祖母の旅立ちと沖縄戦前後


宮城 能彦

家族より御真影を守る

沖縄大学教授 宮城 能彦

 私事で恐縮だが、先日母方の祖母が亡くなった。105歳であった。祖母は明治41年旧羽地村(現在の名護市)生まれ。戦前の沖縄女子師範学校を卒業した後、約半世紀、戦前戦後を通じて小学校で教鞭をとった。


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