[会員向け] rss

「自由民主」に党外交/トップに日中与党交流

「一帯一路」へ誘う中国  8月の安倍内閣改造と自民党役員人事の後、同党機関紙「自由民主」1面記事は、「第6回日中与党交流協議会」「新しい時代に相応しい日中関係を」(8・29)、「青年局海外研修団がベトナム訪問」(9・5)…

続き

女性活躍の「公明」特集/制度より教育で増やせ

指導的地位を目指す女性  今年は女性議員受難の年と見え、蓮舫、稲田朋美、山尾志桜里、豊田真由子、今井絵理子の各氏らが、選挙、失言、暴言、不倫などさまざまな理由でマスコミを賑(にぎ)わした。これも女性議員が増えた証拠と思わ…

続き

「民進」に前原新代表/ワンボイスの訴え試金石

「民進」に前原新代表 ワンボイスの訴え試金石

続く「赤旗」民共共闘記事  突如解散風が吹き、臨時国会の初めに衆院解散、来月には総選挙だ。これも、民進党の離党問題と無縁ではないだろう。前原誠司代表を選んで後、不倫疑惑で山尾志桜里元政調会長の幹事長内定取り消しがあり、山…

続き

「一帯一路」の帯と路 無限の航路に“中国一路”

広大無辺に「帯」は無い  たしか2013年になってからだったように思うが、中国の内陸アジア研究会の人たちから、新疆で会議をやるのでぜひ出てきてほしいという誘いをたびたび受けた。内陸アジアといえば、中国新疆を中心とした俗に…

続き

軍事演習への懸念、ロシア同盟国が緩和の試み Russian ally tries to ease fears over war exercises

 東欧のロシアの主要同盟国が、戦争勃発の懸念を緩和しようとしている。一方で、米国と、ロシアと国境を接する北大西洋条約機構(NATO)同盟国は依然、ロシアのバルト海での大規模軍事演習への監視を続けている。  ロシアのプーチ…

続き

無宗教化社会でいいのか

簡略化する葬式、お坊さんは発信を 浄土真宗本願寺派称讃寺住職 瑞田信弘氏に聞く  家族葬など葬式の小規模化、簡略化が進み、社会全体の無宗教が進んでいるのが最近の風潮。ネット社会で宗教儀式である葬式もビジネス化し、江戸時代…

続き

半世紀迎えたASEAN

 東南アジア諸国連合(ASEAN)発足から今夏で半世紀が経過した。東南アジアがASEANを発足させたのは、ベトナム戦争の飛び火を避けるためで決して経済的繁栄を求めるものではなかった。それが2015年にはASEAN経済共同…

続き

戦術核再配備 6割賛成、「標的化」警戒も

北暴走 揺れる韓国(2)  北朝鮮の建国記念日だった今月9日。さらなる武力挑発の恐れがある中、ソウルでは保守系の最大野党・自由韓国党が12年ぶりに街頭集会を開いた。案内のポスターには「文政権の5千万核人質を阻止」などと記…

続き

イスラエルで国際テロ対策会議

 イスラエルの研究機関、国際テロ対策研究所(ICT)の国際会議が同国ヘルツェリアで開催された。世界60カ国以上から安全保障の専門家、イスラエルの政治家および治安機関関係者ら1000人以上が集まり、テロの進化の本質とその対…

続き

自主憲法の制定を急げ

軍事評論家 竹田 五郎 自衛隊の「基礎体力」減衰 祖国防衛の任務も明示を  米誌「ニューズウィーク」日本版8月15、22日夏季合併号は、「日本の未来予想図」と題し、「今から約100年前、1920年(大正9年)の日本の人口…

続き

THAAD配備、反対派が資材搬入を“検問”

北暴走 揺れる韓国(1) 日本の安保法制反対でも加勢に  北朝鮮による6回目の核実験や立て続けの弾道ミサイル発射に韓国が揺れている。戦術核再配備の必要性が叫ばれる一方、迎撃ミサイル追加搬入には過激な反対行動も見られる。完…

