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お払い箱になるオバマ Obama gets the hook
バラク・オバマにとって最も気に入らない2国はイスラエルと英国だという言い方をしても、全然「人種差別主義者」ということにはならない。もっとも、そのような言辞を弄(ろう)する者は誰でも偏見を持つ人間だとのそしりは免れない危…

一貫性欠くトランプ氏の外交
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 前面に「米国第一」主義 国外への関与縮小を主張 【ワシントン】米国の選挙が、外交問題に左右されることはない。外交は、西側の国の中で最も米国が興味のない分野だ。理由は簡単だ。必…

平和を守れぬ憲法9条讃歌
軍事評論家 竹田 五郎 脅威に囲まれている日本 現実教えぬ教育は国滅ぼす 独立国として憲法制定は、国民の意志により自主的に制定されるべきであり、独裁者の意思のみで、まして他国の強要によって制定されるべきではない。自衛権…

論争呼ぶ気候変動懐疑派の映画クライメット・ハスル ‘Climate Hustle’ storm brews as Weather Channel founder calls Bill Nye ‘pretend scientist’
気候変動に懐疑的なドキュメンタリー映画「クライメット・ハスル」は、2日に劇場公開される前から、気候変動をめぐる議論を起こしていた。 この映画は、破壊的な気候変動の主張に異議を唱えるものであり、「科学通」のビル・ナイ氏…

朝日新聞と中国の深い関係を象徴するような若宮啓文元主筆の客死
◆「闘う社説」手掛ける 朝日で論説主幹や主筆を歴任した若宮啓文氏が日中韓3カ国のシンポジウムに出席するため滞在中だった北京市内のホテルで亡くなった(朝日4月29日付)。享年68歳。突然の訃報だった。 朝日に「アジア共…


世界をゆさぶる テロ、難民・移民危機
世日クラブ 元嘉悦大学教授 山田 寛氏 「一国平和」通用せず 元読売新聞アメリカ総局長で元嘉悦大学教授の山田寛氏はこのほど、世界日報の読者でつくる「世日クラブ」(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)で「世界を…


北朝鮮で36年ぶり労働党大会、独裁維持へ恐怖政治続行か
韓国自由民主研究院長 柳東烈氏に聞く 「第2期金正恩時代」開幕へ 北朝鮮で6日、36年ぶりとなる第7回朝鮮労働党大会が開かれる。最高指導者・金正恩第1書記はこの大会で何をやろうとしているのか。北朝鮮情勢に詳しい韓国の柳…


北海道の“攻めの農業”考える
学術フォーラムで北大教授が提言 発展のキーワードは「共感」 昨年11月、日米豪など太平洋を取り囲む12カ国が参加して話し合いが進められてきたTPP(環太平洋経済連携協定)交渉が大筋合意に達した。その内容は農産物や工業製…

陸海空のシルクロード構想
歴史家 金子 民雄 独と日・満州航空の挫折 21世紀に化けた「一帯一路」 いまではシルクロードという言葉がすっかり通俗化してしまったが、かつてはロマンティック街道などと呼ばれ、いたってのどかな雰囲気が漂っていたものだ。…


憲法改正を参院選の争点に 片山虎之助氏
おおさか維新の会共同代表 参議院議員 片山虎之助氏に聞く 緊急テーマ優先で論議すべきだ 安倍晋三首相が在任中の憲法改正の意向を表明したことで、今夏の参院選の重要争点になるかどうか注目されている。おおさか維新の会は独自の…

祝日の意義
大型連休の真っ只中。国内外に旅行に出掛けたり、家族で里帰りしたりする人が多いから、東京都内の繁華街はいつもより静かになるかと思ったが、日中は逆に混雑している。地方から遊びに来ている若者たち、買い物客、食事を楽しむ家族連…

