イラクなどで大規模自爆テロ頻発
編集局 2016/6/02 写真|中東・北アフリカ [会員向け]
イスラム各派が主導権争い
自爆テロによる大量殺戮がこのところ急増してきた。主要な理由は、勢力後退傾向がみられる過激派組織「イスラム国」(IS)による“焦燥感”とみられている。そもそも、全世界を舞台にした異常な暴力の嵐は、イスラム各派による世界制覇の主導権争いとの見方もある。最近、国際テロ組織アルカイダの前最高指導者ウサマ・ビンラディンの息子が名乗りを上げた。過激派組織の合従連衡の動きも見られる中、解決の鍵は一体どこにあるのか。(カイロ・鈴木眞吉)
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