ポルノは健康脅かす「公衆衛生危機」


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ユタ州が全米初の決議採択

 米西部ユタ州は先月、インターネット上に溢(あふ)れるポルノを精神的、肉体的に深刻な健康被害をもたらす「公衆衛生上の危機」と見なす決議を全米で初めて採択した。決議に法的拘束力はないが、これをきっかけに、ポルノには薬物と同じような中毒性があり、脳の発達や男性の性的機能に悪影響を及ぼすといった健康面での有害性が認知され、議論や対策が進むことが期待されている。(ワシントン・早川俊行)

 ユタ州の決議が画期的なのは、ポルノの有害性を単なる道徳的理由ではなく、公衆衛生の視点から取り上げたことだ。


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