忠義の心全うした松平容保 


損得勘定だけではない生き方

 今年のNHK大河ドラマは、会津を舞台にした「八重の桜」であった。その中で登場したのが、会津松平家9代藩主松平容保だ。容保は日本史上、損得勘定だけではない生き方を実践した人物の1人であろう。

 桜田門外の変以降、徳川幕府の権威は失墜し、朝廷のある京都ではテロの嵐が吹き荒れ治安は著しく悪化。


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