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常に勉強する教師を目指せ
北海道師範塾が心構えを伝授 教師の質の低下が叫ばれて久しい。教育現場を見れば不登校やいじめは後を絶たず、今なお大きな社会問題になっているが、その根底に、教師の指導力不足があることは否めない。そうした中で北海道師範塾「教…

中国は「最悪の資本主義国」など中国人の絶望を伝えたエコノミスト
◆民衆の立場から特集 人口13億人を抱える巨大な隣国、中国。「世界の工場」と呼ばれ、ここ数年の経済成長率はかつてのような10%を超えるほどの勢いはないが、安定成長のレンジである7%台をキープし、世界経済を牽引(けんいん…

桂太郎と宰相の条件
11月16日、拓殖大学で「桂太郎没後百年」のシンポジウムが開催された。 桂太郎は拓殖大学の創立者であり、日露戦争時の首相だ。 日露戦争は、旅順の二〇三高地をめぐる激戦、遼陽や奉天の会戦が示すように一大消耗戦であった…

タイからの高速鉄道受注に積極攻勢の中国
タイ政府と協力覚書 タイ政府は年初、総額2兆バーツ(約6兆3000億円)を投じ、陸海空の交通路を整備、4路線の高速鉄道を建設する計画を明らかにした。早速、10月、タイを訪問した李克強中国首相は、高速鉄道の総延長距離が9…

公民教科書検定現場の攻防
大月短期大学教授 小山 常実 制定法主義を克服せよ 「立憲君主制」許さぬ審議会 学問上の用語や公権解釈さえも認めず 筆者は、『新しい公民教科書』(自由社)の作成に関わり、平成22年度中学校教科書検定過程にも立ち会った…

「命に向き合う」本質的な課題を突き付けたEテレ「新型出生前診断」
◆深く考えさせる内容 妊婦からわずかな血液を採取して調べることで、胎児に染色体異常があるかどうかが分かる「新型出生前診断」の臨床研究が今年4月から始まった。出生前診断そのものは1970年代から行われているが、「新型」の…

Heckuva job, Obama! Americans jeer the president's performance オバマ大統領の仕事ぶりに厳しい評価
Heckuva job, Obama! Americans jeer the president’s performance President Obama’s approval rating h…

宗派・セクト間の闘争拡大-イスラム教
穏健派指導者は収拾に動かず レバノンの首都ベイルート南郊にあるイラン大使館前で19日、連続自爆テロがあり、同大使館員1人を含む23人が死亡、146人が負傷した。国際テロ組織「アルカイダ」系武装組織「アブドラ・アッサム旅…

「プレス民主」刷り直し
野党に苦しんだ与党時代/国会改革に前向きな姿勢 「巨大野党とまっ向から対決する」の見出しで刷り直しとなった民主党機関紙「プレス民主」11月1日号。桜井充政調会長インタビュー記事での誤植で、これを報じたマスコミは「与党ボ…

社会新報に小泉元首相
反原発デモで左翼の話題に/赤旗に「使える」発言の記事 夏から急に「原発ゼロ」を言い出した小泉純一郎元首相。政界を引退したとはいえ存命する自民党の元首相で一番在任期間が長く、発言力は消えていない。誰を利したかと言えば、政…

共産党9中総-空想主義的に党員を鼓舞
大会決議案に「選挙革命」など 「民主連合政府への道を開く大志とロマンある提起だ」――。日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」11月14日付は、1面「日本共産党9中総終わる」の記事で、12~13日に同党本部で開かれた同党第9回…

岐路に立つ米共和党
支配層、穏健派路線に活路模索 10月の米財政協議と政府一部閉鎖で最も政治的打撃を受けたのは、共和党だろう。来年の中間選挙、2016年大統領選挙を控え、共和党は大きな岐路に差し掛かっている。(ワシントン・久保田秀明) 党…

電力自由化のプラスとマイナスを見極め、慎重な議論を求めた小紙
◆懸念と期待の各論調 21世紀を迎える直前であるから、今から15年ほど前に南米パラグアイ、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイを巡るバス旅行をした。途中、車中泊もある強行日程で、パラグアイ南部では夕方から夜の町や村を見な…

野口英世と恩師フレクスナー
獨協大学教授 佐藤 唯行 渡米後の苦労が呼んだ縁 手を差し伸べたユダヤ系教授 千円札の図案で馴染み深い野口英世(1876~1926)。生涯にわたる恩師がユダヤ人であった事実を知る者は少ない。その名はサイモン・フレクスナ…

オバマ米大統領、もうレームダック?
オバマケア混乱で信頼失墜 オバマ米大統領が2期目の政権運営をスタートさせてからまだ1年もたたないが、早くもレームダック(死に体)化しているとの指摘が出ている。医療保険改革法(通称オバマケア)をめぐる失態で、支持率は急落…

名護市長選、普天間移設めぐり保守系分裂
「辺野古」推進訴える島袋前市長 末松県議は知事に追随の姿勢 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設が焦点となる名護市長選(来年1月19日投開票)まで2カ月を切った。辺野古移設反対派の現職、稲嶺進市長(…

韓国の朴槿恵大統領、任期中に統一基盤準備
極東開発事業に南北とも期待 韓国の朴槿恵大統領が韓半島の平和的統一に向けた基盤を任期中に準備することに改めて意欲を示した。南北分断が固定化し、韓国国民の関心も薄れつつある統一問題は本当に動きだすのだろうか。(ソウル・上…

欧州で広がる反ユダヤ主義 米ユダヤ教ラビ ローゼン師に聞く
背景に経済・政治的不安定 国際機関「宗教・文化対話促進国際センター」(KAICIID)は18、19の両日、ウィーンで「グローバル・フォーラム」を開催した。同センターは昨年11月26日、サウジアラビアのアブドラ国王の提唱…

失態続きの米国の医療保険改革法
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 信頼失うリベラリズム 改正に激しく抵抗する政府 「たとえ法律を変えることになっても、大統領は、連邦政府が国民にした約束を守り、国民が保有しているものを守るべきだ」-クリントン…

Back in Iowa, Ryan finds himself at a political crossroads アイオワ州再訪、政治的分岐点のライアン氏
Back in Iowa, Ryan finds himself at a political crossroads ALTOONA, Iowa - Despite being on the losing 2012 pr…

シリーズ化する朝日、毎日、東京など秘密保護法反対社説に疑問あり
◆反対一辺倒で何度も 特定秘密保護法案の審議が大詰めを迎え、与党と維新の会、みんなの党との間で修正協議が進められている。両党は修正・賛成論だから、秘密保護の趣旨は是としている。 これに対して左右両派を抱える民主党は例…

祖母の旅立ちと沖縄戦前後
沖縄大学教授 宮城 能彦 家族より御真影を守る 評価は変われど一生懸命に 私事で恐縮だが、先日母方の祖母が亡くなった。105歳であった。祖母は明治41年旧羽地村(現在の名護市)生まれ。戦前の沖縄女子師範学校を卒業した後…

三つの歴史的節目迎えるドイツ
第1次大戦勃発100年 行事不必要の声も 第2次大戦75年 改めて追悼表明へ ベルリンの壁崩壊25年 民族の悲願を祝賀 ドイツは来年、三つの大きな歴史的節目の年を迎える。一つは第1次世界大戦勃発100年目だ。1914年…
