[会員向け] rss

“終息”しない少子化 「男女」の価値見直されるか

 厚生労働省の人口動態統計によると、死亡数から出生数を引いた人口自然減は昨年、51万5864人で、初めて50万人を超えた。1人の女性が生涯に産む子供の推計人数を示す「合計特殊出生率」は1・36で、4年連続で低下している。…

続き

コロナ後の世界 「直系家族」の再評価

個人主義国で死亡率高い  「ロックダウン」(都市封鎖)のできない日本が、新型コロナウイルスによる被害をこれまでのところ最小限に抑え込んでいるのは、世界から見れば「奇跡」なのだという。なぜそうなっているのか。  総力特集「…

続き

うがい・手洗い・マスク、世界に誇れる日本人の生活習慣

《 記 者 の 視 点 》  「うがい」「手洗い」「マスク」。日本人の生活習慣として根付いている三つの行為が世界から注目を集めている。  新型コロナウイルスの緊急事態宣言を発表し、行政が強制的(罰金等の処罰)に封じ込めよ…

続き

ドイツ、米兵削減は2国間だけの問題でない German official: U.S. must coordinate on reductions

 ドイツ国防相は24日、ドイツ駐留米軍の削減は、北大西洋条約機構(NATO)全体の問題であり、2カ国間だけの問題ではないと主張した。  トランプ米大統領は、ドイツの国防予算が少ないことに以前から不満を表明しており、すでに…

続き

新潟県胎内市長  井畑明彦氏(いばた・あきひこ) 昭和36年、胎内市(旧中条町)生まれ。同54年、新潟県立中条高校卒業。同58年、中央大学法学部卒業と同時に旧中条町役場勤務。胎内市役所健康福祉課長、市民生活課長、総合政策課長を歴任。平成29年10月、胎内市長に就任。

洋上風力で経済活性化へ 新潟県胎内市

シビック・プライド 新潟県胎内市長 井畑 明彦氏に聞く  新潟県胎内市は山・川・海という美しい自然に恵まれた人口約3万人の市である。井畑明彦市長に、コロナ対策や、地域おこしの起爆剤として取り組んでいる洋上風力発電への思い…

続き

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ氏

火事場泥棒的手法変えぬ中国

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ ギャルポ 香港強圧、印と国境紛争 非難談話でなく具体的制裁を  中国の火事場泥棒的な手法は変わらない。むしろ中国の特有の性格であると言っても過言ではない。今回、世界中が中国・武漢発祥…

続き

ニューヨーク・タイムズ本社(早川俊行撮影)

隠された政治目標 白人に贖罪意識植え付け

1776 vs 1619 黒人差別めぐる米国の「歴史戦」(5)  米国は奴隷制維持のために建国されたと断罪するニューヨーク・タイムズ紙(NYT)の「1619プロジェクト」は、もはやジャーナリズムではなく、政治的主張との批…

続き

対談:岩崎デジタルメディア編集長(左)、上田編集委員(右)

【対談】どう見る朝鮮半島急転

北 文政権への不満爆発  最近、北朝鮮は韓国への強硬姿勢を際立たせ、かつての南北融和ムードは吹き飛んでしまった。北朝鮮の思惑は何か。韓国の文在寅政権はこれにどう対するのか。本紙で朝鮮半島問題を担当する上田勇実編集委員と岩…

続き

5月28日、米ニューヨークでの抗議デモで白人警官と対立する黒人女性(UPI)

抗議デモの過激化 逆に黒人社会を苦しめる

1776 vs 1619 黒人差別めぐる米国の「歴史戦」(4)  米ミネソタ州ミネアポリスで発生した白人警官による黒人男性暴行死事件をきっかけに、全米で激しい抗議デモが巻き起こった。デモを主導する「ブラック・ライブズ・マ…

続き

毎日が独り批判する「Go To キャンペーン」はそんなに問題か

◆医療体制の充実必要  新型コロナウイルスの感染拡大防止のため政府が呼び掛けてきた行動自粛が19日、一段階緩和され、都道府県をまたいでの人の移動が全国で原則解禁となった。またベトナム、タイなど4カ国を対象に、出入国制限も…

続き

米人種差別と拉致問題

「あんたに言わせたくない」  米国の黒人差別抗議デモと、横田滋さんの死去に関する反応や論評では、「あんたに言う資格があるか」と思うことが多かった。  中国、北朝鮮、ロシア、イランなどはここぞとばかり米非難を展開した。  …

続き

2月14日、ワシントン市内で「1776」プロジェクトを発表する黒人活動家ロバート・ウッドソン氏(中央)(記者会見動画より)