核について踏み込む政府答弁に「持てない理由」を文春で説く佐藤優氏
◆「庶民感覚」盾に難癖 舛添要一東京都知事の公用車別荘通いを週刊文春(5月5・12日号)がスクープした。だが、「公用車」「別荘」というだけで「庶民感覚」を盾に「贅沢な!」と決め付けて批判しているようで、難癖にも見える。…


チベット亡命政府、「高度な自治」獲得目指す
センゲ首相が再選 インド北部ダラムサラにあるチベット亡命政府は4月27日、3月20日に投票が行われた首相選の結果を発表。現職のロブサン・センゲ首相(48)が得票率57・1%で議会議長のペンパ・ツェリン氏を破り、再選を果…

補助金で衰退する日本漁業
東京財団上席研究員 小松 正之 漁獲資源の回復策施せ 影響しないTPP関税率減 環太平洋経済連携協定(TPP)交渉は水産業にも影響を及ぼす。国民の関心を集めながら、秘密交渉を通し、国民に説明しない交渉も例を見ない。 …

オバマ氏のシリア増派に「不十分」「危険」と支持・反対両派から批判
◆出口の見えない情勢 オバマ米大統領は4月25日、シリアでの過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いで後方支援を強化するため、最大250人の米兵を増派すると発表した。このところ、イラクでのISの劣勢が伝えられ、これを機…


国家維持のため軍隊は不可欠
憲法改正 ここが焦点(6) 日本大学名誉教授 小林宏晨氏(下) 憲法と現実との乖離(かいり)を埋める改正が必要ではないか。 憲法改正の必要性は私もずっと前から認めてきた。 憲法を改正、改定するやり方は三つある。一つは…

下重暁子VS金美齢 すべての家族断罪する独善
「病」とするより良い方向目指す NHKの人気アナウンサーだった下重暁子の「家族という病」が60万部を突破するベストセラーになったが、最近、書店をのぞいたら、「家族という病2」が積んであった。その少し前には、評論家の金美…

TBSVS「視聴者の会」 「朝日」も加わるも劣勢の局
放送法「違反」に具体的反論せず 保守系の月刊誌「WiLL」の花田紀凱編集長をはじめとした編集部がそれまでのワック出版からそっくり飛鳥新社に移籍して創刊した「Hanada」を手にして驚いた。赤を基調にした表紙のデザインが…

対北朝鮮安保理制裁 核放棄するまで続けよ
服従するか政権崩壊か 北朝鮮は、国連安保理が3月2日採択した史上最強の制裁決議で事実上の全方位的封鎖状態に陥り、金正恩(キムジョンウン)第1書記は権力を引き継いで以来、最大の危機に直面している。 北朝鮮の4回目の核実…


性転換者トイレ使用制限などの撤回求め 米企業の事業撤退圧力相次ぐ
同性愛禁止の国には積極的進出 「二重基準」「偽善」との批判も トランスジェンダー(性転換者)などの性的少数者(LGBT)らが出生時の性別とは違うトイレを使用しないよう定めた米南部ノースカロライナ州の法律などに対し、大手…


教育でWGIPの影響脱却を
憲法改正 ここが焦点(5) 日本大学名誉教授 小林宏晨氏(上) 今、憲法改正するとしたら焦点はどこになるか。 憲法改正の目的として四つばかりある。 一つは安全保障。普通の国家並みの安全保障を共有できるための改正だ。も…

学ぶ機会を偏見で奪う大学<English付>
エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 講演に招き中止は異常 トモダチ作戦など語らせず もし私が「大学は学ぶことを妨げる場所だ」と主張すれば、誰もが頭がおかしいと思うであろう。総合大学、単科大学…


不毛の9条論議やめ2項を正せ
憲法改正 ここが焦点(4) 第3代統合幕僚長 折木良一氏(下) 安保法制も憲法のギリギリのところに位置するので、現場としては判断に悩む状況が生じる可能性がある。やはり憲法改正は必要か。 憲法第9条2項の解釈について学者…
