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オバマ氏のシリア増派に「不十分」「危険」と支持・反対両派から批判

◆出口の見えない情勢  オバマ米大統領は4月25日、シリアでの過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いで後方支援を強化するため、最大250人の米兵を増派すると発表した。このところ、イラクでのISの劣勢が伝えられ、これを機…

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国家維持のため軍隊は不可欠

憲法改正 ここが焦点(6) 日本大学名誉教授 小林宏晨氏(下) 憲法と現実との乖離(かいり)を埋める改正が必要ではないか。  憲法改正の必要性は私もずっと前から認めてきた。  憲法を改正、改定するやり方は三つある。一つは…

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下重暁子VS金美齢 すべての家族断罪する独善

「病」とするより良い方向目指す  NHKの人気アナウンサーだった下重暁子の「家族という病」が60万部を突破するベストセラーになったが、最近、書店をのぞいたら、「家族という病2」が積んであった。その少し前には、評論家の金美…

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TBSVS「視聴者の会」 「朝日」も加わるも劣勢の局

放送法「違反」に具体的反論せず  保守系の月刊誌「WiLL」の花田紀凱編集長をはじめとした編集部がそれまでのワック出版からそっくり飛鳥新社に移籍して創刊した「Hanada」を手にして驚いた。赤を基調にした表紙のデザインが…

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対北朝鮮安保理制裁 核放棄するまで続けよ

服従するか政権崩壊か  北朝鮮は、国連安保理が3月2日採択した史上最強の制裁決議で事実上の全方位的封鎖状態に陥り、金正恩(キムジョンウン)第1書記は権力を引き継いで以来、最大の危機に直面している。  北朝鮮の4回目の核実…

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性転換者トイレ使用制限などの撤回求め 米企業の事業撤退圧力相次ぐ

同性愛禁止の国には積極的進出 「二重基準」「偽善」との批判も  トランスジェンダー(性転換者)などの性的少数者(LGBT)らが出生時の性別とは違うトイレを使用しないよう定めた米南部ノースカロライナ州の法律などに対し、大手…

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教育でWGIPの影響脱却を

憲法改正 ここが焦点(5) 日本大学名誉教授 小林宏晨氏(上) 今、憲法改正するとしたら焦点はどこになるか。  憲法改正の目的として四つばかりある。  一つは安全保障。普通の国家並みの安全保障を共有できるための改正だ。も…

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学ぶ機会を偏見で奪う大学<English付>

エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 講演に招き中止は異常 トモダチ作戦など語らせず  もし私が「大学は学ぶことを妨げる場所だ」と主張すれば、誰もが頭がおかしいと思うであろう。総合大学、単科大学…

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不毛の9条論議やめ2項を正せ

憲法改正 ここが焦点(4) 第3代統合幕僚長 折木良一氏(下) 安保法制も憲法のギリギリのところに位置するので、現場としては判断に悩む状況が生じる可能性がある。やはり憲法改正は必要か。  憲法第9条2項の解釈について学者…

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オバマ氏の小規模派兵は「イスラム国」の脅威にならない Obama’s limited troop deployments pose no threat to Islamic State in Raqqa

 数百人の特殊部隊をシリアに派遣するオバマ大統領の決定は適切な措置だが、小規模であり、「イスラム国」との直接的な戦闘に大規模な地上軍を送ることに反対するオバマ氏の方針を反映したものだ。軍事アナリストらが指摘した。  地上…

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オスプレイの熊本救援活用反対は「日米協力自体反対」と見抜く産経

◆本音はイデオロギー  「坊主憎けりゃ袈裟(けさ)まで憎い」という故事ことわざを思い起こした。  熊本地震の救援活動を支援して在日米軍海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが、国道の崩落で孤立した熊本県南阿蘇村に食糧…

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日本の報道の自由度ランク、なぜそんなに低い?