黒人からも批判 若者の未来奪う危険思想

1776 vs 1619 黒人差別めぐる米国の「歴史戦」(3)  米国の黒人活動家ロバート・ウッドソン氏は、1981年に非営利団体「ウッドソンセンター」を設立し、貧困や犯罪など黒人社会が直面する課題に長年取り組んできた。…

続き

米国の情報機関の改革が必要な訳 Why America’s intelligence agencies need reformation

 米国の情報コミュニティーに関して、ハリウッドの描写だけで判断すれば、米国には、素晴らしい、最高級のハッカー、スパイ、秘書やさまざまなキーボード戦士の集団がいて、クリックするだけで敵のデジタル機器に全部、すぐに侵入したり…

続き

メンタルヘルス・カウンセラー-根本和雄氏

感染症予防への「免疫力」効果

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 自然治癒力高める生活術 腸内環境整え、体温め、快眠を  新型コロナウイルスの世界的な感染の状況は極めて深刻である。しかも、この感染症に対する世界保健機関(WHO)の果たす役割は極め…

続き

「世界社会主義者ウェブサイト」のインタビューに応えるゴードン・ウッド・ブラウン大学名誉教授(同サイトの動画より)

正反対の史実 独立が奴隷廃止運動生む

1776 vs 1619 黒人差別めぐる米国の「歴史戦」(2)  米国に黒人奴隷が初めて到着した1619年を建国の年と見なすニューヨーク・タイムズ紙(NYT)の「1619プロジェクト」には、批判が相次いでいるが、反発して…

続き

資料が語る、勉学に励む若き日の西田幾多郎の姿

資料が語る、勉学に励む若き日の西田幾多郎の姿

生誕150周年記念して、企画展「発見!!幾多郎ノート」  『善の研究』で知られる世界的な哲学者・西田幾多郎(1870~1945)=石川県かほく市出身=の生誕150年を記念する企画展「発見!!幾多郎ノート」が、かほく市にあ…

続き

大胆な社説と全国世論調査、低調な都知事選報道で独り気を吐く毎日

◆人気投票の様相呈す  東京都知事選挙が告示されると、毎日は早々と“人気投票”をやった(毎日・社会調査研究センター=20日実施、全国世論調査=21日付)。  それによると、「都知事にふさわしいと思う人」は小池百合子氏51…

続き

拓殖大学防災教育研究センター長 特任教授 濱口和久氏

領土守る気概示したサッチャー英首相

拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 戦時内閣立ち上げ総力戦 占領されたフォークランド奪還  日本の領土でありながら半世紀以上にわたってロシアと韓国に不法占拠されている国土がある。北方領土と竹島だ。いずれ…

続き

ニコル・ハナジョーンズ氏(同氏ホームページより)

「奴隷制が米国の原点」

1776 vs 1619 黒人差別めぐる米国の「歴史戦」(1)  米国で黒人男性の暴行死を受けて抗議デモが広がったが、背景にあるのは「米国は差別国家」という認識の広がりだ。米国民が国家への不信感を強める大きな要因として指…

続き

核ミサイルよりブースターに拘泥する愚かさ指摘した「プライムニュース」

◆腑に落ちぬ配備停止  地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画が突然停止となったのは、迎撃ミサイルのブースター(補助推進装置)の落下を制御するのが難しく、民家に落ちて犠牲が出る危険があるからだという。  …

続き

日本大学名誉教授-小林-宏晨氏

ドイツにとっての5月8日とは

日本大学名誉教授 小林 宏晨 記念日か、国民の祝祭日か 「解放の日」と宣言した大統領  ドイツでは2020年の現在においても5月8日を終戦記念日に止めおくか、あるいは国民の祝祭日とすべきかについて争いがある。あるいはこの…

続き

5日、ホワイトハウスで会見するトランプ米大統領(UPI)

経済復活に賭けるトランプ氏

米大統領選 コロナ禍での本格再開(上) 感染対応、人種問題で逆風  11月の米大統領選で再選を目指す共和党のトランプ大統領(74)は20日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け中断していた選挙集会を再開し、民主党のバイデン…

続き

米大手ハイテク企業の保守派に対する偏向を追及する共和党 GOP pursues Big Tech over bias against conservatives

 米共和党の議員は17日、グーグルやその他のソーシャルメディア企業の保守派に対する偏向と戦うことを目的とした法案を提出した。  共和党の上院議員が提出した法案は、大手ハイテク企業から法的責任の免除を剥奪し、不公平な扱いを…

続き