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映画「ハクソー・リッジ」を見て
沖縄大学教授 宮城 能彦 米軍の視点で沖縄戦描く 沖縄県民として複雑な思いに 去年の末ごろから、沖縄本島中部にある浦添城址(じょうし)に行くと、私服姿のアメリカ兵やその家族を見掛けるようになった。同じ沖縄本島でも、沖縄…


リオ五輪から1年、財政危機と治安悪化「負の遺産」に苦しむ
インフラ再利用進まず 南米初の夏季五輪開催から1年、「リオのカーニバル」など南半球有数の観光都市として知られるリオデジャネイロが、深刻な犯罪問題と財政危機、五輪インフラの負の遺産に苦しんでいる。(サンパウロ・綾村 悟)…

日本ファースト、二大政党制の行き詰まり打破から意義論じた小紙
◆同志を糾合する素地 「国会議員1人の政治団体の設立が、これほど注目されるのは異例だ。既成政党が国民の期待に応え切れていないことの裏返しと言えよう」(読売・社説10日付) 先の東京都議会選挙前に自民党を離党した若狭勝…


辺野古移設反対の翁長知事支える「県民大会」
参加実数は昨年より半減、埋め立て承認撤回は明言せず 米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する翁長雄志沖縄県知事を支える大規模な集会が12日、那覇市で開かれた。政府が4月に辺野古で護岸整備に着手してから初めての集…

また、分離独立運動か? Trying again with secession
最初はうまくいかなくても、分離独立するんだ。それはカリフォルニア州(以後、加州)からの最新のメッセージである。そこでは、アメリカ合衆国から分離するという思いが、目下、最高に盛り上がっているのだ。しかし、「アメリカを再び…

日本の漁場蹂躙する北朝鮮
宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 「大和堆」で違法な操業 人民軍が利権独占、イカ乱獲 岩波書店発行の『広辞苑』に、「蹂躙(じゅうりん)」とは「ふみにじること。ふみつけること。特に、暴威・暴力あるいは強大な勢いをもって、…

と前法王ベネディクト16世-150x150.jpg)
前法王批判が飛び出したバチカン
バチカン法王庁には2人のローマ法王がいる。フランシスコ現法王と前法王ベネディクト16世だ。両法王はこれまで大きな問題を起こすことなく共存してきたが、ここにきて前法王ベネディクト16世への批判の声が飛び出してきたのだ。ベ…


韓国に背向ける高位脱北者
特報17 北朝鮮の労働党や軍などでエリートコースを歩み、海外勤務時に韓国亡命を果たした高位脱北者たちは3万人を超える韓国定着脱北者の中でも厚遇されてきたが、社会に適応できなかったり、政府と対立して自ら韓国を離れ、難民の…


中国海軍、2030年までに500隻突破か
急速な軍備増強を進める中国が2030年までに500隻を超える海軍艦艇を保有するとの分析がある。米国も海軍艦艇を増やす方向だが、その目標は最大で355隻にとどまり、中国が「量」で優位に立つ可能性が高い。揺らぐアジア太平洋…

紙の橋に10円玉が60枚乗ったよ
これならできる!自由研究講座 都立多摩図書館で お盆が過ぎ、夏休みも残りわずかになってきた。宿題の残りや、自由研究を何にしようと、アレコレと悩む時期になった。そんな中、東京都国分寺市の都立多摩図書館で小学生対象の、これ…

北朝鮮問題を軽視し核禁止条約不参加への批判を煽る左派メディア
◆「質問の文言」が影響 安倍内閣の改造後の各紙世論調査の結果がほぼ出そろったようだ。 内閣支持率の高い順で見ると、共同44・4%(7月比+8・6)、読売42%(+6)、日経42%(+3)、時事36・6%(+6・7)、…

試練と挑戦の戦後金融経済
鈴木政経フォーラム代表 経済学博士 鈴木 淑夫 海外から4度のショック 「出口政策」が今後の課題に 戦後日本の金融経済は、現在に至るまで、海外からのショックに伴う試練と挑戦の連続である。改めて振り返ってみよう。 最初…


