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経済復活に賭けるトランプ氏
米大統領選 コロナ禍での本格再開(上) 感染対応、人種問題で逆風 11月の米大統領選で再選を目指す共和党のトランプ大統領(74)は20日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け中断していた選挙集会を再開し、民主党のバイデン…
米大手ハイテク企業の保守派に対する偏向を追及する共和党 GOP pursues Big Tech over bias against conservatives
米共和党の議員は17日、グーグルやその他のソーシャルメディア企業の保守派に対する偏向と戦うことを目的とした法案を提出した。 共和党の上院議員が提出した法案は、大手ハイテク企業から法的責任の免除を剥奪し、不公平な扱いを…
2週連続でコロナ禍による大型倒産、デフレ、不況の危機を煽る2誌
◆製造業にも不況の波 戦後、日本において体験したことのない感染症のパンデミック(世界的流行)に日本経済の回復軌道は見えず、むしろ不安と動揺の渦が巻く。政府は5月下旬に緊急事態宣言を解除したものの、新型コロナは収まるどこ…
米歴代政権 中国共産党の本質見誤る
国務省顧問 マイルズ・ユ氏が主張 米国務省政策企画局の一員としてポンペオ国務長官に中国政策をアドバイスしてきたマイルズ・ユ氏(中国名・余茂春)は本コラムとのインタビューで、米歴代政権は中国の顔色をうかがうばかりで、中国…
香港避ける「公明新聞」 「国家安全法」に沈黙
中国に懸念を示す各党 公明党の機関紙「公明新聞」は日刊で一般ニュースも扱う。例えば8日付1面に「抗議デモ 全米50州で」との見出しで米国の黒人暴行死事件を取り上げ、3面「緯度経度 世界は今」というコーナーで「分断あおる…
選挙にコロナ影響「自由民主」 補選勝利も霞んだ都知事選
「赤旗」は山本氏発言を否定 新型コロナウイルス感染拡大で、政党の存在を左右する選挙さえ各党メディアで二の次の扱いになった。自民党の機関紙「自由民主」(週刊)の1面は、2月末以来、新型コロナ対策で埋まっている。 この間…
躍動感乏しい政治 弊害ばかり目立つ小選挙区制
《 記 者 の 視 点 》 新型コロナウイルス対策に追われた通常国会が17日に閉幕したが、最終盤から大波乱が続いた。 河野太郎防衛相による唐突な陸上イージス配備計画停止の発表(15日)、検察幹部の定年延長特例措置でも…
米、内戦勝利間近のアサド政権に制裁 U.S. sanctions hit Assad’s economy as regime nears battlefield victory
シリアのアサド大統領は、9年間に及ぶ内戦で勝利へと少しずつ進んできた。主要な反政府組織、聖戦組織はトルコ国境沿いの一つの地域に封じ込められている。 しかし、シリアの経済は破壊され、戦争では実現できなかったことが実現さ…
フィリピン、規制緩和に急ブレーキ
フィリピン政府は3月から続いた新型コロナウイルス対策に伴うロックダウン(都市封鎖)規制を、本格的な経済活動の再開に向け徐々に緩和してきたが、ここに来て急ブレーキがかかっている。規制緩和の影響とみられる感染拡大が各地で確…
国際社会で台湾を認め、支えよ
エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 「統一」へ圧力強める中国 日米台3国間のFTA締結を 中国・武漢で新型コロナウイルスの流行が始まってから半年が経った。世界で感染が拡大する間、台湾の感染者…
ナイル上流のダム建設めぐり対立
電力確保目指すエチオピア 水源維持へ強硬なエジプト スーダンは「技術面で合意」 エチオピアがナイル川上流に建設中の「大エチオピア・ルネサンス・ダム」をめぐって、水源の大部分をナイル川に頼る下流のエジプトとの対立が強まっ…
脅かされる言論の自由 NYタイムズ編集幹部辞任
NEWSクローズ・アップ 米紙ニューヨーク・タイムズが共和党上院議員の寄稿を掲載したことをめぐり、社内の反発により論説責任者が辞任に追い込まれたことが波紋を呼んだ。黒人男性の死亡を受けた抗議運動を機に、メディア内で異論…
