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プリンスの同性婚反対表明を「小さなさざ波」としたNW日本語版

◆「伝説的歌手」を追悼  世界的ヒットとなったアルバム「パープル・レイン」などで知られる米国の男性人気歌手のプリンスさんが4月、米国ミネアポリス郊外の自宅で死亡、57歳だった。グラミー賞を7回受賞しており、米メディアは「…

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退任直前の馬台湾総統、親日新政権に揺さぶり

沖ノ鳥島へ軍艦派遣  対中融和へ傾斜してきた台湾の馬英九総統は20日に蔡英文次期総統が新総統に就任するのを前に、4月27日、日本最南端の沖ノ鳥島(東京都小笠原村)について中国や韓国と同様、「島ではなく岩礁」とし、日本は排…

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憲法9条で議員の激論自体に改正が必要と見えたプライムニュース

◆反改憲基調の民進党  憲法記念日、3日夜のBSフジ「プライムニュース」は、護憲派、改憲派各集会の報道後、ゲスト出演した下村博文自民党副幹事長、辻元清美民進党役員室長、國重徹公明党憲法調査会事務局次長、宮本徹共産党政策委…

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戦後東西独・日と人口増減

経済ジャーナリスト 尾関 通允 諸需要と不可分の関係 難民、復員、引き揚げで移動  第二次世界大戦後のドイツは、米英仏ソの戦勝国による分割占領の後、ソ連支配下のDDR(ドイツ民主共和国=東独)と西欧の一員としてのBRD(…

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東欧での米・NATOの動きにロシアが対抗 Russia counters U.S.-NATO moves in Eastern Europe with its own extra military divisions

 ロシアは、南方と西方の国境を守るため3個師団を創設する計画を発表した。米国と北大西洋条約機構(NATO)の軍指導者らが、ロシアの侵攻に備えて東欧に4200人の部隊設置の計画を公表してから数日後のことだ。  新師団は総勢…

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アラブ諸国に広がる対米不信 オバマ氏、GCC首脳らと会談

 オバマ米大統領は4月20日、サウジアラビアのサルマン国王と会談し、21日、サウジ主導の湾岸協力会議(GCC)首脳会議に参加した。中東から逃げ腰で、過激派組織「イスラム国」(IS)の台頭まで招き、塗炭の苦しみを中東と全世…

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冷静な調査で「歴史認識」を

NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 科学的思考法で事実に 感情刺激する物語にあらず  隣国の中国や韓国で「怒れる市民による反日暴動」を世界に宣伝されたことがあるが、今の日本人にしてみれば「遠い過…

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世界中で宗教の自由に「長期的な攻撃」-報告 Religious freedom under ‘sustained assault’ around the world, report finds

 米政府は2日、宗教の自由への攻撃が、この1年で世界中で大幅に高まったとする報告を公表した。報告は、「イスラム国」(IS)がキリスト教徒など宗教的少数派を攻撃し、欧州でユダヤ人やイスラム教徒への偏見が強まり、中国政府が本…

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「ひとみ」の運用断念でJAXAの「ミスの連鎖」を厳しく問うた毎日

◆一縷の望みも潰える  きょうは「こどもの日」。スポーツや科学、文化・芸術など、子供をワクワクさせ、夢を抱かせるものの一つに、宇宙がある。  ロケットや衛星の打ち上げ、その技術開発、また衛星や惑星、恒星の天体観測など未知…

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お払い箱になるオバマ Obama gets the hook

 バラク・オバマにとって最も気に入らない2国はイスラエルと英国だという言い方をしても、全然「人種差別主義者」ということにはならない。もっとも、そのような言辞を弄(ろう)する者は誰でも偏見を持つ人間だとのそしりは免れない危…

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一貫性欠くトランプ氏の外交

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 前面に「米国第一」主義 国外への関与縮小を主張  【ワシントン】米国の選挙が、外交問題に左右されることはない。外交は、西側の国の中で最も米国が興味のない分野だ。理由は簡単だ。必…

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平和を守れぬ憲法9条讃歌

軍事評論家 竹田 五郎 脅威に囲まれている日本 現実教えぬ教育は国滅ぼす  独立国として憲法制定は、国民の意志により自主的に制定されるべきであり、独裁者の意思のみで、まして他国の強要によって制定されるべきではない。自衛権…

