韓国保守系歴史教科書、左翼の圧力で採択ゼロか


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抗議や脅迫など受ける

 左翼史観の根強い韓国で新たな試みとして注目を集めていた保守系執筆陣による高等学校歴史教科書が、左翼団体からの執拗(しつよう)な圧力で現場の新年度教科書に全く採択されない見通しとなった。子供の健全な歴史認識育成に「左翼の壁」が立ちはだかった形だ。
(ソウル・上田勇実)

 採択ゼロが濃厚となったのは教学社が出版した高校歴史教科書「韓国史」。これまでに全国で二十数校が一度は採択を決めながら方針を撤回し、最後に残っていた全州市(全羅北道)の象山高校など3校もこのほど相次いで採択を取り消した。


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