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オバマ氏の小規模派兵は「イスラム国」の脅威にならない Obama’s limited troop deployments pose no threat to Islamic State in Raqqa
数百人の特殊部隊をシリアに派遣するオバマ大統領の決定は適切な措置だが、小規模であり、「イスラム国」との直接的な戦闘に大規模な地上軍を送ることに反対するオバマ氏の方針を反映したものだ。軍事アナリストらが指摘した。 地上…

オスプレイの熊本救援活用反対は「日米協力自体反対」と見抜く産経
◆本音はイデオロギー 「坊主憎けりゃ袈裟(けさ)まで憎い」という故事ことわざを思い起こした。 熊本地震の救援活動を支援して在日米軍海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが、国道の崩落で孤立した熊本県南阿蘇村に食糧…

日本の報道の自由度ランク、なぜそんなに低い?
世界で72位。国際NGO「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)が先日発表した、2016年版「報道の自由度ランキング」での日本の順位だ。アジアでも、台湾、モンゴル、香港、韓国より下というのである。 私も、日本の報道の自…


緊急事態条項、大震災に必須
憲法改正 ここが焦点(3) 第3代統合幕僚長 折木良一氏(上) 自衛隊は東日本大震災に続き熊本の救援活動でも極めて大きな役割を果たしている。東日本大震災で浮かんだ課題は何か。 未曽有の大震災に対し国の体制を整えるのに時…


「18歳選挙権」受け高校生らが政策提言 那覇青年会議所が主催
まちづくりに若者の知恵拝借 那覇青年会議所はこのほど、「那覇市みらい会議―若者の政治参加がまちを変える」と題する会議を開催。高校生と大学生が、子供の貧困やまちづくりのビジョンなどについて提言した。今年、投票年齢が18歳…

オバマは何を待っているのか What is Obama waiting for?
54歳で、そして、間もなく失業する(もっとも、素晴らしい年金と旅行特典のごちそう付きだが)バラク・オバマが、前途に政治の世界でまだ何かあると信じるのも無理からぬことである。連邦議会は辞めた大統領には関心はない――するこ…

米国の命運は大統領選次第
【ワシントン】誰にでもそれぞれの季節感というものがある。私の場合は、4月の初め、朝になるとすぐにワシントン・ポスト紙の1面を飛ばして、スポーツ面に行くようになると春を感じる。野球のボックススコアを楽しんでから、観念した…

世界の軍事技術移転の潮流
元統幕議長 杉山 蕃 コピーで改造は困難に 「共同」「ライセンス」が堅実 今年の米韓共同軍事演習は、例年になく激しいやり取りがあったが間もなく終了する。米韓側は、新たな共同作戦計画5015に基づき、一旦発動されたら北朝…


平和国家構築への必須条件
憲法改正 ここが焦点(2) 静岡県立大特任教授 小川和久氏(下) 護憲派は、日本がずっと戦争することなく平和国家でいられたのは現行憲法のおかげだというが。 そんなことはない。日米同盟を選択した結果だ。戦後、米国の同盟国…

軍を左へ誘導するオバマ大統領 President Obama marches armed forces leftward
オバマ大統領は、リベラル派が戦っている一つの戦場で最大の勝利を上げた最高司令官の一人だ。 オバマ氏は残り少ない任期で、レガシー(遺産)として、かつてないほど差別のない軍隊を実現しようとしている。軍の幹部らもこれを堂々…

米軍熊本被災地支援に誤報に基づく反オスプレイ報道する朝日など
◆嘆く元海兵隊関係者 「はあー、情けない、情けない。政治的な主張と、災害対応は分けて考えるべきです。少なくとも今くらいは、意味のない議論はやめなさいと言いたいです」 こんな嘆息を漏らすのは東日本大震災で米軍「トモダチ…


対インド外交、新幹線と原発で関係深化を
大阪国際大学名誉教授 岡本幸治氏に聞く 昨年12月、安倍首相とモディ首相との会談で、インド西部のムンバイとアーメダバードを結ぶ505㌔の高速鉄道建設に日本の新幹線の採用が決まり、原子力発電に関しても核兵器に転用しないこ…


息巻くネオナチの“亡霊”、スロバキア総選挙で極右政党躍進
スロバキアでネオナチ政党が3月実施された総選挙で議席を獲得した。欧州連合(EU)の加盟国スロバキアは今年下半期の議長国だ。難民・移民の受け入れを拒否するスロバキアが議長国に就任することで、EUの難民政策が一層難しくなる…

人命より理念優先?
4月14日に熊本で震度7の地震が発生。16日にはそれを上回るマグニチュード7・3、震度7の地震が熊本を襲った。その後も余震が続いている。 熊本では阿蘇山の噴火による被害や、梅雨の時期の長雨、台風による河川の氾濫や土砂…

米貧困層に潰されるかTPP
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 大統領選左右する不満 変化した自由貿易への世論 本年2月環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の基本合意が締結されると、日本ではすぐにでも正式に発足するかのよ…


「前文」に反する9条は憲法違反
憲法改正 ここが焦点(1) 静岡県立大特任教授 小川和久氏(上) 今年、日本国憲法は連合国軍占領下の公布から満70年を迎える。既に公布当時とは劇的に変化した内外情勢と憲法条文との乖離(かいり)が多くの弊害を生んでおり、…


高校教科書検定、沖縄の記述でまたも波紋
「基地依存」に2大紙など反発 2017年度から高校で使われる教科書の検定結果がこのほど公表された。沖縄に関する記述では、米軍基地に対する経済依存がクローズアップされ、県内では反発の声が上がっている。一方、沖縄戦における…


比大統領選、ドゥテルテ氏が首位維持
5月9日のフィリピン大統領選挙まであと2週間となり、大統領候補たちの動向や支持率に注目が集まっている。世論調査ではミンダナオ島ダバオ市の市長であるロドリゴ・ドゥテルテ氏が順調に支持率を上げているが、不謹慎な発言が相次ぎ…

仏教を利用する中国共産党
桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ 宗教無視できない現実 チベットの活仏制度に介入 1848年の共産党宣言以来、宗教はアヘンであるという前提の思想が世界中に広がり、宗教が政治の場から排除される傾向が続いた。日本でも…

精子提供で出産するレズビアンの倫理無視に「NO!」と言わない日経
◆現状容認に傾く論調 同性カップルを「結婚に相当する関係」と認めて証明書を発行する、東京都渋谷区のパートナーシップ条例を施行してから4月で1年になる。これに合わせて、過去1カ月間は、いわゆる「LGBT」(性的少数者)に…

国防総省、極超音速ミサイルにレーザー兵器で対抗 Pentagon to counter hypersonic missiles with lasers
米国は、中国とロシアの極超音速兵器にレーザー光で対抗しようとしている。国防総省ミサイル防衛局の局長が先週明らかにした。 しかし、ジェームズ・シリング局長(海軍中将)は下院軍事委員会戦略軍小委員会で、予算不足で極超音速…


共産党に破防法答弁書 暴力革命闘争に頬被り
警官殺害など流血は史実 日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」3月23日付に、「日本共産党と『破壊活動防止法』に関する質問主意書」(鈴木貴子衆院議員提出)への政府答弁書(3月22日閣議決定)に対する反論が載った。 山下芳…

アップル・FBI論争 官民に課題残すテロ対策
脆弱性に対峙する米国 米国で昨年末に発生したテロ事件の犯人の1人が持っていたiPhone(アイフォーン)のデータにアクセスできるよう、米連邦捜査局(FBI)がロック解除を求めるという事態が物議を醸している。アップル(A…