 世界で72位。国際NGO「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)が先日発表した、2016年版「報道の自由度ランキング」での日本の順位だ。アジアでも、台湾、モンゴル、香港、韓国より下というのである。  私も、日本の報道の自…

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緊急事態条項、大震災に必須

憲法改正 ここが焦点(3) 第3代統合幕僚長 折木良一氏(上) 自衛隊は東日本大震災に続き熊本の救援活動でも極めて大きな役割を果たしている。東日本大震災で浮かんだ課題は何か。  未曽有の大震災に対し国の体制を整えるのに時…

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まちづくりに若者の知恵拝借、高校生らが政策提言

「18歳選挙権」受け高校生らが政策提言 那覇青年会議所が主催

まちづくりに若者の知恵拝借  那覇青年会議所はこのほど、「那覇市みらい会議―若者の政治参加がまちを変える」と題する会議を開催。高校生と大学生が、子供の貧困やまちづくりのビジョンなどについて提言した。今年、投票年齢が18歳…

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オバマは何を待っているのか What is Obama waiting for?

 54歳で、そして、間もなく失業する(もっとも、素晴らしい年金と旅行特典のごちそう付きだが)バラク・オバマが、前途に政治の世界でまだ何かあると信じるのも無理からぬことである。連邦議会は辞めた大統領には関心はない――するこ…

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米国の命運は大統領選次第

 【ワシントン】誰にでもそれぞれの季節感というものがある。私の場合は、4月の初め、朝になるとすぐにワシントン・ポスト紙の1面を飛ばして、スポーツ面に行くようになると春を感じる。野球のボックススコアを楽しんでから、観念した…

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世界の軍事技術移転の潮流

元統幕議長 杉山 蕃 コピーで改造は困難に 「共同」「ライセンス」が堅実  今年の米韓共同軍事演習は、例年になく激しいやり取りがあったが間もなく終了する。米韓側は、新たな共同作戦計画5015に基づき、一旦発動されたら北朝…

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平和国家構築への必須条件

憲法改正 ここが焦点(2) 静岡県立大特任教授 小川和久氏(下) 護憲派は、日本がずっと戦争することなく平和国家でいられたのは現行憲法のおかげだというが。  そんなことはない。日米同盟を選択した結果だ。戦後、米国の同盟国…

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軍を左へ誘導するオバマ大統領 President Obama marches armed forces leftward

 オバマ大統領は、リベラル派が戦っている一つの戦場で最大の勝利を上げた最高司令官の一人だ。  オバマ氏は残り少ない任期で、レガシー(遺産)として、かつてないほど差別のない軍隊を実現しようとしている。軍の幹部らもこれを堂々…

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米軍熊本被災地支援に誤報に基づく反オスプレイ報道する朝日など

◆嘆く元海兵隊関係者  「はあー、情けない、情けない。政治的な主張と、災害対応は分けて考えるべきです。少なくとも今くらいは、意味のない議論はやめなさいと言いたいです」  こんな嘆息を漏らすのは東日本大震災で米軍「トモダチ…

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対インド外交、新幹線と原発で関係深化を

大阪国際大学名誉教授 岡本幸治氏に聞く  昨年12月、安倍首相とモディ首相との会談で、インド西部のムンバイとアーメダバードを結ぶ505㌔の高速鉄道建設に日本の新幹線の採用が決まり、原子力発電に関しても核兵器に転用しないこ…

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息巻くネオナチの“亡霊”、スロバキア総選挙で極右政党躍進

 スロバキアでネオナチ政党が3月実施された総選挙で議席を獲得した。欧州連合(EU)の加盟国スロバキアは今年下半期の議長国だ。難民・移民の受け入れを拒否するスロバキアが議長国に就任することで、EUの難民政策が一層難しくなる…

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人命より理念優先?

 4月14日に熊本で震度7の地震が発生。16日にはそれを上回るマグニチュード7・3、震度7の地震が熊本を襲った。その後も余震が続いている。  熊本では阿蘇山の噴火による被害や、梅雨の時期の長雨、台風による河川の氾濫や土砂…

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