フィリピン台風被害で深刻な食糧不足と治安悪化


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救援物資届かず略奪横行

 フィリピン中部を横断し、各地に深刻な被害をもたらした台風30号(フィリピン名ヨランダ)。時間が経過するにつれ、その甚大な被害の全貌が明らかになり始めている。世界各国から支援の手が差し伸べられる一方、政府の遅い対応に被災地からは不満が出始めており、食料を求めて略奪行為が横行するなど治安の悪化も深刻化している。

(マニラ・福島純一)


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