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暴走続けるトランプ大統領
機能する米民主主義 アメリカ保守論壇 チャールズ・クラウトハマー 将来、歴史トリビアとして記憶に残ることになるだろう。アンソニー・スカラムチ報道部長が10日間で更迭され、世間を驚かせた。これは、トランプ政権という連続リ…

米新型空母就役に思う
元統幕議長 杉山 蕃 中国空母への対応怠るな 自衛隊ミサイルの射程延伸を 7月22日かねて艤装(ぎそう)作業中の米海軍空母ジェラルド・フォードが就役した旨報道された。これにより米海軍は空母打撃群11隻の体制となり、さら…

西欧科学の可能性と限界を見るNW日本版「癌治療レボリューション」
◆異分野学者が癌研究 週刊誌の今週の自然科学に関する話題では、ニューズウィーク日本版8月8日号の「癌治療レボリューション」特集の中の「宇宙研究者が挑む癌のミステリー」がダントツ面白かった。 がん治療の在り方に一石を投…

急接近する印・イスラエル
獨協大学教授 佐藤 唯行 「共通の恐怖」対策で連携 先端兵器・技術の大型取引も イスラエル建国を間近に控えた1947年、ユダヤ系物理学者アルバート・アインシュタインは初代インド首相ネルーに対し、ユダヤ人国家建国の暁には…

第3次改造内閣 一歩退き政局の鎮静化図る
第3次改造内閣 信頼回復へ始動(上) 第3次安倍第3次改造内閣が3日、発足した。急落した内閣支持率を挽回し政治への信頼を回復するため、安倍晋三首相は政権基盤を再構築し、安全保障や憲法改正などの重要諸懸案に本腰を入れて取…

米戦略軍司令官、核戦力近代化の遅れを懸念
核を搭載したミサイル、潜水艦、爆撃機を管理する米戦略軍のハイテン司令官は記者(ビル・ガーツ)との単独インタビューで、高まる中国、ロシア、北朝鮮の脅威を前に、老朽化した兵器の近代化が進んでいないことに懸念を表明した。また…


辺野古移設反対派の本音 全米軍基地の撤去が狙い
《 沖 縄 時 評 》 中国やISの侵略が可能に 米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する市民が、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で座り込んでから7月6日で丸3年を迎えたという。 ◆72年間戦争起こらず ゲー…

防衛大臣の統率力 求められる卓越した人格
惜しい岡部陸幕長辞任 「民信なくんば立たず」で、安倍内閣の支持が低下している。孔子が言ったように国民が信用しなくなれば国の政治は成り立たないのだ。このところの加計学園問題に加え、陸上自衛隊の南スーダンPKO派遣部隊の日…

大統領と国務長官、イラン核合意めぐり対立 Trump, Tillerson clash on nuclear deal noncompliance
トランプ政権の高官らの間で、トランプ大統領が、前任者オバマ大統領の下で交わされたイランとの核合意にイランが抵触したと宣言すべきかどうかをめぐって水面下で熱い議論が繰り広げられている。 トランプ氏は選挙戦中も、就任後も…


「懺悔の生活」から「祈りの経営」へ
西田天香とダスキン創業者・鈴木清一 燈影学園長 相 大二郎氏 資本主義の倫理が問われる時代に日本的経営が見直されている。神道・仏教・儒教が融合した宗教思想に基づき、人を育て、大切にしてきたのがその良質な部分。一燈園で西…

それでも不変トランプ支持者
アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 中心は白人クリスチャン 大統領に文化伝統の守護期待 トランプ米大統領に対する支持率は歴代最悪といわれるまでに下がった。国内政策は一向に進まず、海外では同盟国を脅…


米、42年ぶりの新型空母 ジェラルド・R・フォードが就役
最新技術で抑止力強化 米海軍の最新鋭原子力空母「ジェラルド・R・フォード」が先月22日、就役した。1975年以来、42年ぶりの新型で、空母は11隻態勢になった。 フォード級空母の最大の特長は、艦載機の発艦にリニアモー…

北のミサイル発射/中・露の事実上の国連決議破りを追及した産経
◆現実味を帯びる脅威 北朝鮮が先月4日に続いて28日深夜に、中国国境近くの舞坪里から発射した大陸間弾道ミサイル(ICBМ)について、米国や韓国の国防・研究機関などの分析・評価がまとまってきた。通常より高い高度のロフテッ…

キリスト教徒に仕掛けられる戦い The war against the Christians
キリスト教徒の迫害は世界の一部の地域、主に、中東、そして、南アジアと東南アジア全体で続いているが、西側諸国のメディアにおいてさえ、多くの注目を浴びることはまれである。西側諸国の多くの聖職者でさえ見て見ぬふりをしている。…

指導者殺害でテロは終わらない
国際テロ組織アルカイダのウサマ・ビンラディン殺害作戦に参加した特殊作戦軍のレイモンド・トマス司令官はコロラド州アスペンで行われた安全保障フォーラムで、指導者の死は大きな転機となったが、世界的なテロとの戦いは終わらなかっ…

とマクロン氏-150x150.jpg)
英のEU離脱で「シティー」争奪戦
英国の欧州連合(EU)離脱交渉が始まる中、離脱後を見据えた在ロンドン金融機関のEU域内への移動計画にEU加盟各国の熱い視線が向けられている。特にフランスは金融界出身のマクロン大統領が、経済効果だけでなく、失業対策にも有…

平和を守るために改憲を
軍事評論家 竹田 五郎 国防は憲法に制限されず 佐伯氏、朝日で9条の矛盾指摘 5月3日、朝日新聞朝刊は憲法施行70年を回顧し、「この歴史への自負を失うまい」と題し、次のような要旨の憲法改正反対の社説を掲載している。 …


地図をテーマに、日本地理学会が例会を開く
新学習指導要領の中で示されている「表現力」を小学校、中学校、高等学校での地理教育、特に「地図の表現力」をいかに育んでいくかをテーマに早稲田大学(早稲田キャンパス)において、日本地理学会の6月例会がこのほど行われた。(太…

前川氏の「嘘」に触れず読売の報道姿勢を批判した池上氏の朝日コラム
◆安倍政権つぶし狙い 加計学園の獣医学部新設問題をめぐる国会の第2回目の閉会中審査が行われた。前川喜平・前文部科学事務次官の「証言」から始まった加計問題だが、審査では大山鳴動してネズミ1匹どころか1匹も出てこなかった。…

トランプ氏、自身の恩赦模索
セッションズ氏を激しく非難 アメリカ保守論壇 チャールズ・クラウトハマー 透明性、汝の名はトランプ、ドナルド・トランプなり。衝動が、フィルターも、統治者も、編集者も経ることなく公的活動となる。ツイート、それが、トランプ…

現実乖離の共産党の主張
北朝鮮が7月28日深夜に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)が、日本の排他的経済水域(EEZ)に落下した。稲田朋美氏が防衛相を辞任した日であり、そして夜間ということで、日本政府は対応に追われた。 今まで一度も日本の…

劉暁波氏の犠牲無駄にするな
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 領土領海侵犯続ける中国 北のミサイルより深刻な問題 アジアの頭痛の種は北朝鮮であり、中国もそれに勝る問題である。北朝鮮のミサイル開発および実験に関しても中国の直接的間接的…


劉暁波氏死去は「謀殺」、「マフィア化」する習政権
インサイト2017 評論家 石平 今年7月13日、中国共産党政権に投獄されていたノーベル平和賞受賞者の劉暁波氏は末期肝臓がんのために死去したが、その前後から、政府当局ががん治療を意図的に遅らせて劉氏を「謀殺」したのでは…
