編集局 2014/1/09 Viewpoint [会員向け]
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生
中国は11月23日に東シナ海上空に防空識別圏(ADIZ)を設定したが、力で現状変更を迫る強硬措置として懸念され、アジア諸国は警戒感を強めている。事の重大性は即日、ケリー米国務長官が「東シナ海の現状を一方的に変更する試み」と懸念を表明し、ヘーゲル米国防長官は日米安保条約第5条の適用を改めて確認するなどの反応に表れている。
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