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「LGBT差別禁止」の大義名分の危うさ考えさせたプライムニュース

◆人種と同列に扱えず  人権意識が高まった今日、「差別禁止」の大義名分に対して真っ向から反対する人はいないだろう。しかし、差別解消の具体論になると単純には結論は出ない。その典型は、いわゆる「LGBT」(性的少数者)問題だ…

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欺瞞対策組織が廃止へ Counterdeception unit to close

 外国からの戦略的な欺瞞(ぎまん)工作に対抗することは、レーガン政権以来、米国の全情報機関の公式使命の一つだ。  しかし、中国、ロシア、イランなどの外国からのにせ情報、欺瞞情報の否定に対抗するための最後の組織のうちの一つ…

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南ベトナム滅亡の教訓

 去る5月4日、米国のジェームズ・クラッパー国家情報局長(DNI)がソウルを秘密訪問し、米朝平和協定の交渉と関連して韓国側の立場を打診した。同局長は韓民求国防部長官や国家情報院の当局者に会って、米国が北朝鮮と平和協定に関…

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琉球新報の熊本地震社説 支援したオスプレイを批判

琉球新報の熊本地震社説 支援したオスプレイを批判

《 沖 縄 時 評 》 ヒューマニズム喪失に愕然  琉球新報4月20日付社説には愕然(がくぜん)とさせられた。もう、琉球新報にはヒューマニズム(人道主義・博愛主義)が微塵(みじん)もないと思わされた。新聞の根底にはヒュー…

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共産の政権参加は阻止を 目的のため手段選ばぬ共闘

本質隠し統一候補唱導  かつてないほど日本共産党の脅威が高まっている。日本共産党の「政権参加」である。夏に予定されている参議院議員選挙の1人区で、次々と日本共産党と民進党の統一候補が実現している。日本共産党としては、多く…

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ポルノは健康脅かす「公衆衛生危機」

ユタ州が全米初の決議採択 脳の発達や男性機能に悪影響  米西部ユタ州は先月、インターネット上に溢(あふ)れるポルノを精神的、肉体的に深刻な健康被害をもたらす「公衆衛生上の危機」と見なす決議を全米で初めて採択した。決議に法…

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大きなステップ、オバマ大統領が広島を訪れる時

 今月末の伊勢志摩サミットを機に、オバマ米大統領の広島訪問が実現する。2009年の就任直後の演説で、「核兵器を使用した唯一の核保有国」として、「核のない世界平和・安全」追求の先頭に立つと宣言し、ノーベル平和賞も受賞したオ…

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マイナス金利政策の活用

鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 「成長産業」に役立てよ 市場との対話重視で運用を  マイナス金利政策の評判が、財界、とくに金融界で芳しくない。これは、2月11日の本欄で指摘したように、マイナス金利政策の副…

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「比のトランプ」が勝利確実、不安抱える米国 ’Filipino Donald Trump’ Rodrigo Duterte poised for victory as U.S. watches anxiously

 フィリピンの次期大統領ロドリゴ・ドゥテルテ氏は、地方市長としてよく知られ、挑発的でぶっつけ本番の選挙キャンペーンから「フィリピンのドナルド・トランプ」と呼ばれている。国防総省はこの島国フィリピンを、南シナ海への中国の進…

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日露首脳会談「新たな発想・アプローチ」が意味不明で各紙低い期待

◆腰を据えた産経主張  「守るべき原則を大切に」が朝日、「『新発想』でも原則堅持を」が産経。いずれも8日付社説(主張)のタイトルである。安倍晋三首相が6日にロシア南部ソチでプーチン大統領と会談し、北方領土問題の解決に向け…

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世代交代より安定統治

3代世襲“完成” 北朝鮮第7回党大会(下) 「中長期政権」に現実味も  「党委員長という呼称はしっくりこないが、朝鮮労働党のトップとして新しいポストに納まることで独自色を出そうという思惑がにじんでいる」  北朝鮮で開かれ…

