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反ユダヤ主義に立ち向かえ

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 奇妙な大学ボイコット 学界にはびこる偏狭な考え  【ワシントン】アメリカ学会(ASA)は何十年もの間、無名の中で苦労してきた。当然の結果であるのだが、今は違う。イスラエルの大学…

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脱デフレは期待成長率次第

鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 上昇したデフレーター 企業にビッグプッシュ必要  物価の基調を示す全国消費者物価(除生鮮食品、以下コア物価)の前年比が、昨年6月からプラスに転じ、11月にはプラス1・2%と…

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少数例外をもって「多様化する家族」とタレ流した詐欺まがいの報道

◆「家族観対立」で毎日  家族のあり方をめぐる論議が今年、本格化しそうだ。毎日9日付は、自民党が不妊治療の技術高度化や「家族観多様化」を背景に、党内のプロジェクトチーム(PT)や法務部会で、第三者が関わる生殖補助医療での…

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ローマ法王、5月に中東の聖地巡礼

再統合への一歩記せるか イエスの足跡たどる  ローマ法王フランシスコは5日、5月24日から3日間の日程でヨルダン、イスラエル、パレスチナの聖地を訪問すると発表した。法王の中東聖地巡礼の主要目的は、パウロ6世と正教会最高指…

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国の法整備が不可欠 山形県議会議員 今井榮喜(えいき)氏に聞く

山形県、水資源保全条例を制定  中国はじめ外国資本が水資源に絡む土地を取得した後に乱開発されていることを受けて、各自治体では水資源保全条例などの制定を進めている。山形県でもこれまで森林など50㌶が買収されており、県は水資…

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内村鑑三の人と思想を学ぶ

国連NGO主催の研究会が札幌で講演会 混迷する日本の針路を示唆  国内的に経済分野では景気は上向きつつあるものの、いじめや不登校など教育分野では依然として問題が山積する現代の日本社会。さらに近年では中国や韓国との間に軋轢…

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グローバリズムの落とし穴

NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 カネ稼ぎが損なう文化 麗しいローカリズムを作れ  一時、日本では「国際化」という表現がもてはやされた。しかも、多くの場合、「国際化」とは「アメリカナイズ」を意…

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与野党せめぎ合う台北市長選

柯文哲氏が「台風の目」  台湾では、年末の6大都市首長選挙に向け、与野党が候補者の最終選定に腐心する時期を迎えている。6大都市の首長ポストを幾つ獲得できるかが2016年の次期総統選の行方を大きく左右するため、特に与野党伯…

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「靖国参拝」の動機探った文春、米国内反応を綴るニューズウィーク

◆米政権の文化理解は  安倍晋三首相の靖国神社参拝は、「オウンゴール」(豪紙)だとか、「お粗末な大誤算」(米誌)などと批判されているが、当の首相は「世界中からの批判」(韓国紙)で今後の参拝を控えるかと思いきや、さらに参拝…

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「朝生」パネリスト形無しの靖国参拝問う視聴者アンケート支持7割

◆目立った孤立化批判  未明から早朝にかけて行われる政治テーマを中心にした討論番組「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日)は今年で27年を数える長寿番組だが、スタッフは今回ほど自分たちの番組の影響力の無さを思い知ったことはなか…

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三大宗教の許しと和解が平和の礎

中東平和イニシアチブ10周年  12月19~21日、イスラエルのエルサレムにおいて、「中東における超宗教と国際関係-平和と安定を目指して」をテーマに、天宙平和連合(UPF)主催の国際会議が開かれた。23カ国から約70人の…

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米「失望」で勢いづく中韓、首脳会談へ道険し

内外に課題山積の安倍政権 デフレ脱却へ物足りない成長戦略、TPP交渉 負けられぬ選挙 名護、東京  安倍晋三首相の昨年末の靖国神社参拝に始まった歴史認識問題をめぐり、米国の積極姿勢を控える態度が明らかになってきた。米国の…

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「革命」を台無しにしたムスリム同胞団

エジプト 翻弄されたアラブ世界  長期独裁政権打倒と自由民主主義の確立を求めた「アラブの春」が2010年12月末に発生してから丸3年。発端となったチュニジアも、影響をもろに受けたエジプト、リビア、イエメン、シリアも、民主…

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我が国防衛体制強化の年に

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 尖閣へ攻勢かける中国 防空識別圏設定の教訓から  中国は11月23日に東シナ海上空に防空識別圏(ADIZ)を設定したが、力で現状変更を迫る強硬措置として懸念され、アジア諸国は警戒感を強めてい…

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新年経済で景気重視打ち出した読売、日経は消費増税の影響を軽視

◆好循環実現は不可欠  新年が明けた。「アベノミクス」2年目の今年は、デフレ脱却の兆しが見えてきた段階から、自律的景気拡大の道筋が、4月の消費増税の影響を最小限に食い止め、継続していけるかの重要な年である。  各紙の新年…

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韓国で漢字の非識字に警鐘

根強いハングル重視論  15世紀に李氏朝鮮の国王・世宗大王が制定した固有文字ハングル(訓民正音)。韓国ではこの文字のおかげで植民地解放後に短期間で非識字率を低下させることに成功したといわれ、現在は漢字を知らないことで日常…

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A hope for the new year 新年への希望

A hope for the new year The year 2013 ends with higher taxes, more spending and a stagnant economy. The promis…

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オバマケアで保険会社破産

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 唯一代案は単一支払制 政府の救済策を阻止すべし  【ワシントン】再開後の議会が最初にすべき仕事、それは、「2014年保険会社を救済しない法」だ。  少し説明するとこうなる。「医…

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米国も中国も弱体化する年

在米外交評論家 那須 聖 栄枯盛衰は世の常なり 目安となる通貨や国内状況  国家の運命(盛衰)は、その国の通貨の運命(盛衰)と不可分な関係にある。――以上は1976年にノーベル経済学賞を受賞したミルトン・フリードマン博士…

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元旦社説で安保重視した読・産、国の根幹を論じようとしない朝・毎

◆過剰報道は煽動の類  新しい年を迎えて、新聞の使命を改めて考えてみる。  新聞は「社会の木鐸(ぼくたく)」と呼ばれる。木鐸というのは、木製の舌のある鉄でできた鈴のことで、中国で法令などを人民に宣伝するときに鳴らしたとい…

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フランスの治安対策強化実るか

支持率低下への歯止め狙う左派政権 統一地方選の争点の一つ  大都市郊外の治安が一向に改善しないフランスで、治安対策は失業問題と並び、3月に予定される統一地方選挙、5月の欧州議会選挙の争点の一つとなっている。政府は、治安対…

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