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総選挙政局と共産党 狙われる宙に浮く労組票

希望の党に民進合流へ  衆院が解散し、総選挙が10月10日に公示され、同22日に投開票される。小池百合子東京都知事を党首とする保守系の新党・希望の党の出現で状況は激変。前原・民進党は事実上、希望の党への合流方針を決めたが…

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ロシアはサイバー空間で最大の脅威-米統参議長 Gen. Joe Dunford warns: Russia remains ‘the most significant threat in cyberspace’

 米統合参謀本部議長は26日、連邦議会での再指名公聴会で証言し、ロシアは「サイバー空間で最も重大な脅威」だと警告した。  米軍士官最高位のダンフォード議長(海兵隊大将)は上院軍事委員会で、ロシアはさまざまなサイバー攻撃を…

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海の守護神・海上保安巡視船 「正義仁愛」精神で治安守る

海上保安大学校名誉教授 日當博喜氏に聞く  日本政府が尖閣諸島を国有化して今月で5年が経過した。反発した中国は尖閣周辺海域での公船航行を常態化させ、緊張した日中関係が続いている。とりわけ海洋大国へ大きく舵を切った中国が、…

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サッカー・ブラジル代表、「ミネイロンの惨劇」から復活

 サッカー日本代表は11月にブラジル代表との親善試合が予定されている。ブラジル代表は前回のワールドカップ(W杯)での大敗ショックから立ち直り、南米予選をどこよりも早く勝ち抜いた。近年にない充実ぶりを見せるブラジル代表との…

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家庭内の子供の人権を守れ

弁護士 秋山 昭八 児相の虐待受理件数急増 危機に瀕する児童福祉施設  2000年5月、児童虐待防止法が与野党一致の議員立法として成立した。児童虐待の定義を明確に定め、虐待の禁止を法定して、国および地方公共団体に児童虐待…

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中国、北にミサイル移動車両を売却

 中国軍は、ミサイル移動用トラックを提供するなど、北朝鮮のミサイル開発を支援している。4月に平壌で行われた軍事パレードで公開された潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)北極星1号(KN11)を搭載していたトラックは中国製だっ…

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「北朝鮮情勢への言及」を隠しながら機関紙並みに政権批判する朝日

◆国難への対応に集約  「野党は『加計隠し』『解散の大義』などを問題にするが、国会で大変な時間を費やしたその問題を含め、安倍内閣の信任不信任は国民に委ねられた」(小紙27日付「上昇気流」)のである。  二院制をとる日本の…

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核保有容認は危険な考え

米ヘリテージ財団上級研究員 ブルース・クリングナー氏(下) あなたは6月にスウェーデンで行われた北朝鮮当局者との非公式会合に参加した。北朝鮮側は何を話したのか。  北朝鮮のメッセージは非常に明快だった。米国や同盟国が核の…

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米国統治時代の再評価を

米国統治時代の再評価を

偏狭な「地方主義」に陥る知事 ジャーナリスト 惠 隆之介氏に聞く  北朝鮮の核・ミサイルの脅威が地域の安全保障を脅かしている。こうした中、在沖米軍の撤退や沖縄の独立を支持する翁長雄志知事の言動が保守派の間で問題視されてい…

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トランプ三人組に拍手は早い Premature applause for the Trump trio

 政治的連携の目的は、ファンの忠誠心のように、勝つために同じチームに加わることである。ドナルド・トランプは、ドラムのようにたたかれっ放しでいることにうんざりしている有権者には、選ばれたら、彼らが、すぐに「うんざりするほど…

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マクロン労働改革、仏労組が激しく抵抗

 マクロン仏大統領が改革の目玉の一つと位置付ける労働法改正が、反対派のデモの頻発で強い抵抗に遭っている。就任以降、支持率が急降下するマクロン大統領は国民に不人気の緊縮財政や労働法改正、さらには権威主義的な意思決定で支持率…

