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与野党せめぎ合う台北市長選

柯文哲氏が「台風の目」  台湾では、年末の6大都市首長選挙に向け、与野党が候補者の最終選定に腐心する時期を迎えている。6大都市の首長ポストを幾つ獲得できるかが2016年の次期総統選の行方を大きく左右するため、特に与野党伯…

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「靖国参拝」の動機探った文春、米国内反応を綴るニューズウィーク

◆米政権の文化理解は  安倍晋三首相の靖国神社参拝は、「オウンゴール」(豪紙)だとか、「お粗末な大誤算」(米誌)などと批判されているが、当の首相は「世界中からの批判」(韓国紙)で今後の参拝を控えるかと思いきや、さらに参拝…

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「朝生」パネリスト形無しの靖国参拝問う視聴者アンケート支持7割

◆目立った孤立化批判  未明から早朝にかけて行われる政治テーマを中心にした討論番組「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日)は今年で27年を数える長寿番組だが、スタッフは今回ほど自分たちの番組の影響力の無さを思い知ったことはなか…

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三大宗教の許しと和解が平和の礎

中東平和イニシアチブ10周年  12月19~21日、イスラエルのエルサレムにおいて、「中東における超宗教と国際関係-平和と安定を目指して」をテーマに、天宙平和連合(UPF)主催の国際会議が開かれた。23カ国から約70人の…

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米「失望」で勢いづく中韓、首脳会談へ道険し

内外に課題山積の安倍政権 デフレ脱却へ物足りない成長戦略、TPP交渉 負けられぬ選挙 名護、東京  安倍晋三首相の昨年末の靖国神社参拝に始まった歴史認識問題をめぐり、米国の積極姿勢を控える態度が明らかになってきた。米国の…

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「革命」を台無しにしたムスリム同胞団

エジプト 翻弄されたアラブ世界  長期独裁政権打倒と自由民主主義の確立を求めた「アラブの春」が2010年12月末に発生してから丸3年。発端となったチュニジアも、影響をもろに受けたエジプト、リビア、イエメン、シリアも、民主…

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我が国防衛体制強化の年に

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 尖閣へ攻勢かける中国 防空識別圏設定の教訓から  中国は11月23日に東シナ海上空に防空識別圏(ADIZ)を設定したが、力で現状変更を迫る強硬措置として懸念され、アジア諸国は警戒感を強めてい…

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新年経済で景気重視打ち出した読売、日経は消費増税の影響を軽視

◆好循環実現は不可欠  新年が明けた。「アベノミクス」2年目の今年は、デフレ脱却の兆しが見えてきた段階から、自律的景気拡大の道筋が、4月の消費増税の影響を最小限に食い止め、継続していけるかの重要な年である。  各紙の新年…

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韓国で漢字の非識字に警鐘

根強いハングル重視論  15世紀に李氏朝鮮の国王・世宗大王が制定した固有文字ハングル(訓民正音)。韓国ではこの文字のおかげで植民地解放後に短期間で非識字率を低下させることに成功したといわれ、現在は漢字を知らないことで日常…

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A hope for the new year 新年への希望

A hope for the new year The year 2013 ends with higher taxes, more spending and a stagnant economy. The promis…

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オバマケアで保険会社破産

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 唯一代案は単一支払制 政府の救済策を阻止すべし  【ワシントン】再開後の議会が最初にすべき仕事、それは、「2014年保険会社を救済しない法」だ。  少し説明するとこうなる。「医…

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米国も中国も弱体化する年

在米外交評論家 那須 聖 栄枯盛衰は世の常なり 目安となる通貨や国内状況  国家の運命(盛衰)は、その国の通貨の運命(盛衰)と不可分な関係にある。――以上は1976年にノーベル経済学賞を受賞したミルトン・フリードマン博士…

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元旦社説で安保重視した読・産、国の根幹を論じようとしない朝・毎

◆過剰報道は煽動の類  新しい年を迎えて、新聞の使命を改めて考えてみる。  新聞は「社会の木鐸(ぼくたく)」と呼ばれる。木鐸というのは、木製の舌のある鉄でできた鈴のことで、中国で法令などを人民に宣伝するときに鳴らしたとい…

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フランスの治安対策強化実るか

支持率低下への歯止め狙う左派政権 統一地方選の争点の一つ  大都市郊外の治安が一向に改善しないフランスで、治安対策は失業問題と並び、3月に予定される統一地方選挙、5月の欧州議会選挙の争点の一つとなっている。政府は、治安対…

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ウイグル独立の動き激化 香港の予言研究家 莫天賜氏に聞く

紐解かれた中国予言書「推背図」  中国には古来、七大予言書があり、中でも唐の時代、7世紀に書かれた李淳風・袁天網共著の「推背図(すいはいず)」は中国歴代王朝の支配者が読んだ際、あまりに的中率が高い予言書として、宋代の太祖…

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今日の文明と宗教を考える

哲学者 小林 道憲 欲望氾濫する現代文明 自然を地盤に宗教の復興を  未曾有の大災害と犠牲者を生みだした東日本大震災に見舞われて、早や2年10カ月にもなる。その爪痕は、今なお修復はされていない。しかし、この大自然の与えた…

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「憲法9条改正」問題で安倍政権の真価を問うサンデー毎日の「時評」

◆就任後トーンダウン  安倍晋三首相は、先の衆院選、首相就任前の演説で「自民党が政権公約において、憲法九条改正によって自衛隊を『国防軍』と位置付けるとしたのも、不毛な論争に決着をつけて、歴史の針を進めるために他なりません…

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「つなぐ授業」でめきめき成果

「全国学力調査」で上位の秋田県大仙市  文部科学省の「全国学力・学習状況調査」で毎年全国上位の成績を収めている秋田県。中でも大仙市は県内でも上位クラスで、市立西仙北中学校(佐藤心一校長、207名)は「学び合い 支え合い …

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行使できない権利

 日本政府の外交・安全保障政策の司令塔となる「国家安全保障会議(日本版NSC)」が、昨年12月4日に発足し、首相、官房長官、外相、防衛相からなる「4大臣会合」が始動した。  あわせて特定秘密保護法も成立。同法は、日本版N…

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タイ人の人気旅行先1位に日本

ビザ免除と円安が後押し  欧州の大手旅行検索サイト、スカイスキャナーはこのほど、タイ人の最も人気のある旅行先は日本との検索データによる解析結果を明らかにした。2位以下は、米国、英国、中国、韓国だった。日本が人気スポットに…

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新しい宇宙秩序形成と日本

慶應義塾大学教授 青木 節子 米欧と行動規範を先導 時代遅れになった宇宙条約  「宇宙の憲法」ともいわれる宇宙条約が発効してから半世紀近くがたった。その間、国連はさらに四つの宇宙関係条約の作成に成功したが、そのうち三つは…

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ラグビーは地デジ、アメフトはBS扱いだが、解説優れたNHK実況

◆難しいルールを説明  正月のテレビ番組は、日本テレビの箱根大学駅伝以外は民放がバラエティーの目白押しで、NHKがスポーツ放送というイメージが定着してきている。  今年もNHK総合は元旦の天皇杯全日本サッカー選手権決勝戦…

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