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南シナ海問題、中国の主張認めず 初の司法判断・仲裁裁判所
国際社会圧力の根拠明確に 今回の常設仲裁裁判所の判決は当然のもので、中国が無法国家であることが国際的に明白になった。今後、南シナ海における軍事的拡張を続けようとする中国に対して、国際社会からの強い圧力の明確な根拠となろ…


沖縄県議会で「不法就労」と召還を求める声
平安山ワシントン事務所長の就労ビザなし勤務 沖縄県が米国ワシントンに設置している事務所の平安山(へんざん)英雄所長が就労可能な査証(ビザ)なしで勤務していることがこのほど、県議会の答弁で明らかになった。自民党会派は、「…

米国に再び落第点 Failing America again
(裁判の遅延は裁判の拒否に等しいと言われるが)、引き延ばされた裁判がまたしても拒否された。ワシントンの強い権力を持つエリートらは、米国市民の安全を彼らの第一優先事項とするよりもむしろ、不法移民を甘やかす方により満足を感…

都知事辞職騒動は教養破壊
NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 日本人の心を忘れるな 本質見失うテレビと舛添氏 今月の東京都知事選挙の引き金となった、4月以来、あらゆるメディアが連日連夜、激しく騒ぎ立てていた舛添要一前都…


憲法改正は熟柿作戦、カギは民進
安倍政権 新たな挑戦(上) 「民進党は安倍政権の間は憲法改正をしないと岡田(克也)代表は言っておられるが、それは建設的な対応とはいえない」 参院選のすべての議席が確定した11日、自民党本部での会見で、安倍晋三首相(党…

「改憲3分の2」阻止で野党支援キャンペーン張った朝日社説の完敗
◆統一候補擁立を称賛 今回の参院選の注目数字は61、57、78、74。毎日9日付にそんな分析記事が載っている。何の数字かというと、獲得議席数のことだ。 61は与党が改選過半数を獲得する数で、安倍晋三首相が「信を問う」…


神より出でて神に帰る
簡略化する葬儀と神葬祭 八幡神社宮司 畑中一彦氏に聞く 近年、家族葬や直葬など葬儀の簡略化が進んでいる。そこで注目されているのが、日本古来の神道にのっとって行われる葬儀。東京都神社庁の教学委員会委員として『神道の葬儀』…


情愛ほとばしる「親子の手紙」、夏休みの課題などに活用
「親子の架け橋一筆啓上」が石川県の小中学校で19年目 石川県が親と子のコミュニケーションを計るために取り組んでいる「親子の架け橋一筆啓上 親子の手紙」(主催・心の教育推進協議会)が、今年で19年目を迎えた。日頃、なかな…

「心身一如」養生法で健康に
メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 七つの摂生で養う「氣」 「氣」の不調から生ずる疾患 古くより、“心が病むと体が痛み、体が病むと心が痛む”というように「心と体の相互作用」についてよく知られている。例えば、旧約聖書…

ユダヤ人共和党員にトランプ氏拒否の「道徳的義務」-活動家 Jewish Republicans ‘morally obligated’ to reject Trump over anti-semitism, activists say
活動家らが、共和党大統領候補指名が確実なドナルド・トランプ氏支持を取り下げるよう共和党ユダヤ連合(RJC)に求めている。トランプ氏は、クリーブランドで今月、候補者指名を確実に受けられるよう準備を進めている。 社会的公…

ダッカ・テロ事件を受け「コーラン」一節の暗誦を安易に勧める新潮
◆日本人狙われた衝撃 日本人7人を含む20人が犠牲となったダッカ・テロ事件。なぜ日本人が狙われ、殺されたのか、いまだに犯行の動機がはっきりしていない。「イスラム国」(IS)の「バングラデシュ支部」を名乗る組織が実行犯の…

北朝鮮のミサイル開発戦略、 「観測衛星」を騙り登録
慶應義塾大学教授 青木 節子 国連制裁下に宇宙条約加盟 本年2月24日、北朝鮮は、救助返還協定(1968年)、損害責任条約(1972年)という二つの国連宇宙条約に加入することにより、米欧日中印等主要な宇宙活動国すべてが…

