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ニンジンをぶら下げるやり方はやめよ Kicking the carrot down the road

 虹のかなたのどこかで、国連は、北朝鮮に良い子になって、核兵器その他を放棄するように命じる新たな決議案をひねり出した。七色の虹が雲と合体する、はるか上空の広い世界では、以前の制裁決議7回目が果たせなかったにもかかわらず、…

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韓国・文政権、前・元保守政権に報復開始?

省庁に「積弊清算委」設置 芸能人ブラックリスト暴露  韓国の文在寅政権が公約1号に掲げていた「積弊清算」に乗り出した。ターゲットは朴槿恵・李明博両保守政権で、当時の政権に批判的だった芸能人のブラックリストを探させて暴露す…

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米国迷走による空白埋めよ

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 日印に期待するアジア 着々と覇権確立進める中国  この夏休み、私の一番の関心は北朝鮮の核実験とそれに対するトランプ米大統領の迷走振りであった。その一方火事場泥棒のように中国…

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「核ICBM」完成は当分先

どう見る北の脅威 元海将・金沢工業大学虎ノ門大学院教授 伊藤俊幸氏(上)  北朝鮮の核・ミサイル開発の現状とトランプ米政権の今後の対応について、元海将で金沢工業大学虎ノ門大学院教授の伊藤俊幸氏に聞いた。(聞き手=編集委員…

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特別活動における学校飼育動物の取り組み

帝京大学教育学部初等教育学科教授 若林彰氏  モルモットの飼育を通じた特別活動に尽力してきた帝京大学教育学部初等教育学科の若林彰教授が「特別活動において学校飼育動物の取組を通して育てる力」と題して、東京都文京区の東京大学…

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大学生の県内就職率アップを目指し小冊子を配布

大学生の県内就職率アップを目指し小冊子を配布

「いしかわ学生定着推進協議会」が作成  金沢大学と金沢工業大学、北陸大学など石川県内の8大学と各自治体、企業などで作る「いしかわ学生定着推進協議会」が、石川県と縁のある著名人に「今の仕事を選んだ理由」や「仕事への情熱」な…

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小泉訪朝15年、拉致捜査だけでなく報道姿勢の徹底検証必要な読売

◆最初の政府認定拉致  「小泉訪朝15年 長く残酷な日々に決着を」―産経17日付主張はこう訴える。  北朝鮮が日本人の拉致を認めた2002年の日朝首脳会談から15年がたったが、政府が認定した拉致被害者17人のうち、帰国し…

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「Do型人間」推進論への疑問

名寄市立大学教授 加藤 隆 生の被贈与性」を忘却 謙虚、責任、連帯の崩壊招く  以前に医療関係者から50代の男性患者の話を聞いたことがある。彼は経営者として社会の中でバリバリと働いていたが、癌(がん)が見つかって入院して…

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民主党に擦り寄るトランプ氏

米コラムニスト キャサリン・パーカー 選挙公約は見せかけ 生き残るオバマ氏の「遺産」  これほど多くの大統領選の勝者と敗者がここまで饒舌(じょうぜつ)になったことはほとんどない。  ヒラリー・クリントン氏は、-念のために…

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学校教育の現場を「完全なブラック職場」だと指摘する東洋経済

◆期待と現実の落差大  いじめや不登校、体罰や児童生徒の自殺など教育現場をめぐる問題が頻繁にマスコミに取り上げられる。その際に学校側が把握していなかったという形で校長や教育員委員会のトップが謝罪する光景を多く見る。視聴者…

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ビル・ガーツ

米、中国の知財侵害調査を開始

 トランプ米大統領が、米国の知的財産への中国による大規模な侵害の調査を公式に開始することを決めたことは、長年、中国の組織的なサイバースパイ攻撃を受けてきた米企業にとって朗報だ。米通商代表部(USTR)は先月、トランプ大統…

