同性愛者差別禁止法案の背後にある米国リベラル派の思惑


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職場から伝統的道徳観を排除

 米上院は今月7日、同性愛者や性転換者らに対する職場での差別を禁じる「職業差別禁止法案(ENDA)」を可決した。性的指向や性自認(ジェンダー・アイデンティティー)を理由に、採用を拒否したり、解雇したりするのを禁じるものだ。一見、不当な差別禁止を目的とした法案のようだが、その背後には、伝統的道徳観を社会から排除しようとするリベラル派の思惑が潜んでいる。

(ワシントン・早川俊行)


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