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教会民主化進めるローマ法王

“バチカンの春”到来いまだ遠く  米誌タイムは11日、恒例の「今年の人」にローマ・カトリック教会最高指導者、ローマ法王フランシスコを選出したと発表した。南米教会初のローマ法王は世界最大の組織、教会に新しい風を送り込んだこ…

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タイの与野党が足の引っ張り合い

下院解散でも政争不可避  タイのインラック首相兼国防相は9日、反政府デモ隊との全面衝突を回避するため下院を解散。来年2月2日に総選挙が行われることになった。しかし、野党出身のステープ元民主党幹事長率いる「人民民主改革委員…

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米ソ対話開いた陰の工作者

日本対外文化協会理事 中澤 孝之 国交80年にマトロック氏 レーガン政権の快挙を回顧  今年はリンカーンのゲティズバーグ演説から150年、ケネディ暗殺から50周年に当たり、それぞれ関連記事を目にする。節目の年と言えば、米…

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マンデラ元南ア大統領を悼む

評論家 太田 正利 許し合いを選んだ生涯 「多人種共存」遺訓の実現を  ネルソン・マンデラ南アフリカ元大統領の訃報に接し、多くの感慨がこみあげてきた。筆者がアフリカにおいて個人的に親しかったのは、カウンダ大統領(ザンビア…

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HIV感染リスク者に検査を勧めても献血やめよと言わないNHK

◆危険な男の同性交渉  12月1日は「世界エイズデー」だった。最近、テレビでエイズに関する話題が取り上げられることはめっきり少なくなっていたが、世界エイズデーを前に衝撃的なニュースが流れた。  エイズウイルス(HIV)に…

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権力集中で中国共産党崩壊回避へ  香港政治誌「前哨」の劉編集長に聞く(下)

集団指導に限界、外堀埋める  ――中国共産党は11月の第18期中央委員会第3回総会(3中総会)で内外の治安維持を統括する「国家安全委員会」と改革の司令塔となる「中央改革全面深化指導小組」という2組織を立ち上げたが、この新…

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中国の難題は少数民族政策 香港政治誌「前哨」の劉編集長に聞く(上)

 中国の習近平共産党総書記が就任して1年が過ぎ、思想言論統制を一層強めて反体制派を弾圧する保守カラーを強める一方、改革も取り込もうとする腐心もにじむ。既得利益層が優遇され、庶民は改革の恩恵を受けられない社会に不満が爆発す…

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現行憲法に家族解体の理念

改憲による「家族の保護」急げ 法律婚軽視の改正民法  男女の間に生まれた子(婚外子)の遺産相続分を法律上の夫婦の子(嫡出子)の半分とした規定を削除した改正民法が先の国会で成立した。最高裁が今年9月、冒頭の規定を違憲とする…

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支持率低下も経済順調、揺るがぬ安倍内閣

“秘密保護国会”が閉幕 迷走する野党、マスコミも賛否二分 自公、軽減税率で妥協案  安倍晋三首相は9日、臨時国会の閉会に伴って記者会見し、特定秘密保護法成立が拙速だったとの批判に「私自身、もっと丁寧に説明すべきだった」と…

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核開発の権利主張するイラン

危機感強めるイスラエル  イランと国連安保理常任理事国にドイツを加えた6カ国が9、10の両日、ウィーンで、イラン核開発問題をめぐる専門家会議を開催、先月24日に合意した「第一段階の合意」の履行日程を協議した。国際原子力機…

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特定秘密保護法案審議の総括

東洋学園大学教授 櫻田 淳 紛糾は与党側の不手際 適宜、検証し修正する努力を  12月6日深夜、特定秘密保護法案は、参議院本会議で可決、成立した。この法案への賛否の姿勢は、大別して次の三つしかなかった.  ①秘密保護法制…

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5.5兆円の経済対策にも八つ当たりした朝日、軽減税率を説く読売

◆やっと経済に出番が  特定秘密保護法が6日、ようやく制定された。独立国家の一つの体をなすものとして、当然あるべき法律がやっとできたわけである。  本紙8日付社説が指摘するように、朝日、毎日とも、いわゆるゾルゲ事件や西山…

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仲井真知事、「県外」要求のまま埋立承認も

自民県連が「辺野古」容認 公明県本部は「県外」堅持  県選出の自民党の国会議員5人全員が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先について名護市辺野古を選択肢として容認したことに続いて、自民党沖縄県連も「県外」の公約を撤回して…

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Free-lunch economics フリーランチ(タダ飯)経済学

Free-lunch economics After five years of stimulus schemes ranging from federal bailouts and a trillion-dollar …

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遠のく北朝鮮の中国式改革・開放

張成沢氏失脚 ~北で何が起きたか~(下) 権力闘争の行方占う2周忌  「張成沢は北朝鮮権力中枢にいる人物の中で比較的、合理的発想の持ち主だ」  1997年に韓国に亡命した北朝鮮の黄長燁・元朝鮮労働党書記は生前、周囲にこう…

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同盟国を無防備にする米国

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 後退続けるオバマ政権 中東で親米国の信頼を喪失  【ワシントン】三つの危機、1人の大統領、途方に暮れる数多くの友人たち。  第1の危機はウクライナだ。気に留めている人はあまりい…

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巧妙化する中国の尖閣領有権主張 米中経済安保調査委 ラリー・ウォーツェル氏

中国の防空識別圏設定  【ワシントン早川俊行】米議会の諮問機関「米中経済安全保障調査委員会」の委員で、中国軍事戦略の専門家であるラリー・ウォーツェル氏はこのほど、世界日報の取材に応じ、中国が沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海…

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中国ADIZ問題と海上保安庁

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 尖閣の領海警備強化を 国民の応援態勢作りも必要  中国が11月23日に唐突に防空識別圏(ADIZ)を設定し、我が国の領土である尖閣諸島の空域を識別圏に入れた。また、ADIZ内では飛行計画の提…

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秘密保護法反対一辺倒の朝日と毎日の狂騒キャンペーンを振り返る

◆安保闘争に先祖返り  ここ1カ月、「狂騒曲」を聞かされてきた。やれ戦前に戻るだの、戦争の準備だの、臨時国会で特定秘密保護法案が成立するまで、朝日と毎日の反対キャンペーンは狂騒と表現するほかなかった。  むろん反対論に一…

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57回目の遠洋航海

 先週、世界一周の遠洋航海を終え、10月30日、無事に日本に帰国した防衛大学校の後輩(3等海尉)と会って、酒食をともにした。  昭和32年以降、毎年、遠洋航海は実施されており、今年で57回目となる。  海上自衛隊の遠洋航…

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フィリピン中部の台風災害から1カ月、依然400万人が避難生活

 フィリピン中部を襲った台風30号(フィリピン名ヨランダ)による災害から、1カ月が経過した。救援活動が一段落する中、政府には生き残った住人たちの生活を立て直すための早急な対応が求められている。政府は被災で職を失った人々に…

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中国防空識別圏公告に思う

元統幕議長 杉山 蕃 対応を周到に準備せよ 公海上空飛行の自由を貫け  11月23日付で、中国国防部は「東シナ海防空識別圏」を設定し当該空域の航空機識別規則を公告した。かなり一方的なもので、航空防衛・航空管制上問題が大き…

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