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米研究結果、同性愛家庭で育てられた子供に精神的悪影響
成人期のうつ症状2.6倍 米国で発表された最新の研究結果で、同性愛者のカップルに育てられた人は一般の男女の親に育てられた人に比べ、大人になってうつ症状が見られる割合が2・6倍も高いことが分かった。昨年6月の連邦最高裁判…


英EU離脱と扇動家、沖縄独立派学者が注目
《 沖 縄 時 評 》 無責任な言動で民意左右 6月23日、英国でEUから離脱するか残留するかを問う国民投票が実施され、離脱派が勝利した。 今回の国民投票は2015年のキャメロン首相の公約に基づくもので、今年2月、実…

スポーツと集中力 リラックスで優勢な脳波
パフォーマンス高める リオデジャネイロ・オリンピック、同・パラリンピックの代表選手選考が進行中であった6月25日の日本陸上競技選手権大会の100㍍決勝は雨の中で行われた。悪天候に日本人初の9秒台への期待はしぼみ、桐生選…

漁業権で衰退する日本漁業
東京財団上席研究員 小松 正之 漁業者より漁協維持に 旧慣の法制化が改革の妨げ 改革進む農業、旧態依然の漁業 7月10日の参議院選挙の争点に農業や漁業の改革が全く登場しない。農漁業は食料生産と地方の創生の重要な産業で…

テロとの戦い/情報機関設置など態勢づくりの必要説く産経と小紙
◆各紙とも厳しい非難 朝日「断じて許すことのできない卑劣な凶行である」(4日)。毎日「もはや日本人がどこでテロに巻き込まれてもおかしくない」(5日)、「卑劣極まりない犯行と言うしかない」(3日)、「罪もない人々を無差別…

ジョージ・ソロスとうそ涙 George Soros and his crocodile tears
ほかのすべての国際金融の既成勢力(エスタブリッシュメント)と同様、ジョージ・ソロスも、自分の国や、それがどのように統治されるべきかについて、言いたいことを言おうと主張する英国の有権者の度胸にはひどく驚いている。ソロス氏…

欧州統合の高邁な理想に亀裂
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 主権の尊重選んだ英国 国内に分離・独立の動きも 【ワシントン】傲慢(ごうまん)で尊大、相も変わらず合理性を欠き、無責任なブリュッセルの欧州連合(EU)官僚らを見れば、英国がE…

決行された断食月のISテロ
東京国際大学名誉教授 渥美 堅持 米仏土等、邦人も犠牲 支配地域減少で“聖戦”促す イスラーム世界は6月6日の新月から7月7日の新月までの30日間、イスラーム歴9月のラマダン月(断食月)に入っていた。断食月は平和に過ご…

米国人であることに「非常に強い誇り」わずか52%-調査 New low: Gallup poll says only 52% are ‘extremely proud’ to be Americans
最新のギャラップ調査によると、米国人であることに「非常に強い誇りを持っている」のは成人のわずか52%だった。16年間の調査で最低を記録した。 独立記念日を祝う準備が進められている中、ギャラップは、愛国心が低下している…

朝毎「改憲勢力2/3」の参院選序盤情勢報道は与党に不利な可能性
◆「大勝」何度も外れる 参院選も終盤に入り、各紙の「情勢報道」も熱を帯びてきた。6月24日付で報じた「序盤情勢」では申し合わせたかのように「改憲勢力2/3うかがう 自民、単独過半数の勢い」(毎日)と与党優位を報じた。 …


金正恩氏、国務委新設で党軍政掌握か
金正恩氏、国防委員会を拡大改編 北朝鮮で6月29日、最高人民会議が開催され、これまで最高指導機関とされてきた国防委員会が拡大改編され「国務委員会」が新設された。最高指導者の金正恩党委員長は今後、この国務委を中心に全権を…


