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悩ましくなる神功皇后の謎
麗澤大学教授・評論家 松本 健一 応神天皇出生の秘密は 「論賛」から「天の血脈」まで このところ神功(じんぐう)皇后のことが気にかかっている。神功皇后といえば、まずは「三韓征伐」であり、戦後生まれのわたしたちは、あれは…

タイのインラック首相失職、深まる政治的混迷
「赤と黄」に見る「利と理」の溝 タイ憲法裁判所による7日の違憲判決で、反政府デモの辞職圧力に最後まで抵抗してきたインラック首相がついに失職した。これで赤シャツ軍団に象徴されるタクシン元首相派と黄シャツデモ隊に象徴される…

China’s missile cruiser a major step to naval warfare buildup 中国、ミサイル巡洋艦で海軍力増強へ
China’s missile cruiser a major step to naval warfare buildup China is developing an advanced guided missile c…

訪欧首相と集団的自衛権
閣議決定、通常国会後に延期へ 公明に配慮と圧力、グレーゾーン協議も 憲法で党内複雑な民主 集団的自衛権の行使容認をめぐる憲法解釈の変更、見直しについて、憲法改正には相当、時間がかかるので当面、政府の解釈変…

韓国、客船沈没事故で総懺悔?
先月、韓国南西部の珍島沖で発生した客船「セウォル号」の沈没事故。韓国では安全軽視や責任意識の欠如などがもたらした事実上の人災だったとする認識が広がり、韓国人全体に根付く間違った精神文化を正そうという機運も生まれている。…

憲法9条改正の真の目的、独立国の「かたち」整える
自衛隊は軍隊ではない 「自衛隊は軍隊か?」と問われれば、おそらく多くの人が「イエス」と答えるだろう。 しかし、正解は「ノー」である。自衛隊が軍隊ならば、憲法第9条改正は不要となる。 なぜ、こうした誤った考え方が横行…

不透明さ残す日米同盟
先月24日の日米首脳会談は日米同盟を確認する意味で一応の成果を収めた。ただ日米関係が今後どのように進化してゆくかに関しては、まだ不透明な部分が多い。(ワシントン・久保田秀明) オバマ政権、米中「新型大国関係」にも前向き…

教育委員会制度改革の課題
(社)全国教育問題国民会議理事長 秋山 昭八 国民の信頼を裏切るな 地方公共団体の責任明確に 学校で起こった問題に教育委員会が適切に対応できない状況が続く中で、教育委員会制度改革論議が始まった。 自民党の教育委員会改…

集団的自衛権行使の憲法解釈見直しに「改憲で」との朝日と毎日の罠
◆現実味もった改憲論 日本国憲法が施行67周年を迎えたこの3日に、各紙は恒例の憲法記念日社説を掲載した。例年、憲法論議は改憲、護憲それぞれの立場から憲法改正や平和憲法の意義などを大局的な総論として論じるばかりで、そこか…

失敗続きのオバマ氏の外交
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 効果ない対露経済制裁 プーチン大統領は「英雄」に 【ワシントン】オバマ大統領は4月28日、外交政策の弱さについて質問を受け、949語でこれに答え、最悪の大統領であることを露呈…

Obama continues touting executive action; GOP says inaction on Ukraine hurts the U.S. 大統領令を宣伝するオバマ氏とウクライナ政策を非難する共和党
Obama continues touting executive action; GOP says inaction on Ukraine hurts the U.S. President Obama on Satur…

捜査手法改革論議に「可視化」賛成だけで「恥の伝統」を見落とす各紙
◆逆に自供しない恐れ 法制審議会が捜査手法の改革論議を進めている。焦点となっているのが取り調べの過程を録音・録画する可視化をどうするかだ。密室での警察や検察の取り調べが、自白を強要したり誘導したりして冤罪(えんざい)を…

並大抵でない食文化の理解
歴史家 金子 民雄 捕鯨、イルカ漁に説明を 洋の東西、国の東西で違い このところおかしなことに、日本の食文化についてふれたニュースが多くなったようだ。たしかにいくら文化人だからといって、日本で生活する日本人が1日3食洋…

インド総選挙と日本 大阪国際大名誉教授 岡本幸治氏に聞く
世界最大のインドの総選挙は4月7日から5月12日までが投票で、16日に開票されるが、国民会議派からインド人民党(BJP)への10年ぶりの政権交代が予想されている。注目されているBJPの首相候補、ナレンドラ・モディ・グジ…

戦後70年「驚くべき接近」、関係好転する独とイスラエル
ユダヤ人精神分析学者 オーストリア紙に寄稿 ドイツとイスラエル両国関係がここにきて急速に発展してきた。オーストリア日刊紙プレッセ4月29日付にオーストリアに住むユダヤ人精神分析学者、マーティン・エンゲルベルク氏が「ドイ…

中国の圧力に屈したブルームバーグ、ニューヨーク・タイムズは「蓄財暴露」を継続
中国報道で分かれる対応 中国報道をめぐり、米有力紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)と金融情報大手ブルームバーグ通信の対応が分かれている。両社は中国指導部の親族による巨額蓄財を報じ、中国当局から圧力を受けていた。NYTは…

コシノジュンコさんがSOLA沖縄学園の客員教授に
学校法人SOLA沖縄学園(宜野湾市)は今年度、世界的デザイナーのコシノジュンコさんを客員教授に迎えた。沖縄観光大使を務めるほか、G8沖縄サミット(2000年)のかりゆしウェアのデザインや琉球海炎祭(宜野湾市)の花火をデ…

米大統領初の訪比、同盟関係の強化図る
新軍事協定で米軍回帰 中国への牽制に期待 このほどオバマ米大統領が、アジア歴訪の最後の国としてフィリピンを初訪問した。フィリピンは南シナ海にある島々の領有権をめぐり、中国からの激しい圧力にさらされており、同盟国としてど…

オバマ米大統領訪韓先での慰安婦発言に対し検証が欲しかった各誌
◆責められる朴大統領 韓国での痛ましい旅客船沈没事故で朴槿恵(パククネ)政権が窮地に陥っており、週刊新潮(5月8・15日号)が「『朴槿恵』大統領が開く破滅の門」の記事を載せている。 いま、もっとも「謝罪の難しさ」を実…

利権構造が固定化する沖縄
沖縄大学教授 宮城 能彦 生活直結で選挙を左右 地元マスコミも追及に限界 島々を歩き、島の歴史や現在の生活について聞いていると、最初は興味深く、次第に深刻に、最後は憂鬱になってくる話になってしまうことが多い。 それは…

セウォル号の惨事招いた“韓国病”
まず「セウォル号」沈没事故の犠牲者と御遺族に心よりお悔やみ申し上げたい。 沈没の原因は適正積載量の3倍を超える積荷に加えて船底の積載タンクのバラスト水を減らした結果、船体の復元力が大きく弱まったことだと言われている。…

House panel moves to stop Russia spy flights over U.S. 下院がロシアの米上空偵察飛行の停止求める
House panel moves to stop Russia spy flights over U.S. The House Committee on Armed Services this week imposed…

尖閣防衛、日米共同声明を歓迎 中山義隆石垣市長に聞く
3月2日投開票が行われた石垣市長選挙では、現職の中山義隆市長が自民、公明の支持を得て、自衛隊配備反対を唱えた革新派で前市長の大浜長照氏に約4000票の大差をつけて再選を果たした。石垣市の自衛隊配備問題、中国船による尖閣…