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拠点が崩壊する中でも宣伝を強化する「イスラム国」 Islamic State ups PR as base crumbles

 過激派組織「イスラム国」(IS)は、イラクとシリアの本拠地「カリフェイト(カリフの統治領)」が崩壊する中、世界中で殺戮(さつりく)を繰り広げていることを熱烈に報道することで、テロリストの支持者たちを元気づけようとしてい…

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児童虐待で“連鎖”煽る戦後の価値観に迫れなかった「深層ニュース」

◆リスクを「過小評価」  昨年度に児童相談所が対応した子供に対する虐待件数が12万件を超え、過去最悪となった。記録の残る1990年度以降、26回連続して記録を更新しているのだから、この社会の病理現象の深刻度は誰でも分かり…

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地下核実験と平壌人口縮小計画

白頭山噴火より核戦争を警戒  9月3日、北朝鮮の6回目の核実験によって世界に激震が走った。国際社会の強い反発と非難にもかかわらず、北朝鮮は「核保有国」に向かって着々と歩を進めている。だが、この地下核爆発実験には思わぬ“副…

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中国の北朝鮮急変事態対応 平壌以北を占領、核施設制圧へ

人民解放軍、国境線で戦力強化  朝鮮半島の緊張が高まっている。ミサイル発射や核実験を強行する北朝鮮に対して、国連安保理は全会一致で強度を高めた対北制裁案を採択した。いつもは棄権ないし反対する中国、ロシアも北朝鮮の度重なる…

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生徒自殺に賠償訴訟 義務を怠る教師・学校側

公教育が異常な世界に  世界日報の「オピニオン」記事(8月19日付「暴力教師と生徒の自殺」)を読んだとのことで、長崎県在住の医師で全国教育問題協議会(全教協)顧問の梶山茂氏から便りをいただいた。その中で、「“いじめ”は人…

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比でイスラム国系過激派組織が激しい抵抗 Islamic State faction puts up tough U.S. fight in Pacific

 東南アジアの「イスラム国」(IS)系過激派組織が、米国の支援を受けたフィリピンのテロ対策部隊から容赦のない激しい軍事的攻勢に対して予想以上に激しく抵抗している。過激派組織が、フィリピン南部の主要都市マラウィを支配下に置…

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ふるさとに愛着を抱く子供に

小中高一貫ふるさとキャリア教育推進事業 北海道教育庁学校教育局長 北村善春氏に聞く  人口減と過疎化に苦しむ地方自治体にとって、地方創生は地域の生き残りを賭けた不可欠のテーマになっている。そうした中で北海道教育庁は、地域…

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比、泥沼化する麻薬戦争

 ドゥテルテ大統領が主導する麻薬戦争が激化するフィリピンで、警官による未成年者の殺害が相次ぎ、人権団体などから強い非難が向けらている。殺害されたのはいずれも10代の少年たち。麻薬取引や強盗などの容疑で警官に逮捕され、無抵…

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運用近づく中国の衛星攻撃兵器

危機感強める米軍  ロシアや中国が全地球測位システム(GPS)の通信妨害を行う技術や衛星攻撃兵器(ASAT)の開発を急速に進めている。中国は数年以内にASATの運用を始めるとの見方もあり、遠隔地での軍事作戦を衛星システム…

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トランプ米大統領の行く末、最悪のシナリオは暗殺

エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 強制的な引退や弾劾、辞任も  ドナルド・J・トランプが第45代アメリカ合衆国大統領になってから半年以上が経過した。その間、アメリカの国際的な地位が大きく揺れ…

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桐生9秒98、<日本に黄金時代来る予感>ぐらい言ってよいのでは

◆地味な印象を拭えず  湯川秀樹博士が昭和24(1949)年に日本人最初のノーベル賞受賞者となったのと同等の快挙ぐらいに讃(たた)えて評価されてもいいのではないかと思った。受賞者のほとんどが欧米人で占められていた中に分け…

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