原型史観で見る韓日文化の比較
和解に必要な一期一会の精神 漢陽大学名誉教授 金 容雲氏 駐札幌大韓民国総領事館が開館して今年で50周年を迎える。同館開設の目的は在日韓国人や北海道を訪れる韓国人の保護の他に、政治や経済など幅広い分野での北海道と韓国の…

沖縄ナショナリズムの陥穽
沖縄大学教授 宮城 能彦 「辺野古」一色つまらない 争点の数々が沈んだ県議選 6月初旬に行われた沖縄県議会議員選挙はつまらない選挙だった。 私はその選挙が終わって3週間後、参議院選挙が公示された後にこれを書いているが…

防衛大出身者の絆
毎年7月1日は自衛隊幹部の定期異動の日だ。幹部自衛官は平均1年~3年程度で異動する。幹部自衛官は異動を重ねることで、さまざまな経験を積んでいく。途中、自衛隊の各種教育機関にも入校する。私がいた陸上自衛隊では、幹部初級課…


新風運んだ馬も「今は昔」
中国新疆からカザフへバスの旅 中国の新疆自治区ホルゴスから国境を越え、カザフスタン一の商都アルマトイに向かうバスに乗った。4千メートル級の峰々が連なる天山山脈は、中央アジアと中国を隔て夏でも万年雪と氷河をたたえている。…


来年度から使用の高校家庭科、「LGBT」初めて登場
伝統的家族観の否定度強める 今年春に検定結果が公表された新しい高校教科書は、来年度から使用される。その採択作業が8月までの決定に向け進む。領土教育の充実を求めた国の指針を受け、尖閣諸島や竹島などに関する記述量が増えて、…

社会保障の将来的全体像の必要を指摘すべきアエラ「子供の貧困」特集
◆「選挙用」は決め付け アエラ7月4日号で、「すぐ隣にある『子どもの貧困』」と題して特集し、ジャーナリストの池上彰とNPO法人「Living in Peace」理事長、慎泰俊が対談している。今、問題となっている子供の貧…

憲法24条改正で家族条項を
弁護士 秋山 昭八 人口減少の事態に対処 保護規定がある諸国の憲法 総務省が5月4日発表した15歳未満の子供の推計人口(4月1日現在)は、前年より15万人少ない1605万人で、1982年から35年連続の減少となった。比…

軽視できぬ北核・ミサイル戦力
先月22日、北朝鮮は新型の中距離弾道ミサイル「ムスダン」6発目の発射に成功した。 北朝鮮が保有する弾道ミサイルは、まず射程300~500㌔の「スカッド」型が約600基で、これらはソウルまで3分、釜山まで5分で着弾する…

「人を殺すための予算」で共産党の更迭茶番劇を起こしたNHK討論
◆主張変えない藤野氏 英国の欧州連合(EU)離脱決定に先週日曜(6月26日)の報道番組は賑(にぎ)わった。参院選の経済政策のテーマにも急浮上し、そのテレビ討論をめぐって前代未聞の展開があった。共産党の政策責任者、藤野保…

トルコ、空港テロ受けイスラム国攻撃に本腰か Airport attack gives Turkey incentive to battle Islamic State
トルコは長年、米国の支援の下で行われている「イスラム国」(IS)への軍事行動であいまいな態度を取ってきたが、今後は態度を変える可能性がある。 28日にイスタンブール最大の空港で起きた3件の自爆テロの実行犯は、捜査が進…


英EU離脱、背景に反難民感情
テロ拡大、イスラム化に警戒感 イスラム過激思想に感化されたテロが後を絶たない。米フロリダ州オーランドでの銃乱射事件では容疑者を含む50人が死亡、米史上最悪の銃撃事件となった。難民・移民に悩む欧米では、現地の文化になじも…

英国はEU離脱を望んだのか
平成国際大学教授 浅野 和生 国民の声は始終不安定 やり直しが難しい国民投票 「民の声は天の声というが、天の声にもたまには変な声がある」とは、1978年11月、自民党総裁予備選挙で大平正芳に敗北した福田赳夫首相の弁であ…