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新たなIS生む混迷長期化

東京国際大学名誉教授 渥美 堅持 なお硝煙消えぬシリア 若者がイスラーム再認識も  今から約6年半前の2010年12月、チュニジアで起きた若いイスラーム教徒の焼死事件がきっかけとなって、後に“アラブの春”と言われる騒乱が…

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国語の授業力を高める現職教員セミナー

東京学芸大附属小金井小の成家教諭  東京都小金井市の東京学芸大学附属小金井小学校で「高めよう 国語授業力新学習指導要領を具現化するには」をテーマに現職教員研修セミナーが行われた。「大造じいさんとがん」(教育出版)を題材に…

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削って確かめよう アンモナイト

「ちゃれんが子どもクラブ」体験教室  今から6500万年以上も前に生息したアンモナイト。かつては北海道でも炭鉱周辺で相当数のアンモナイトの化石を見つけることができた。現在では各地の博物館や資料館で数多くのアンモナイトが展…

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基本政策の違い問わず共産党と歩調を合わせ野党共闘に執着する朝日

◆有権者の選択を軽視  安倍首相が解散総選挙に踏み切った。野党第1党の民進党は“エース”の不倫騒動と離党者の続出、「小池新党」は準備不足、しかも議員の任期は残すところ1年余り。北朝鮮危機が高まれば、解散の時期を逸しかねな…

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ちぐはぐな米の対北政策

米コラムニスト デービッド・イグナチウス 冷戦時の膠着を想起 枠にとらわれない発想を  トランプ政権は、北朝鮮政策をオン・オフ可能なスイッチのように話すことがよくある。  トランプ大統領は19日、自国と同盟国を守るために…

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9条加憲より2項削除を

哲学者 小林 道憲 空文化した「平和憲法」 信頼できる「公正と信義」なし  「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの…

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冷戦型の封じ込め政策を

どう見る北の脅威 米ヘリテージ財団上級研究員 ブルース・クリングナー氏(上) 北朝鮮の核・ミサイル開発はどの程度進んでいるとみるか。  北朝鮮のミサイルはすでに米国を攻撃する能力がある。少なくとも米本土の半分を射程に収め…

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官民でシェルター設置を

 前回に続いてシェルターの問題を取り上げたい。  NPO法人・日本核シェルター協会の調査によると、日本は人口当たりのシェルター普及率(全人口に対する収容可能な人数の割合)が0・02%しかなく、シェルターの整備は諸外国に比…

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なぜ今、解散総選挙なのか、時期と争点に疑義を唱える文春・新潮

◆争点とすべきは改憲  安倍晋三首相が国連総会から帰国し、本稿が掲載される頃には解散総選挙の日程が明らかになっていることだろう。野党や一部メディアは猛反発しているが、一気に選挙モードに突入する。  「大義なき解散」と野党…

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進まぬ英のEU離脱交渉

日本大学名誉教授 小林 宏晨 現実感覚喪失した英国 「協定無し」の危険性高まる  欧州連合(EU)離脱交渉に際して、英国がいまだに現実感覚を喪失しているのではないかと考えられ、EU側にフラストレーションが高まっている。離…

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核凍結で米朝ディールも

北暴走 揺れる韓国(4) 元青瓦台外交安保首席秘書官 千英宇氏に聞く 北朝鮮による6回目の核実験はどのような意味を持つか。  北朝鮮は核の弾頭化、小型化、爆発力などの面で成果を挙げ、これ以上の核実験は必要ない段階に差し掛…

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「イスラム国」がゲリラ戦術を採用 Islamic State adopts guerrilla warfare tactics

 過激派組織「イスラム国」(IS)の司令部は、米国主導の有志連合軍による正確な空爆作戦が、固まっていたISの戦力を系統的に分解していることを受け、戦術をゲリラ戦へと大きく転換するよう求めている。  退役した米陸軍歩兵部隊…

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