韓国で漢字の非識字に警鐘


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根強いハングル重視論

 15世紀に李氏朝鮮の国王・世宗大王が制定した固有文字ハングル(訓民正音)。韓国ではこの文字のおかげで植民地解放後に短期間で非識字率を低下させることに成功したといわれ、現在は漢字を知らないことで日常生活に支障を来すこともほとんどないが、一方で「漢字の非識字」に警鐘を鳴らす人は後を絶たない。
(ソウル・上田勇実)

 「昔は小学生でも家族の名前を全部漢字で覚えさせられた。兄弟が多かったり、旧字を使っていたので大変だったですよ」(ソウル在住の主婦・朴鍾愛さん)


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