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比越、海洋安保で連携強化

南シナ海での中国の動き牽制  フィリピンなど複数の国が領有権を主張する南シナ海で、行動宣言を無視する形で実効支配の強化を推し進める中国に対し、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国が結束して対抗する動きが強まっている。フィ…

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中国の海洋覇権に日・米・ASEANで集団対処を求めた「新報道」

◆中国の問題行為多発  安倍晋三首相の私的諮問機関が15日に集団的自衛権行使を容認する報告書を提出し、首相が記者会見した。18日の日曜朝の各報道番組はこれと合わせて南シナ海の西沙諸島をめぐる中国とベトナム、南沙諸島をめぐ…

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極右台頭とEUの曲がり角

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 欧州危機救済後の矛盾 対中・露政策で一致できず  欧州連合(EU)では22~25日に欧州議会の選挙が行われている。一般市民から遠い存在で関心を持たれない欧州議…

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「知る会」で若者誘う民青、共産主義の要求に注意を

勧誘会議でてこ入れ  日本全国で、日本共産党と日本民主青年同盟(民青)による大学の新入生、職場での新入社員に対する勧誘が行われている。民青は、目的と規約に「日本共産党を相談相手とし、援助を受けて、科学的社会主義と日本共産…

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人口減少と「自由民主」、若年雇用と女性議案を宣伝

婚期早める社会の創出を  日本人が減少している。「こどもの日」を前に総務省が発表した14歳以下の子供の人口は1633万人で33年連続で減少。民間有識者による「日本創成会議」が8日に発表した2040年の市区町村別人口推計で…

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人口減少と「公明」、社会保障に厳しい判断

子の数に「職場風土」指摘  公明党の機関誌「公明」6月号は「人口減少社会の明日を考える」との特集を組んだ。明治大学教授・加藤久和氏は「経済成長と整合的な社会保障制度の構築を」と題する巻頭記事で「もはや人口減少のトレンドを…

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「赤旗」5月値上げ、「増税攻撃」堪えられず

 超高齢化と少子化の人口減少は社会保障制度改革論議を巻き起こし、民主党政権で「社会保障と税の一体改革」として行われた消費税増税が、日本共産党の台所に響いている。  4月からの消費税率8%に共産党は反対した。機関紙「しんぶ…

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「公的な祈り」に合憲判断、米最高裁

守られた建国以来の宗教的伝統  米連邦最高裁判所は今月5日、政教分離問題で重要な司法判断を下した。ニューヨーク州の町議会で行われていたキリスト教の祈りは、国教樹立を禁じた憲法修正第1条に反しないと結論付けた。万一、違憲判…

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日本の安保政策転換とASEAN

東洋学園大学教授  櫻田 淳 問われる「安心」の提供 中国に「深刻な懸念」で一致  米国紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』(2014年5月14日付)は、中国の海洋進出を題材にして、「海洋における中国の制止されざる権勢…

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人口1億人維持に国民の心理的要因の重要性に言及した毎日と産経

◆未来委提言に肯定的  国家は主権と国土と国民によって成立する。主権と国土(領土)はあまり変わることはないが、国民は人口の増減によって数が変化する。一般的に人口が増えるのは国の活力が増し、減ることは衰弱していると見られる…

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「金正恩」より嫌いな「安倍」

集団的自衛権の行使、半島展開に韓国が拒絶反応  本格的に動きだした日本の集団的自衛権行使に向けた憲法解釈変更。だが、一方で植民地支配など「過去」に引きずられる韓国や中国はこれに警戒感を募らせている。このうち韓国では自衛隊…

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「革新不況」から「夢と希望」の街へ 桑江朝千夫・沖縄新市長に聞く

 4月27日に投開票が行われた沖縄市長選は、自民、公明推薦で前県議の桑江朝千夫氏が、8年間の革新市政を担ってきた東門美津子市長の後継候補に約2000票の差をつけて初当選した。3月2日の石垣市長選に続いて保守系市長の当選は…

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A speech trap in Texas テキサス州における言論の自由のわな

A speech trap in Texas Lois Lerner has competition in Texas as the undisputed queen of harassment. For the pas…

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地域経済統合に積極的参加、2期目折り返しの台湾・馬英九総統

TPP参加へ加速 米とも投資協定調印目指す  5月で2期目の折り返し点を迎えた台湾の馬英九総統は、「台湾をさらに開放し、地域経済統合に積極的に参加する」(新年祝辞)と、今年の目標を明らかにした。その後、環太平洋連携協定(…

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台中、分断後初の閣僚級会談

経済関係円滑化に重点  馬英九総統は就任以来、中国に対して「不統、不独、不武」(統一せず、独立せず、武力行使せず)政策を取ってきた。政治問題は先送りしつつ、経済関係の発展を進めてきたのだ。12年に再選を果たしたのも、「中…

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経済・文化で交流深まる台日 台北駐日経済文化代表処 沈斯淳代表

 2008年に初当選し、2012年に再選された馬英九総統は、5月20日に2期目の就任2周年を迎えました。台湾と日本は、地理的、歴史的に極めて密接な関係にあり、馬総統は台日関係を「特別パートナー関係」と位置付け、経済貿易・…

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米国の大学制度と大学改革

評論家 大藏 雄之助 認可、評価、入試に違い 個別学科試験に議論の余地  日本の常識は外国では非常識と言われるが、国際的に比較すれば、日本の大学制度が特異の存在であることがわかる。ただし、ヨーロッパの高等教育機関はほとん…

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首相「集団的自衛権」会見に「戦争」と不毛なレッテル貼りする朝・毎

◆一石投じた読売記事  安倍晋三首相が集団的自衛権の行使の限定容認に向け、憲法解釈の見直しを検討すると表明した。  これを各紙はそろって16日付で大きく報じた。その中で読売の永原伸・政治部長が「不毛なレッテル貼りを排し、…

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日韓は未来志向型交流を 金玉均研究会会長 卞東運氏に聞く

開化派・金玉均の思想  政府閣僚の靖国参拝問題や歴史認識などで深い溝を作っている日本と韓国。新政権になっても両国首脳会談は開かれず疎遠な状態が続いている。そうした中、札幌で昨年10月に金玉均研究会が設立された。韓国近代化…

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日露戦争明石工作とブンド

獨協大学教授 佐藤 唯行 ポーランドで後方攪乱 ユダヤ人の革命勢力を支援  日露開戦の8カ月前、1903年6月8日、日本陸軍参謀本部の会議の席上、慎重論に傾く大山巌参謀総長に抗して、少壮参謀たちはロシアの内憂を理由に戦勝…

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移民差別感情、仏でじわり

 最新の調査報告で外国人滞在者や移民の増加が改めて確認されたフランスでは、国民の不安が高まっている。22日から始まる欧州議会選挙では右派政党の伸長が予想され、3月の統一地方選挙に続く右派・国民戦線(FN)の躍進が予想され…

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動物画にみる長谷川等伯の世界

出身地の石川県七尾美術館で展示  桃山画壇を代表する巨匠・長谷川等伯(1539~1610年)の描く動物画には、当時の絵師には見られない独特の情感がこもっている。出身地の石川県七尾市にある県七尾美術館で開催中の「長谷川等伯…

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南シナ海での中国船によるベトナム船への体当たりを分析した新潮

◆行動に出ない米国側  南シナ海のパラセル(西沙)諸島海域で中国艦船がベトナム艦船に体当たりして、緊張が高まっている。ベトナムでは反中国暴動が起こり、各地で中国系企業や工場が焼き打ちに遭うなど、騒動が広がっている。  同…

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