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エジプトとトルコの外交摩擦

イスラム内の対立浮き彫り  エジプト暫定政権は11月23日、トルコのエルドアン首相が同暫定政権を批判したとして、駐エジプト・トルコ大使を追放した。トルコ政府も、駐トルコ・エジプト大使を追放したが、背景には、オバマ米政権の…

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朱建栄氏拘束の真相はエージェントの「引き締め」か

強まる中国の言論統制  東洋学園大学教授の朱建栄氏が中国当局に拘束されてから4カ月が経った。メディアにおける中国当局寄りの発言から、その代弁者と見られていた朱氏がこともあろうに中国当局に拘束された原因についてはさまざまな…

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テレビの堕落

愛情失ったテレビマン/人材不足から見識・品性欠く  今年はテレビ放送開始からちょうど60年。NHKが昭和28年2月に放送を開始し、同年8月には、日本テレビが開局して民放の先駆けとなっている。このため、2月と8月には、放送…

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ウクライナがEUとの連合協定中止

 ウクライナは21日、欧州連合(EU)への統合に向けた一歩として自由貿易協定(FTA)の締結や政治・経済分野の関係強化を柱とする「連合協定」の締結を中止した。ウクライナ製品の締め出しや、天然ガス輸出停止などを示唆するロシ…

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GDP成長力の弱さに政府・企業に一段の努力を求めた保守系各紙

◆成長に無関心な毎日  23日から一般公開の始まった東京モーターショーが、盛況のようである。世界初公開が大幅に増え、特に日本メーカーは企業収益の回復もあって、各企業トップからは強気の発言も相次ぐ。裾野の広い自動車産業が元…

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中国版KGB登場に警戒を

桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ 強圧さ増す3中全会後 近代化を果たし独裁維持へ  今、中国で何が起きているか、正確に把握している人はなかなかいないと思う。三重四重の鉄のカーテンに閉ざされた秘密国家であるためである…

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韓国のカトリック教会“親北ミサ”で波紋

延坪島砲撃巡り北朝鮮擁護  韓国のカトリック教会で北朝鮮の武力攻撃を擁護したり、大統領下野を主張するミサが行われたことが分かり、波紋を広げている。宗教界による政治介入ともいえる事態に保革対立が鮮明な韓国社会は敏感に反応し…

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Fracturing Obama’s oil spin オバマの石油を巡る情報操作を破砕する

Fracturing Obama’s oil spin With the debris of his health care scheme falling like autumn leaves, President Ob…

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辺野古移設に沖縄県民7万3000人が署名

報道と民意は乖離 基地統合縮小実現県民の会が報告会  米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を推進する「基地統合縮小実現県民の会」が24日、那覇市で集会を開き、これまでに約7万3000人の県民の署名が集…

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イランの狙いは制裁緩和

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 核開発止められない暫定合意 ウラン濃縮施設は手付かず  【ワシントン】報道によると、話題を変えようと必死の大統領と、名声を得たくて必死の国務長官が、イランと「暫定的」核合意を交…

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U.S. funds China’s nuclear security 中国の核安全保障に資金供給する米

U.S. funds China’s nuclear security The Obama administration is funding a joint nuclear security center in Bei…

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堕ちた米大統領最大の功績

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき オバマケアに苦情殺到 欠陥、高額、約束違反に怒り  「政治の世界では一週間は非常に長い」と、あっという間に状況が一変するさまを表したのは英国のウィルソン首相だ…

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毎日が原子力規制委と避難住民の会合報道で呆れた“スクープ記事”

◆反原発のツケが回る  「原子力規制委巡る記事でおわびします」。毎日17日付1面にこんなお詫び記事が載った。10日付朝刊「規制委員長 住民聴取拒む」の記事で、「避難住民の意見は反映されない見通しになった」とあるのは誤りだ…

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ロンドンで韓半島フォーラム開催

南北統一の実現性討議  韓半島統一と北朝鮮人権問題に関するフォーラムがロンドン市内で19日開催され、韓国と英国の識者たちが朴槿恵・韓国大統領の対北政策「信頼構築プロセス」を中心テーマに平和的統一の実現性、北朝鮮の人権改善…

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和歌の魅力が受刑者に与える安らぎの心 歌人 坂田資宏氏に聞く

 わが国では毎年、3万人近い新受刑者が収容されていく。罪名は窃盗や覚醒剤取締法違反、詐欺などが多く、また刑期を終えて出所した後に再度入所する割合も40%を超える。そうした中で、歌人の坂田資宏氏は篤志面接委員として和歌を通…

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サイバー強国のサイバー戦

ロシア研究家 乾 一宇 攻撃を重視する米露中 日本も縛りなき戦略を持て  本欄で、3月以来サイバー戦などについて、4回にわたって考えてきた。  ここでは、サイバー強国である米、露、中の3カ国のサイバー戦に対する基本的な考…

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常に勉強する教師を目指せ

北海道師範塾が心構えを伝授  教師の質の低下が叫ばれて久しい。教育現場を見れば不登校やいじめは後を絶たず、今なお大きな社会問題になっているが、その根底に、教師の指導力不足があることは否めない。そうした中で北海道師範塾「教…

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中国は「最悪の資本主義国」など中国人の絶望を伝えたエコノミスト

◆民衆の立場から特集  人口13億人を抱える巨大な隣国、中国。「世界の工場」と呼ばれ、ここ数年の経済成長率はかつてのような10%を超えるほどの勢いはないが、安定成長のレンジである7%台をキープし、世界経済を牽引(けんいん…

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桂太郎と宰相の条件

 11月16日、拓殖大学で「桂太郎没後百年」のシンポジウムが開催された。  桂太郎は拓殖大学の創立者であり、日露戦争時の首相だ。  日露戦争は、旅順の二〇三高地をめぐる激戦、遼陽や奉天の会戦が示すように一大消耗戦であった…

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タイからの高速鉄道受注に積極攻勢の中国

タイ政府と協力覚書  タイ政府は年初、総額2兆バーツ(約6兆3000億円)を投じ、陸海空の交通路を整備、4路線の高速鉄道を建設する計画を明らかにした。早速、10月、タイを訪問した李克強中国首相は、高速鉄道の総延長距離が9…

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公民教科書検定現場の攻防

大月短期大学教授 小山 常実 制定法主義を克服せよ 「立憲君主制」許さぬ審議会  学問上の用語や公権解釈さえも認めず  筆者は、『新しい公民教科書』(自由社)の作成に関わり、平成22年度中学校教科書検定過程にも立ち会った…

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「命に向き合う」本質的な課題を突き付けたEテレ「新型出生前診断」

◆深く考えさせる内容  妊婦からわずかな血液を採取して調べることで、胎児に染色体異常があるかどうかが分かる「新型出生前診断」の臨床研究が今年4月から始まった。出生前診断そのものは1970年代から行われているが、「新型」の…

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