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「物語的な生命」営む人間 名寄市立大学教授 加藤 隆氏に聞く
「美しい刻」刊行に寄せて 教育改革が叫ばれて久しい日本の教育界。平成18年に改正教育基本法が成立したものの、その成果が表れているとは言い難い。文部科学省は英語の小学校低学年導入や道徳の特別教科化などさまざまな教育政策を…

自主防衛を目指すべき情勢
軍事評論家 竹田 五郎 頼れないオバマ米政権 「単独自力」でなく“自助努力”を 米経済誌「フォーブス」今年の「世界で 最も影響力のある人々」の番付によれば、オバマ米大統領は2位に降格した。シリア化学兵器対策、情報機関…

新年読み解くニューズウィーク特集の予想を上まわる日中韓緊張も
◆研究員の“懸念”的中 安倍晋三首相の靖国神社参拝に中国、韓国が猛反発している。ここまでは想定内だが、米国までが「失望した」と反応し、年末に来て、日本外交にほころびが生じている。 首相の靖国参拝は7年ぶりのこと。前…

石川県輪島市「漆再生プロジェクト」が始動
地元で植樹・採取の仕組み 輪島塗で知られる石川県輪島市で、漆の木を植樹し、その漆から採取した樹液で輪島塗を作り、その漆器を使ってもらおうという官民協働型の「輪島漆再生プロジェクト」が始まっている。原材料のほとんどが安価…

マニラ国際空で町長銃撃、9人死傷の惨事
背景に地方の政治抗争 国の玄関口であるマニラ国際空港で白昼に、地方の町長が待ち伏せされ銃撃される事件があり、クリスマスムードの国民に衝撃が走った。町長夫妻のほか、偶然現場に居合わせた男児など4人が死亡、5人が負傷すると…

時代はめぐる平成の珍風景
評論家 髙橋 正 消える鼻濁音や女言葉 良心麻痺か「痴漢」ポスター 俳人・中村草田男が「降る雪や 明治は遠く なりにけり」と詠んだのは、明治が終わり、大正の15年が過ぎて、昭和も10年になってからの事だと聞く。今年は平…

欧米の“同性愛圧力”かまわず首相はソチ開会式に出ろと説く手嶋氏
◆欧米首脳が欠席表明 来年2月7日に開会式を迎えるソチ冬季五輪がとんだ同性愛騒動の舞台になってしまった。世界日報の読者ならご存じだと思うが、今年6月、ロシアで同性愛宣伝禁止法が成立したことに抗議し、米国のオバマ大統領、…

Gay marriage makes a world of differences in a defining year 同性婚めぐり各国で考えに相違
Gay marriage makes a world of differences in a defining year The sharp divisions among the states on gay marri…

忠義の心全うした松平容保
損得勘定だけではない生き方 今年のNHK大河ドラマは、会津を舞台にした「八重の桜」であった。その中で登場したのが、会津松平家9代藩主松平容保だ。容保は日本史上、損得勘定だけではない生き方を実践した人物の1人であろう。 …

マスコミの反秘密保護法報道、国民の不安煽るも空振り
浮き彫りになった影響力低下 特定秘密保護法の成立後、安倍政権の支持率が下がった。リベラル左派の大新聞をはじめとしたマスコミは「国民の知る権利の侵害だ!」などと、同法に対するヒステリックなまでの反対キャンペーンを繰り広げ…

シングル出産もあり?危うい少子化対策
子供へ配慮欠き禍根残す 「文藝春秋」は臨時増刊号として「文藝春秋オピニオン 2014年の論点100」(文春ムック)を出した。社会問題から国際情勢まで、今年起きた時事問題について、今後の進展の予測を含め、専門家の論考を集…

「ウクライナは兄弟国家」を強調 プーチン大統領が大規模な内外記者会見
メディア統制強化の質問は一つ ロシアのプーチン大統領は19日、9回目となる大規模な内外記者会見を行った。会見では、欧州連合(EU)加盟問題で揺れるウクライナについての質問が目立ち、プーチン大統領は「ウクライナは兄弟国家…

弱い米国と中国防空識別圏
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 覇権範囲拡大狙う中国 日本は対米同盟で存在感を 中国が突然、防空識別圏(ADIZ)設定を宣言した。これは日本との尖閣諸島をめぐる争いで有利に立とうとしただけ…

中国無人探査機の月軟着陸成功に懸念を示す日経社説や読売解説面
◆協調性なく軍が開発 中国の無人探査機「嫦娥3号」が月面への軟着陸に成功した。旧ソ連、米国に次いで3カ国目で、無人探査機の月着陸は旧ソ連の「ルナ24号」以来37年ぶりである。 着陸後、嫦娥3号からは、搭載していた探査…

Payback time in Wisconsin ウィスコンシン州知事へ仕返しの動き
Payback time in Wisconsin Some liberals think it’s payback time in Wisconsin. Conservatives have made substant…

普天間のオスプレイがフル稼働、フィリピン災害救助で在沖米海兵隊が大活躍
一日に2機で160人避難、「最も有能な航空機」 11月8日にフィリピンのレイテ島を襲った超大型台風で甚大な被害が出た際、日本の自衛隊をはじめ、各国は国際的な救援部隊を送り込んだ。その中で最も迅速かつ効率的に貢献したのは…

「今年のウソ」はオバマケア
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 損なわれる医療制度 保険会社を支配する政府 【ワシントン】「ポリティファクト」によると、「今年のウソ」は、「今の医療保険がよければ、継続していい」だ。しかし「今年の話題」は、…

China growing ‘more concerned’ about North Korea, former top U.S. diplomat says 北朝鮮への懸念強める中国、米元外交官が指摘
China growing ‘more concerned’ about North Korea, former top U.S. diplomat says The former top diplomat who ov…

独首相の携帯盗聴と国際法
日本大学名誉教授 小林 宏晨 禁じていない情報活動 米による平時のスパイ問題 米国の情報機関「国家安全保障局(NSA)」によるドイツのメルケル連邦首相の携帯電話盗聴はマスコミを含めて極めて重大なスキャンダルと見做(みな…

防災教育と国防意識
12月8日、一般財団法人防災検定協会主催(内閣府後援)の第1回ジュニア防災検定が東京、大阪で実施された。ジュニアという言葉の通り、検定には小学生、中学生が挑戦した。 この検定は、漢字検定、英語検定のような記憶力や暗記…

国家安全保障戦略の閣議決定めぐり「武器輸出」など誤解を煽る朝日
◆誤解解く読売の解説 朝日と毎日の「暴走」が続いている。暴走とは「他の思惑や周囲の情況を考えないで物事をむやみにおし進めること」(広辞苑)を言う。 特定秘密保護法では「知る権利」ばかりを言い立て、スパイや工作員、テロ…

内向き克服し海外へトビタテ!
留学イベントに47大学―早大キャンパス 数は多いが枠は小さい奨学金 若い世代の「内向き志向」を克服し、グローバルな舞台に積極的に挑戦し活躍できる人材の育成を図ろうと、文科省は2020年留学倍増を打ち出した。早稲田大学キ…

問われるEU改革の前途
ユーロ危機処理から統合化問題へ 過去3年余りユーロ危機対策に追われてきた欧州連合(EU)は来年、EU改革の正念場を迎えることになる。統合化と加盟国主権をめぐる課題が山積しており、来年5月の欧州議会議員選挙の結果次第では…