エジプト政府、ウイグル人留学生ら中国に強制送還
特報‘17 エジプト政府は先月3日から、イスラム教スンニ派の最高権威機関アズハルなどで学ぶウイグル人の留学生を拘束し、中国への強制送還を行っている。中国での過激派活動を計画していたという理由からだが、ウイグル人の力を抑…

自衛隊組織再考の潮時
南スーダンPKO(国連平和維持活動)部隊の日報問題の責任を取り、稲田朋美防衛相、黒江哲郎事務次官、岡部俊哉陸上幕僚長が辞任した。日報をめぐっては、初動から防衛省の対応に不手際があったことは、誰の目にも明らかである。 …

新閣僚のアラ探しに終始し「将来の総理候補」潰す文春・新潮
◆江崎氏に集中砲火へ 「第3次安倍第3次改造内閣」がスタートした。週刊誌は血眼になって“身体検査漏れ”を探し、大臣席に就くやいなや引きずり降ろすべく、手ぐすね引いていた。ところが、自ら“飛んで火に入る夏の虫”がいたのに…

日本新党ゆかりの小池都知事らの因縁で政界再編を囃した「新報道」
◆国政進出アナウンス 7月の東京都議選での自民党敗退から1カ月。安倍晋三首相は3日に内閣改造を行い、第3次安倍第3次改造内閣を発足させた一方、圧勝した都民ファーストの会を率いた小池百合子都知事が国政進出に動き出した。 …

蔓延する得体の知れぬ「空気」
NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 自由な発言を萎縮さす 「創造的思考」取り戻す必要 山本七平氏は『「空気」の研究』の中で「昭和期以前の人びとには、『その場の空気に左右される』ことを恥と考える…

ネガティブなメディア報道、支持低下に対抗するため、「真のニュース」サービスを開始したトランプ氏 Trump launches ‘real news’ service to fight negative media coverage, slipping support
世論調査でトランプ大統領の支持基盤と支持率の縮小が明らかになる中、トランプ陣営は大統領の前向きな報道を支持者に提供するため、週1回のニュースサービスを開始した。 7日に共和党全国委員会(RNC)の報道官に起用された保…

虎の尾を踏んだ北朝鮮
「誤判戦争」恐れる中国 最近、米朝の緊張は戦争前夜を迎えるような危険水位に向かっている。双方が面子を捨て切れない緊張が続く中、北朝鮮は虎の尾を踏んでしまったようである。 北朝鮮が核開発にこだわる第一の目的は親子孫3代…

“大韓民国崩壊”のシナリオ 外国人“脱出”始まり大混乱
実際の作戦計画を基に描く 韓国では「左派政権」が誕生し、保守勢力の瓦解(がかい)に乗じて左派による“保守潰(つぶ)し”が始まっている。朝鮮日報社が出す総合月刊誌「月刊朝鮮」(8月号)では「激動する韓半島」の特集を組んで…

「桂・タフト協定」の再現 安保不感症の文大統領
韓国抜きで事が進む可能性 相次ぐ北朝鮮のミサイル挑発をめぐって米国、中国が協調体制に入ったと韓国の専門家は分析している。そうした時に、韓国の「親北政権」はいわば自分の庭先で起こっている緊急事態に目を瞑(つぶ)り、対話路…

ロシアゲートで見る米露 板挟みになるトランプ氏
巧妙なトリックの関係 先日トランプ大統領は自身のツイッターで、ロシアが昨年の米大統領選に介入した疑惑、いわゆるロシアゲートに基づき、新たな経済制裁を課したことを受け、米露関係が歴史上危険な状態にあるとつぶやいた。米露関…

平等な扱い求める死刑囚ら Death row prisoners fight for equal treatment
フロリダ州の受刑者らが、州の死刑囚への待遇に関する指針へ反発を強め、他の囚人よりも長時間、独房に入れることは違憲だと主張している。 囚人への待遇の不平等を解消することを目指すこの運動は最近、起きたもので、死刑になるこ…