ダッカ・テロで不公正の解消など若者過激化阻止への方策欠く現地紙
◆過激化の原因触れず バングラデシュで日本人7人を含む20人が殺害される大規模テロが発生、衝撃を呼んだ。地元紙は、「イスラム国」(IS)の国内の存在を認めず、野党勢力への締め付けを強めてきたハシナ政権を非難する声が強い…

欧州、中東、北米、アジアで拡大するイスラム国 Islamic State expands in Europe, Mideast, North Africa, Asia
国務省の安全保障に関する報告によると、「イスラム国」(IS)が、テロ組織から支配領域を持つ統治機関に変わってから2年、欧州、中東、北アフリカ、アジアの7つの地域へと新たにその領域を拡大しようとしている。 海外安全対策…


米研究結果、同性愛家庭で育てられた子供に精神的悪影響
成人期のうつ症状2.6倍 米国で発表された最新の研究結果で、同性愛者のカップルに育てられた人は一般の男女の親に育てられた人に比べ、大人になってうつ症状が見られる割合が2・6倍も高いことが分かった。昨年6月の連邦最高裁判…


英EU離脱と扇動家、沖縄独立派学者が注目
《 沖 縄 時 評 》 無責任な言動で民意左右 6月23日、英国でEUから離脱するか残留するかを問う国民投票が実施され、離脱派が勝利した。 今回の国民投票は2015年のキャメロン首相の公約に基づくもので、今年2月、実…

スポーツと集中力 リラックスで優勢な脳波
パフォーマンス高める リオデジャネイロ・オリンピック、同・パラリンピックの代表選手選考が進行中であった6月25日の日本陸上競技選手権大会の100㍍決勝は雨の中で行われた。悪天候に日本人初の9秒台への期待はしぼみ、桐生選…

漁業権で衰退する日本漁業
東京財団上席研究員 小松 正之 漁業者より漁協維持に 旧慣の法制化が改革の妨げ 改革進む農業、旧態依然の漁業 7月10日の参議院選挙の争点に農業や漁業の改革が全く登場しない。農漁業は食料生産と地方の創生の重要な産業で…

テロとの戦い/情報機関設置など態勢づくりの必要説く産経と小紙
◆各紙とも厳しい非難 朝日「断じて許すことのできない卑劣な凶行である」(4日)。毎日「もはや日本人がどこでテロに巻き込まれてもおかしくない」(5日)、「卑劣極まりない犯行と言うしかない」(3日)、「罪もない人々を無差別…

ジョージ・ソロスとうそ涙 George Soros and his crocodile tears
ほかのすべての国際金融の既成勢力(エスタブリッシュメント)と同様、ジョージ・ソロスも、自分の国や、それがどのように統治されるべきかについて、言いたいことを言おうと主張する英国の有権者の度胸にはひどく驚いている。ソロス氏…

欧州統合の高邁な理想に亀裂
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 主権の尊重選んだ英国 国内に分離・独立の動きも 【ワシントン】傲慢(ごうまん)で尊大、相も変わらず合理性を欠き、無責任なブリュッセルの欧州連合(EU)官僚らを見れば、英国がE…

決行された断食月のISテロ
東京国際大学名誉教授 渥美 堅持 米仏土等、邦人も犠牲 支配地域減少で“聖戦”促す イスラーム世界は6月6日の新月から7月7日の新月までの30日間、イスラーム歴9月のラマダン月(断食月)に入っていた。断食月は平和に過ご…

米国人であることに「非常に強い誇り」わずか52%-調査 New low: Gallup poll says only 52% are ‘extremely proud’ to be Americans
最新のギャラップ調査によると、米国人であることに「非常に強い誇りを持っている」のは成人のわずか52%だった。16年間の調査で最低を記録した。 独立記念日を祝う準備が進められている中、ギャラップは、愛国心が低下している…
