の課題…

文壇のボス、久保田万太郎
文芸評論家 菊田 均 久保田万太郎の人物評 好悪が分かれた人物評 「もう、トバ口(ぐち)まで来てるんですよ。運動すればすぐですよ」と久保田万太郎が獅子文六に囁いた。「トバ口」とは今どき聞かない言葉だが、「入口」のこと。…

自ら考える防災教育
私は防災教育に取り組む財団に関わっている。自分の身は自分で守ることを学ぶことが、将来、自分の国は自分で守るという当たり前のことを理解する縁(よすが)になればと願っている。同財団は今年4月に名称を防災教育推進協会に変更し…


伊勢志摩サミット 外交安保、 「南シナ海」で対中結束なるか
伊勢志摩サミットの焦点(上) 安倍晋三首相が議長を務める主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が26、27の両日、三重県志摩市で開かれる。不透明な世界経済の先行きやテロ・難民問題、南シナ海の海洋安全保障などについて、普遍的…

米大統領の広島訪問に注文を付け原爆正当論に疑義をぶつける新潮
◆「他に選択肢」と主張 オバマ米大統領が広島を訪問する。人類歴史で初めて唯一原爆を人に対して投下した国の元首がその被爆地を訪れるのだ。この訪問が歴史的画期的なものになることは間違いない。ただし、「謝罪はしない」「原爆投…


タイ、クーデターから2年 プラユット暫定政権、軍を後ろ盾に強権統治
タクシン派の政治基盤切り崩しへ 王室の後継問題も絡む “タイの軍政”が結構、長引いている。クーデターは2014年5月22日のことだった。きょうで丸2年が過ぎた。新憲法が制定され、総選挙が行われるのは早くて来年夏以降とな…

科学の波に抗った女性学者
名寄市立大学教授 加藤 隆 生命は身体だけに非ず 生物学者、医師が60年代に 1960年代は地球規模の経済発展に沸いていた時代である。アメリカの好景気とヨーロッパの経済統合の進展、戦後復興を遂げた日本経済も急速に拡大し…

“天才棋士”圧倒したAIの「次元の違う」強さをNスぺで語る羽生氏
◆定石を覆す手で圧勝 3月に韓国で行われた囲碁の対局で、グーグルの開発した「アルファ碁」が、大方の予想を覆し世界最強レベルの韓国人棋士李(イ)世●(石の下に乙、セドル)9段に勝利することで人工知能(AI)への注目が一段…

テロ関与でサウジ政府提訴を可能にする法案、上院通過 Senate dismisses veto threat, agrees to let Americans sue Saudi Arabia over terrorist attacks
オバマ大統領の拒否権発動の警告にもかかわらず、上院は17日、米国領土へのテロ攻撃に加担したとみられる外国政府を訴え、損害賠償を求める権利を米国人に認める法案を承認した。 法案は大きな議論を呼び、サウジアラビアは200…

米大統領広島訪問の波紋
趙甲済氏が原爆を考察 バラク・オバマ米大統領が広島を訪問する。人類歴史で初めて原爆を人に対して使った国の元首が被爆地を訪れるのだ。「核なき世界」を訴えてノーベル平和賞を受賞したオバマ氏なら必ずしなければならないことの一…

「月刊朝鮮」に核武装論 北脅威とトランプ発言で浮上
政界は深刻な〝安保不感症” 北朝鮮の核脅威が高まっている。韓国政府は「北朝鮮が核弾頭を小型化して、中距離ミサイル『ノドン』に搭載できる能力を備えたと判断している」と明らかにしたことを4月5日付米紙ニューヨークタイムズが…

新孤立主義と日米同盟 次期米大統領に備えよ
「非支持者」動向が鍵に いよいよトランプ大統領の誕生が現実味を帯びてきた。共和党の対立候補たちが撤退し、事実上同党唯一の候補者となったのである。それに比べて民主党のクリントン候補は、いまだにサンダース候補の執拗(しつよ…


露政権、軍産複合体を強化へ モスクワで対独戦勝71周年記念パレード
ロシアの首都モスクワ「赤の広場」で9日、旧ソ連の対独戦勝71周年を記念する軍事パレードが大規模に行われた。ウクライナ東部クリミアを併合したことなどでロシアが国際的に孤立する中、プーチン大統領は軍産複合体の強化を打ち出し…


蔡英文台湾総統があす就任
大陸側から「一つの中国」圧力 日米との関係強化で現状維持図る 台湾の民進党党主席の蔡英文氏が20日、台湾総統に就任する。台湾初の女性総統の誕生だ。その就任演説で注目される最大の課題は中国が求める「一つの中国」に対してど…
