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シリア情勢に巧みな露戦略
ロシア研究家 乾 一宇 介入、撤退、抜け目なさ 稚拙だったオバマ米大統領 シリア情勢の推移を見ていると、プーチン露大統領の戦略的行動が功を奏している。 2011年にチュニジアで始まった「アラブの春」は、13年3月、シ…
大学内に保守的思想が必要、学者らが指摘 Conservative ideas needed on campus as counterweight to progressive orthodoxy, scholars say
今年度は大学内で「セーフ・スペース」という言葉が当たり前のように使われるようになった。高等教育の改革を訴えるグループは、新年度もこのような「アナス・ホリブラス(ひどい年)」にならないことを求めている学校に対し、保守的な…
「金日成・金正日主義化」を連発
3代世襲“完成” 北朝鮮第7回党大会(上) 金正恩氏2日がかりで「事業総和報告」 北朝鮮で36年ぶりに開かれた朝鮮労働党大会。すでに絶対権力化しつつあった最高指導者の金正恩氏はなぜこの時期に最大の政治イベントを開いたの…
共産と民進との共闘を後押しする朝日一連の憲法シリーズ・コラム
◆国民に遵守求めず? 憲法記念日の3日付朝日には驚かされた。根本清樹・論説主幹が1面肩のコラム「座標軸」の冒頭にこんなことを書いていたからだ。 「喫茶店や居酒屋での勉強会はクイズから始まる。『国民は憲法を守らないとい…
企業は「陰徳文化」を培え
企業の危機管理 企業リスク研究所代表 白木大五郎氏に聞く 日立製作所や関連企業でリスク管理の担当役員として活躍した企業リスク研究所代表の白木大五郎氏が新著「川柳・標語で学ぶ経営倫理とリスクマネジメント」(企業リスク研究…
注目集めるマクロン氏、次期仏大統領選の行方
オランド氏再選厳しく フランスは次期大統領選の第1回投票まで1年を切った。長期支持率低迷が続く左派のオランド仏大統領、中道右派ではサルコジ前仏大統領を筆頭に数人が意欲を見せている。一方、左派にこだわらないマクロン現仏経…
新たな自主ルールに制裁措置、検定中教科書の外部閲覧・謝礼問題
信頼回復へ業界のモラル向上 教科書会社が検定中の教科書を教師らに見せて意見を聞き、謝礼を渡していた問題で、業界団体が再発防止のため、新たな自主ルール案をまとめ、文部科学省に提出した。現行ルールを厳しくし違反した会社への…
健やかな腸でストレス対策
メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 免疫力を高める生活術 保温、深呼吸、発酵食品など 昨今、増え続けるストレスによって心身の免疫力を低下させて「生活習慣病」をはじめ諸々の疾患の要因になっていることが指摘されている。…
オバマ氏の広島訪問
今月末、伊勢・志摩サミットが開催される。サミットにあわせてオバマ大統領の広島訪問が検討されている。実現すれば、米国大統領としては初の広島訪問となる。 米国内では広島への原爆投下を正当化する世論がいまだに根強い。 そ…
プリンスの同性婚反対表明を「小さなさざ波」としたNW日本語版
◆「伝説的歌手」を追悼 世界的ヒットとなったアルバム「パープル・レイン」などで知られる米国の男性人気歌手のプリンスさんが4月、米国ミネアポリス郊外の自宅で死亡、57歳だった。グラミー賞を7回受賞しており、米メディアは「…
退任直前の馬台湾総統、親日新政権に揺さぶり
沖ノ鳥島へ軍艦派遣 対中融和へ傾斜してきた台湾の馬英九総統は20日に蔡英文次期総統が新総統に就任するのを前に、4月27日、日本最南端の沖ノ鳥島(東京都小笠原村)について中国や韓国と同様、「島ではなく岩礁」とし、日本は排…
憲法9条で議員の激論自体に改正が必要と見えたプライムニュース
◆反改憲基調の民進党 憲法記念日、3日夜のBSフジ「プライムニュース」は、護憲派、改憲派各集会の報道後、ゲスト出演した下村博文自民党副幹事長、辻元清美民進党役員室長、國重徹公明党憲法調査会事務局次長、宮本徹共産党政策委…