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論争呼ぶ気候変動懐疑派の映画クライメット・ハスル ‘Climate Hustle’ storm brews as Weather Channel founder calls Bill Nye ‘pretend scientist’

 気候変動に懐疑的なドキュメンタリー映画「クライメット・ハスル」は、2日に劇場公開される前から、気候変動をめぐる議論を起こしていた。  この映画は、破壊的な気候変動の主張に異議を唱えるものであり、「科学通」のビル・ナイ氏…

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朝日新聞と中国の深い関係を象徴するような若宮啓文元主筆の客死

◆「闘う社説」手掛ける  朝日で論説主幹や主筆を歴任した若宮啓文氏が日中韓3カ国のシンポジウムに出席するため滞在中だった北京市内のホテルで亡くなった(朝日4月29日付)。享年68歳。突然の訃報だった。  朝日に「アジア共…

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元嘉悦大学教授 山田 寛氏

世界をゆさぶる テロ、難民・移民危機

世日クラブ 元嘉悦大学教授 山田 寛氏 「一国平和」通用せず  元読売新聞アメリカ総局長で元嘉悦大学教授の山田寛氏はこのほど、世界日報の読者でつくる「世日クラブ」(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)で「世界を…

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北朝鮮で36年ぶり労働党大会、独裁維持へ恐怖政治続行か

韓国自由民主研究院長 柳東烈氏に聞く 「第2期金正恩時代」開幕へ  北朝鮮で6日、36年ぶりとなる第7回朝鮮労働党大会が開かれる。最高指導者・金正恩第1書記はこの大会で何をやろうとしているのか。北朝鮮情勢に詳しい韓国の柳…

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発展のキーワードは「共感」

北海道の“攻めの農業”考える

学術フォーラムで北大教授が提言 発展のキーワードは「共感」  昨年11月、日米豪など太平洋を取り囲む12カ国が参加して話し合いが進められてきたTPP(環太平洋経済連携協定)交渉が大筋合意に達した。その内容は農産物や工業製…

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陸海空のシルクロード構想

歴史家 金子 民雄 独と日・満州航空の挫折 21世紀に化けた「一帯一路」  いまではシルクロードという言葉がすっかり通俗化してしまったが、かつてはロマンティック街道などと呼ばれ、いたってのどかな雰囲気が漂っていたものだ。…

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憲法改正を参院選の争点に 片山虎之助氏

おおさか維新の会共同代表 参議院議員 片山虎之助氏に聞く 緊急テーマ優先で論議すべきだ  安倍晋三首相が在任中の憲法改正の意向を表明したことで、今夏の参院選の重要争点になるかどうか注目されている。おおさか維新の会は独自の…

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祝日の意義

 大型連休の真っ只中。国内外に旅行に出掛けたり、家族で里帰りしたりする人が多いから、東京都内の繁華街はいつもより静かになるかと思ったが、日中は逆に混雑している。地方から遊びに来ている若者たち、買い物客、食事を楽しむ家族連…

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核について踏み込む政府答弁に「持てない理由」を文春で説く佐藤優氏

◆「庶民感覚」盾に難癖  舛添要一東京都知事の公用車別荘通いを週刊文春(5月5・12日号)がスクープした。だが、「公用車」「別荘」というだけで「庶民感覚」を盾に「贅沢な!」と決め付けて批判しているようで、難癖にも見える。…

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チベット亡命政府、「高度な自治」獲得目指す

センゲ首相が再選  インド北部ダラムサラにあるチベット亡命政府は4月27日、3月20日に投票が行われた首相選の結果を発表。現職のロブサン・センゲ首相(48)が得票率57・1%で議会議長のペンパ・ツェリン氏を破り、再選を果…

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補助金で衰退する日本漁業

東京財団上席研究員 小松 正之 漁獲資源の回復策施せ 影響しないTPP関税率減  環太平洋経済連携協定(TPP)交渉は水産業にも影響を及ぼす。国民の関心を集めながら、秘密交渉を通し、国民に説明しない交渉も例を見ない。  …

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