続き

柏崎刈羽原発の安全審査で東電の「適格性」に注文付けた反原発3紙

◆審査書案に噛みつく  原子力規制員会が東京電力の柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の審査で、福島第1原発事故を起こした東電に再び原発を運転する資格(適格性)があると認め、早ければ月内にも、事実上の「合格証」に当たる審査書…

続き

「人道上戦後最悪の危機」

飢餓地帯支援も忘れまい  北の独裁者の空(むな)しい高笑いを乗せたミサイルが、日本上空を乱れ飛ぶ。防衛体制を最大限強化しながら、だが地球の向こうで死にかけている生命も防衛したい。  「2000万人以上が飢餓に直面している…

続き

米政権は軍事攻撃に慎重

どう見る北の脅威 元海将・金沢工業大学虎ノ門大学院教授 伊藤俊幸氏(下) 北朝鮮問題の今後の展開をどう見る。  北朝鮮が核を完全放棄したら対話に応じるというのが米国だ。これに対し、北朝鮮は核保有国として認めるなら対話する…

続き

来年2月の名護市長選、自民は候補者選びで出遅れ

来年2月の名護市長選、自民は候補者選びで出遅れ

市会派決定も県連公認出さず/「公明が協力できる候補」要求  米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古沖への移設が争点となることが確実な名護市長選の投開票が来年2月4日に迫る。革新系現職が3選を目指して出馬を表明し…

続き

ニンジンをぶら下げるやり方はやめよ Kicking the carrot down the road

 虹のかなたのどこかで、国連は、北朝鮮に良い子になって、核兵器その他を放棄するように命じる新たな決議案をひねり出した。七色の虹が雲と合体する、はるか上空の広い世界では、以前の制裁決議7回目が果たせなかったにもかかわらず、…

続き

韓国・文政権、前・元保守政権に報復開始?

省庁に「積弊清算委」設置 芸能人ブラックリスト暴露  韓国の文在寅政権が公約1号に掲げていた「積弊清算」に乗り出した。ターゲットは朴槿恵・李明博両保守政権で、当時の政権に批判的だった芸能人のブラックリストを探させて暴露す…

続き

米国迷走による空白埋めよ

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 日印に期待するアジア 着々と覇権確立進める中国  この夏休み、私の一番の関心は北朝鮮の核実験とそれに対するトランプ米大統領の迷走振りであった。その一方火事場泥棒のように中国…

続き

「核ICBM」完成は当分先

どう見る北の脅威 元海将・金沢工業大学虎ノ門大学院教授 伊藤俊幸氏(上)  北朝鮮の核・ミサイル開発の現状とトランプ米政権の今後の対応について、元海将で金沢工業大学虎ノ門大学院教授の伊藤俊幸氏に聞いた。(聞き手=編集委員…

続き

特別活動における学校飼育動物の取り組み

帝京大学教育学部初等教育学科教授 若林彰氏  モルモットの飼育を通じた特別活動に尽力してきた帝京大学教育学部初等教育学科の若林彰教授が「特別活動において学校飼育動物の取組を通して育てる力」と題して、東京都文京区の東京大学…

続き

大学生の県内就職率アップを目指し小冊子を配布

大学生の県内就職率アップを目指し小冊子を配布

「いしかわ学生定着推進協議会」が作成  金沢大学と金沢工業大学、北陸大学など石川県内の8大学と各自治体、企業などで作る「いしかわ学生定着推進協議会」が、石川県と縁のある著名人に「今の仕事を選んだ理由」や「仕事への情熱」な…

続き

小泉訪朝15年、拉致捜査だけでなく報道姿勢の徹底検証必要な読売

◆最初の政府認定拉致  「小泉訪朝15年 長く残酷な日々に決着を」―産経17日付主張はこう訴える。  北朝鮮が日本人の拉致を認めた2002年の日朝首脳会談から15年がたったが、政府が認定した拉致被害者17人のうち、帰国し…

続き

「Do型人間」推進論への疑問

名寄市立大学教授 加藤 隆 生の被贈与性」を忘却 謙虚、責任、連帯の崩壊招く  以前に医療関係者から50代の男性患者の話を聞いたことがある。彼は経営者として社会の中でバリバリと働いていたが、癌(がん)が見つかって入院して…

続き