戦後東西独・日と人口増減
経済ジャーナリスト 尾関 通允 諸需要と不可分の関係 難民、復員、引き揚げで移動 第二次世界大戦後のドイツは、米英仏ソの戦勝国による分割占領の後、ソ連支配下のDDR(ドイツ民主共和国=東独)と西欧の一員としてのBRD(…
東欧での米・NATOの動きにロシアが対抗 Russia counters U.S.-NATO moves in Eastern Europe with its own extra military divisions
ロシアは、南方と西方の国境を守るため3個師団を創設する計画を発表した。米国と北大西洋条約機構(NATO)の軍指導者らが、ロシアの侵攻に備えて東欧に4200人の部隊設置の計画を公表してから数日後のことだ。 新師団は総勢…
アラブ諸国に広がる対米不信 オバマ氏、GCC首脳らと会談
オバマ米大統領は4月20日、サウジアラビアのサルマン国王と会談し、21日、サウジ主導の湾岸協力会議(GCC)首脳会議に参加した。中東から逃げ腰で、過激派組織「イスラム国」(IS)の台頭まで招き、塗炭の苦しみを中東と全世…
冷静な調査で「歴史認識」を
NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 科学的思考法で事実に 感情刺激する物語にあらず 隣国の中国や韓国で「怒れる市民による反日暴動」を世界に宣伝されたことがあるが、今の日本人にしてみれば「遠い過…
世界中で宗教の自由に「長期的な攻撃」-報告 Religious freedom under ‘sustained assault’ around the world, report finds
米政府は2日、宗教の自由への攻撃が、この1年で世界中で大幅に高まったとする報告を公表した。報告は、「イスラム国」(IS)がキリスト教徒など宗教的少数派を攻撃し、欧州でユダヤ人やイスラム教徒への偏見が強まり、中国政府が本…
「ひとみ」の運用断念でJAXAの「ミスの連鎖」を厳しく問うた毎日
◆一縷の望みも潰える きょうは「こどもの日」。スポーツや科学、文化・芸術など、子供をワクワクさせ、夢を抱かせるものの一つに、宇宙がある。 ロケットや衛星の打ち上げ、その技術開発、また衛星や惑星、恒星の天体観測など未知…
お払い箱になるオバマ Obama gets the hook
バラク・オバマにとって最も気に入らない2国はイスラエルと英国だという言い方をしても、全然「人種差別主義者」ということにはならない。もっとも、そのような言辞を弄(ろう)する者は誰でも偏見を持つ人間だとのそしりは免れない危…
一貫性欠くトランプ氏の外交
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 前面に「米国第一」主義 国外への関与縮小を主張 【ワシントン】米国の選挙が、外交問題に左右されることはない。外交は、西側の国の中で最も米国が興味のない分野だ。理由は簡単だ。必…
平和を守れぬ憲法9条讃歌
軍事評論家 竹田 五郎 脅威に囲まれている日本 現実教えぬ教育は国滅ぼす 独立国として憲法制定は、国民の意志により自主的に制定されるべきであり、独裁者の意思のみで、まして他国の強要によって制定されるべきではない。自衛権…
論争呼ぶ気候変動懐疑派の映画クライメット・ハスル ‘Climate Hustle’ storm brews as Weather Channel founder calls Bill Nye ‘pretend scientist’
気候変動に懐疑的なドキュメンタリー映画「クライメット・ハスル」は、2日に劇場公開される前から、気候変動をめぐる議論を起こしていた。 この映画は、破壊的な気候変動の主張に異議を唱えるものであり、「科学通」のビル・ナイ氏…
朝日新聞と中国の深い関係を象徴するような若宮啓文元主筆の客死
◆「闘う社説」手掛ける 朝日で論説主幹や主筆を歴任した若宮啓文氏が日中韓3カ国のシンポジウムに出席するため滞在中だった北京市内のホテルで亡くなった(朝日4月29日付)。享年68歳。突然の訃報だった。 朝日に「アジア共…