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なぜ今、解散総選挙なのか、時期と争点に疑義を唱える文春・新潮

◆争点とすべきは改憲  安倍晋三首相が国連総会から帰国し、本稿が掲載される頃には解散総選挙の日程が明らかになっていることだろう。野党や一部メディアは猛反発しているが、一気に選挙モードに突入する。  「大義なき解散」と野党…

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進まぬ英のEU離脱交渉

日本大学名誉教授 小林 宏晨 現実感覚喪失した英国 「協定無し」の危険性高まる  欧州連合(EU)離脱交渉に際して、英国がいまだに現実感覚を喪失しているのではないかと考えられ、EU側にフラストレーションが高まっている。離…

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核凍結で米朝ディールも

北暴走 揺れる韓国(4) 元青瓦台外交安保首席秘書官 千英宇氏に聞く 北朝鮮による6回目の核実験はどのような意味を持つか。  北朝鮮は核の弾頭化、小型化、爆発力などの面で成果を挙げ、これ以上の核実験は必要ない段階に差し掛…

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「イスラム国」がゲリラ戦術を採用 Islamic State adopts guerrilla warfare tactics

 過激派組織「イスラム国」(IS)の司令部は、米国主導の有志連合軍による正確な空爆作戦が、固まっていたISの戦力を系統的に分解していることを受け、戦術をゲリラ戦へと大きく転換するよう求めている。  退役した米陸軍歩兵部隊…

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サウジ「七男の台頭」、若い皇太子の急速な改革に警鐘鳴らす英紙

◆異例の皇太子の交代  サウジアラビアはムハンマド皇太子の下で、経済・社会改革を精力的に進めているが、自身の政策に否定的なイスラム聖職者を拘束するなど、反政府的な活動を弾圧、改革も順調とは言えず、中東の大国サウジの未来に…

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「一帯一路」構想、経済的世界支配目指す中国

 中国の習近平国家主席が提唱したアジア太平洋経済開発構想「一帯一路」に米国の国防総省、情報機関が強い関心を示している。  国防当局者が記者(ビル・ガーツ)に語ったところによると、計画を詳細に調査した結果、中国は経済的手段…

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北朝鮮「完全破壊」の衝撃

 9月19日、トランプ大統領は就任後初の国連総会の演説で北朝鮮を厳しく批判した。特に、金正恩がマレーシアのクアラルンプール空港で兄をVXガスで殺害したことと共に、横田めぐみさんの拉致事件にも言及。13歳の日本人少女を拉致…

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金正恩氏の素顔 過度な勝負欲、ソウル占領へ檄

北暴走 揺れる韓国(3)  北朝鮮の異常とも映る核・ミサイルの暴走には最高指導者・金正恩朝鮮労働党委員長の「祖父の金日成主席、父の金正日総書記を上回る勝気で自信過剰な性格が多分に反映されている」(元韓国政府高官)。トラン…

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「自由民主」に党外交/トップに日中与党交流

「一帯一路」へ誘う中国  8月の安倍内閣改造と自民党役員人事の後、同党機関紙「自由民主」1面記事は、「第6回日中与党交流協議会」「新しい時代に相応しい日中関係を」(8・29)、「青年局海外研修団がベトナム訪問」(9・5)…

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女性活躍の「公明」特集/制度より教育で増やせ

指導的地位を目指す女性  今年は女性議員受難の年と見え、蓮舫、稲田朋美、山尾志桜里、豊田真由子、今井絵理子の各氏らが、選挙、失言、暴言、不倫などさまざまな理由でマスコミを賑(にぎ)わした。これも女性議員が増えた証拠と思わ…

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「民進」に前原新代表/ワンボイスの訴え試金石

「民進」に前原新代表 ワンボイスの訴え試金石

続く「赤旗」民共共闘記事  突如解散風が吹き、臨時国会の初めに衆院解散、来月には総選挙だ。これも、民進党の離党問題と無縁ではないだろう。前原誠司代表を選んで後、不倫疑惑で山尾志桜里元政調会長の幹事長内定取り消しがあり、山…

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「一帯一路」の帯と路 無限の航路に“中国一路”

