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白々しい金正恩氏「新年の辞」
宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 羨むものなし」は大うそ 食糧不足にあえぐ北朝鮮人民 北朝鮮問題を研究する者にとって、最高権力者が毎年1月1日に発表する「新年の辞」の分析は欠かすことのできない作業である。「新年の辞」と…
石原家を次の標的に定めた小池都知事の「大作戦」を分析した文春
◆参考人招致で対決へ 最近、新聞を開いても、週刊誌を繰っても、テレビをつけても、話題はトランプ米大統領、五輪と市場移転の東京都、そして隣の韓国大統領選の行方ばかりである。ワイドショーは毎日繰り返し報じているので、普段テ…
島々を生んだ国土生み神話
建国記念の日 特集 民俗宗教史家 菅田正昭氏に聞く きょうは建国記念の日。日本の神話は国土(クニ)生みから始まります。それは島国日本の性格を暗示した伝承でもありました。この伝承にちなんで、島国としての文化的宗教的な特質…
文氏が大統領に不適任な理由
防衛力解体され北の“人質”に 韓国では選挙戦や候補選びの途中で降板することを「落馬」という。まさに潘基文(パンギムン)前国連事務総長の「不出馬」は落馬というに等しい。一時は世論調査でトップに立ったこともあり、候補擁立に…
外国勢力介入招く「外兵借用」 安保で国論分裂の韓国
サード反対は中国の思うツボ 「月刊朝鮮」(2月号)に黄炳茂(ファンビョンム)国防大名誉教授が「外兵借用の得と失」を寄せており、韓国の安全保障政策での国論分裂を取り上げている。 黄教授は、「韓半島は周辺強国の勢力が交差…
露・NATOの緊張 問われるインテリジェンス
米大統領選に操作関与 2017年の幕開けは、自由でグローバルな国際秩序に対する揺さぶりから始まった。市場の変革のみならず、安全保障、外交政策にかかる国際政治の在り方についてスピーディーな対応を余儀なくされている。各界と…
露がシリアで着々と勢力拡大
内戦終結への道筋見えず ロシアは2015年9月にシリア内戦へ本格的な介入を開始した。内戦介入に及び腰のオバマ前米政権を尻目に、アサド政権支援に乗り出した格好で、シリアでの基盤構築を着々と進めている。ロシアの支援を受けて…
統合と分散がせめぎ合う21世紀
哲学者 小林 道憲 相互依存高まるが対立も 両者を調和する方法工夫を 21世紀の初頭に当たる今日、交通・通信機関の目覚ましい発達と、そのグローバル化とともに、ヒト、モノ、カネ、情報の巨大な流れが国境を越えて激しく流動し…
IT大手、大学が外国人労働者・留学生の入国求め法廷へ Tech titans, colleges fight to allow foreign workers and students into U.S.