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沖縄県議選 5月27日告示、6月5日投開票

沖縄県議選、知事派と保守系野党が対決

県議選 5月27日告示、6月5日投開票  沖縄県議選は5月27日に告示、6月5日に投開票される。2014年11月に知事選で当選した翁長雄志氏にとって初の県議選で「中間審判」の性格を持つ。普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)のキ…

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太平洋におけるオバマの遺産 Obama’s legacy in the Pacific

 第2次世界大戦の終結、そして、アジアにおける冷戦の勃発までを時代区分とする現代の米国の信頼すべき同盟国の中で、日本ほど信頼の置ける同盟国はほとんどなかった。日本と米国の友好関係は、地域の平和と安定のための米国の戦略にと…

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保守主義を捨てた共和党

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー トランプ氏指名確実に 政策は民主党よりも左寄り  【ワシントン】ドナルド・トランプ氏の指名獲得の背景には何があるのか。保守派の間では、アウトサイダーのトランプ氏は、一般の共和党…

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シリア情勢に巧みな露戦略

ロシア研究家 乾 一宇 介入、撤退、抜け目なさ 稚拙だったオバマ米大統領  シリア情勢の推移を見ていると、プーチン露大統領の戦略的行動が功を奏している。  2011年にチュニジアで始まった「アラブの春」は、13年3月、シ…

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大学内に保守的思想が必要、学者らが指摘 Conservative ideas needed on campus as counterweight to progressive orthodoxy, scholars say

 今年度は大学内で「セーフ・スペース」という言葉が当たり前のように使われるようになった。高等教育の改革を訴えるグループは、新年度もこのような「アナス・ホリブラス(ひどい年)」にならないことを求めている学校に対し、保守的な…

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「金日成・金正日主義化」を連発

3代世襲“完成” 北朝鮮第7回党大会(上) 金正恩氏2日がかりで「事業総和報告」  北朝鮮で36年ぶりに開かれた朝鮮労働党大会。すでに絶対権力化しつつあった最高指導者の金正恩氏はなぜこの時期に最大の政治イベントを開いたの…

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共産と民進との共闘を後押しする朝日一連の憲法シリーズ・コラム

◆国民に遵守求めず?  憲法記念日の3日付朝日には驚かされた。根本清樹・論説主幹が1面肩のコラム「座標軸」の冒頭にこんなことを書いていたからだ。  「喫茶店や居酒屋での勉強会はクイズから始まる。『国民は憲法を守らないとい…

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企業は「陰徳文化」を培え

企業の危機管理 企業リスク研究所代表 白木大五郎氏に聞く  日立製作所や関連企業でリスク管理の担当役員として活躍した企業リスク研究所代表の白木大五郎氏が新著「川柳・標語で学ぶ経営倫理とリスクマネジメント」(企業リスク研究…

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注目集めるマクロン氏、次期仏大統領選の行方

オランド氏再選厳しく  フランスは次期大統領選の第1回投票まで1年を切った。長期支持率低迷が続く左派のオランド仏大統領、中道右派ではサルコジ前仏大統領を筆頭に数人が意欲を見せている。一方、左派にこだわらないマクロン現仏経…

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検定中教科書の外部閲覧・謝礼問題

新たな自主ルールに制裁措置、検定中教科書の外部閲覧・謝礼問題

信頼回復へ業界のモラル向上  教科書会社が検定中の教科書を教師らに見せて意見を聞き、謝礼を渡していた問題で、業界団体が再発防止のため、新たな自主ルール案をまとめ、文部科学省に提出した。現行ルールを厳しくし違反した会社への…

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健やかな腸でストレス対策

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 免疫力を高める生活術 保温、深呼吸、発酵食品など  昨今、増え続けるストレスによって心身の免疫力を低下させて「生活習慣病」をはじめ諸々の疾患の要因になっていることが指摘されている。…

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オバマ氏の広島訪問

 今月末、伊勢・志摩サミットが開催される。サミットにあわせてオバマ大統領の広島訪問が検討されている。実現すれば、米国大統領としては初の広島訪問となる。  米国内では広島への原爆投下を正当化する世論がいまだに根強い。  そ…

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