広大無辺に「帯」は無い  たしか2013年になってからだったように思うが、中国の内陸アジア研究会の人たちから、新疆で会議をやるのでぜひ出てきてほしいという誘いをたびたび受けた。内陸アジアといえば、中国新疆を中心とした俗に…

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軍事演習への懸念、ロシア同盟国が緩和の試み Russian ally tries to ease fears over war exercises

 東欧のロシアの主要同盟国が、戦争勃発の懸念を緩和しようとしている。一方で、米国と、ロシアと国境を接する北大西洋条約機構(NATO)同盟国は依然、ロシアのバルト海での大規模軍事演習への監視を続けている。  ロシアのプーチ…

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無宗教化社会でいいのか

簡略化する葬式、お坊さんは発信を 浄土真宗本願寺派称讃寺住職 瑞田信弘氏に聞く  家族葬など葬式の小規模化、簡略化が進み、社会全体の無宗教が進んでいるのが最近の風潮。ネット社会で宗教儀式である葬式もビジネス化し、江戸時代…

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半世紀迎えたASEAN

 東南アジア諸国連合(ASEAN)発足から今夏で半世紀が経過した。東南アジアがASEANを発足させたのは、ベトナム戦争の飛び火を避けるためで決して経済的繁栄を求めるものではなかった。それが2015年にはASEAN経済共同…

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戦術核再配備 6割賛成、「標的化」警戒も

北暴走 揺れる韓国(2)  北朝鮮の建国記念日だった今月9日。さらなる武力挑発の恐れがある中、ソウルでは保守系の最大野党・自由韓国党が12年ぶりに街頭集会を開いた。案内のポスターには「文政権の5千万核人質を阻止」などと記…

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イスラエルで国際テロ対策会議

 イスラエルの研究機関、国際テロ対策研究所(ICT)の国際会議が同国ヘルツェリアで開催された。世界60カ国以上から安全保障の専門家、イスラエルの政治家および治安機関関係者ら1000人以上が集まり、テロの進化の本質とその対…

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自主憲法の制定を急げ

軍事評論家 竹田 五郎 自衛隊の「基礎体力」減衰 祖国防衛の任務も明示を  米誌「ニューズウィーク」日本版8月15、22日夏季合併号は、「日本の未来予想図」と題し、「今から約100年前、1920年(大正9年)の日本の人口…

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THAAD配備、反対派が資材搬入を“検問”

北暴走 揺れる韓国(1) 日本の安保法制反対でも加勢に  北朝鮮による6回目の核実験や立て続けの弾道ミサイル発射に韓国が揺れている。戦術核再配備の必要性が叫ばれる一方、迎撃ミサイル追加搬入には過激な反対行動も見られる。完…

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柏崎刈羽原発の安全審査で東電の「適格性」に注文付けた反原発3紙

◆審査書案に噛みつく  原子力規制員会が東京電力の柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の審査で、福島第1原発事故を起こした東電に再び原発を運転する資格(適格性)があると認め、早ければ月内にも、事実上の「合格証」に当たる審査書…

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「人道上戦後最悪の危機」

飢餓地帯支援も忘れまい  北の独裁者の空(むな)しい高笑いを乗せたミサイルが、日本上空を乱れ飛ぶ。防衛体制を最大限強化しながら、だが地球の向こうで死にかけている生命も防衛したい。  「2000万人以上が飢餓に直面している…

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米政権は軍事攻撃に慎重

どう見る北の脅威 元海将・金沢工業大学虎ノ門大学院教授 伊藤俊幸氏(下) 北朝鮮問題の今後の展開をどう見る。  北朝鮮が核を完全放棄したら対話に応じるというのが米国だ。これに対し、北朝鮮は核保有国として認めるなら対話する…

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来年2月の名護市長選、自民は候補者選びで出遅れ

来年2月の名護市長選、自民は候補者選びで出遅れ

市会派決定も県連公認出さず/「公明が協力できる候補」要求  米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古沖への移設が争点となることが確実な名護市長選の投開票が来年2月4日に迫る。革新系現職が3選を目指して出馬を表明し…

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