公立大学と、数多くのIT大手を含む125以上の米企業が、トランプ大統領の入国審査強化措置をめぐって法廷闘争を開始、外国人労働者を雇用し、留学生を受け入れる固有の権利があると主張した。 これは、すでに始まっている法廷闘…
首脳会談を前に政府の「対米協力案」に同様な批判展開する朝日、産経
◆「増長させる」と懸念 朝日と産経が、10日の日米首脳会談を前に政府が検討している「対米協力案」に対して、似たような批判を4日付社説で展開している。 「対米協力案」とは、朝日や産経によると、「両国が協力してさまざまな…
新政権人事で有利な共和党
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 最高裁判事指名承認へ 民主党、規則変更が裏目 ニール・ゴーサッチ氏が最高裁判事になることを歓迎する人は多い。ドナルド・トランプ氏の大統領選勝利、ヒラリー・クリントン氏の敗北を…
那覇軍港移設が焦点 12日に浦添市長選
政府と知事派の「代理戦争」に 任期満了に伴う浦添市長選が5日告示され、12日に投開票される。保守系現職と翁長雄志知事や革新政党が推す前市議の新人による一騎打ちとなった。那覇市にある米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添市内…
作戦会議抜きの攻撃 Trump’s no-huddle offense
開戦の合図の口笛の音は、なかなか山びことなって消えて行っていない。トランプ大統領は、彼の話を聞く人の数を拡大し、ターゲットを狙い撃ちしている。そして、自分の言葉に忠実に、ホワイトハウスのゲーム・プラン(戦略)を作戦会議…
トランプ米新大統領の特異性
日本大学名誉教授 小林 宏晨 「米第一」憂慮し過ぎるな 日本はより積極的な関与を はじめに 大統領就任式(1月20日)前の1月15日トランプ氏はドイツの大衆紙ビルトのカイ・ディクマン氏とイギリスのタイムズ紙のマイケル・…
元島民らの意向反映へ 「北方四島連絡調整会議」を設置
きょう37回目の「北方領土の日」 北海道総務部北方領土対策本部局長 篠原正行氏に聞く 第2次世界大戦終了後、旧ソ連(現在のロシア)は北方四島を武力占領し、日本人の住民を全て島外に追い出し、以来、不法占拠を続けている。北…
「テロ等準備罪」法案に相変わらずの紋切型反対論で難癖付ける東京
◆左派紙による猛反対 テロほど許せない凶悪犯罪はない。爆弾や銃器を使って一般市民を大量に殺傷する。これを断じて防ぐ。このことに異論のある国民はよもやいまい。国際社会の共通課題でもある。その一環で政府は「テロ等組織犯罪準…
病院は施設から「家」の時代へ
デザインで人を元気にする 「ドムスデザイン」代表 戸倉蓉子さんに聞く 大学病院の看護師から転身した1級建築士というイタリア政府認定デザイナーがいる。「環境を通じて、人を健康に幸せにする」ことをミッションに、女性スタッフ…
潘基文氏、韓国大統領選断念
突然の“落馬” 保守に動揺 韓国次期大統領選で野党系候補の有力対抗馬だった潘基文(パンギムン)・前国連事務総長が急遽(きゅうきょ)出馬を断念したことで保守陣営に落胆と動揺が広がっている。向こう1カ月内に判決が下されると…
家庭は教育の出発点
弁護士 秋山 昭八 幼少期に人格の基礎形成 「支援法案」を批判する朝・毎 家庭での教育について国や自治体が支援の責任を負うとする「家庭教育支援法案」を、自民党が通常国会に提出すべく準備中であることについて毎日新聞は、公…
「一つの中国」は中国の主張
インタビューfocus トランプ政権と米中台関係 評論家 黄文雄氏 「中華民族の偉大な復興」を掲げ、強権台頭の陣頭指揮を執る中国の習近平国家主席。一方、先月20日就任した米国のトランプ大統領は、貿易問題や海洋進出問題、…
参加型から訪問型の「とどける」支援へ
「全国家庭教育支援研究協議会」で事例報告会 孤立する子育て家庭の親による虐待が増え続け、虐待を未然に防ぐために、学校・家庭・地域の連携による「家庭教育支援チーム」の役割が大きくなっている。参加型から訪問型の「届ける」支…
世界・社会が求めるグローバル教養人の育成を
沖縄尚学附属中創立30周年記念講演会 沖縄尚学高等学校附属中学校は昨年4月、創立30周年を迎えた。その記念行事が1月21日に校内で開催され、政治家、県外の私学関係者らが多く参加した。創設者で沖縄尚学高校校長の名城政次郎…
地政学的な視点から世界を読み解く必要を訴えるダイヤモンド
◆まさに時代の転換期 きな臭い時代に入ったとまでは言わないが、世界は今、混迷の度合いを深めている。マスコミは常日頃から何かあると、ことさら「時代の転換期」を強調する。しかし、その言葉は、今のこの時こそぴったり合う、とい…