拉致問題解決へ北朝鮮に対する国民の怒りを結集せよと訴えた産経
◆国家による犯罪糾弾 北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさんの父で、被害者救出運動の象徴的存在だった横田滋さんが87歳で亡くなった。中学1年生だっためぐみさんが突然、新潟の自宅近くで行方不明になってからすでに43年。自…
戦後75年の節目、岐路に立つ「慰霊の日」式典
体験者・遺族が高齢化、コロナ禍も加わり規模を大幅縮小 新型コロナウイルス感染拡大を受け、6月23日「慰霊の日」の「沖縄戦全戦没者追悼式」は大幅に縮小されて開催される。戦後75年の節目だが、戦争体験者や遺族ら参列者の多く…
補助金の代わりに職場復帰のインセンティブを与えよ Instead of subsidies, Congress should incentivize people to return to work
公共衛生当局者や政治家は、全米が壊滅するとの予測という予測を真に受けて、全国の知事の多くを、米国経済をロックダウンするような命令を出す方向に導いたが、2000万人近くを失業に追い込んだ。 迫りつつある危機は、連邦議会…
八方塞がりの金正恩政権
宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 滞る対米交渉・対中交流 警戒すべき「核戦力強化」路線 例年ならば4月から5月にかけての北朝鮮の話題といえば、4月15日の太陽節(故・金日成主席の誕生日)の行事と、全国民を挙げての「モネ…
脅す北朝鮮、媚びる韓国 対北ビラ、北の非難受け即刻取締り
金与正氏の談話受け緊急会議 共同宣言20年で揺さぶりか このところ北朝鮮が韓国に脅迫まがいの非難を浴びせ続けている。これに対し韓国の文在寅政権は終始、北朝鮮に媚びへつらい、国内保守派から強い反感を買っている。 北朝鮮…
秋田県の「探究型授業」をタイに発信し交流を
5年間にわたり「教育資産を活用した海外交流促進事業」 小・中学校の全国学力・学習状況調査でトップクラスの成果を続けている秋田県は「探究型授業」をタイに発信し交流を深めようと、平成27年度から5年間にわたり「秋田の教育資…
横田滋さん死去、スパイ防止法整備に沈黙するメディアは今も死んでいる
◆無視されたスクープ 横田滋さんが87歳で召天された。愛娘のめぐみさん(当時、13歳)が中学校からの帰宅途中に行方不明となって43年、人生の半分を離別の苦しみと闘ってこられた。北朝鮮による拉致と判明した1997年以降、…
中国、全人代開催を強行した習政権
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 共産党独裁の維持に躍起 軍事挑発・香港強圧が不信招く 世界は580万人を超えるコロナ・パンデミックで対応に苦戦中であるが、中国では全国人民代表大会(全人代)が2カ月遅れながら開催された。 …
黒人の命と社会に犠牲をもたらした暴動 Riots take toll on black lives, communities
米ミネアポリス警察の留置場でジョージ・フロイドさんが亡くなったことを受けて広がった「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切)」抗議デモに伴う暴動は、黒人社会に大きな代償をもたらした。 黒人男性の死に対する暴動で殺…
「退陣勧告」受ける安倍氏、「学歴詐称」に決着の小池氏を報じたポスト
◆崖っぷちの安倍首相 新型コロナウイルス感染症対策をめぐり、安倍首相は叩(たた)かれっぱなしである。感染者数・死亡者数は欧米各国から比べても桁違いに低く、海外メディアからは「奇妙な成功」とやや斜めであれ、一応の評価を受…
“親文”の悪質リプライヤー
ネット上で元慰安婦叩き 日本で22歳の女子プロレスラーがネット上の悪口・批判を苦に自殺した。これを機にインターネット交流サイト(SNS)で匿名の陰に隠れて行われる悪質な書き込みが社会問題となっている。この分野で“先進国…


