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存在意義問われる地方私立大

沖縄大学教授 宮城 能彦 課題は学力・意欲の向上 学生を社会に送る「最後の砦」  ここ数年、地方の私立大学、特にいわゆる「偏差値」が高くない大学の存在意義について議論されることが多くなったように思える。すなわち、低レベル…

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NATO事務総長、トランプ氏の国防費負担の要求は「正当」 NATO chief says Trump’s demand on defense spending is ‘clear, firm and fair’

 トランプ政権は、欧州の集団的自衛をめぐる費用負担要求を満たすよう北大西洋条約機構(NATO)全加盟国に要請したが、これに対しNATOのトップは20日、要請は「明確で、強固で、正当」と述べた。  ストルテンベルグ事務総長…

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今回のGDPも保守系紙だけの論評、なぜかリベラル3紙は言及なし

◆楽観的な見方の日経  内閣府が発表した2016年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値は、実質で前期比0・2%増、年率換算では1・0%増で4四半期連続のプラス成長だった。  これを論評に取り上げた社説の見出しを挙げ…

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フリン氏、隠蔽が命取りに

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー ロシアとの接触は合法 選挙で共謀「証拠なし」  隠蔽(いんぺい)で罪はさらに重くなる―ウォーターゲート事件の際によく言われた言葉だ。フリン補佐官辞任問題は、犯罪の伴わない隠蔽の…

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「保守に対する言論弾圧」 沖縄2紙を正す会がシンポジウム

「ニュース女子」への反基地活動家らの反論  東京のローカル局、東京MXテレビが1月2日の番組「ニュース女子」で沖縄の反基地運動を特集した件で、反基地活動家らは、「沖縄ヘイト」として強く反発している。しかし、同番組にも出演…

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フリンは消えてもモグラはまだいる Flynn’s out, but the moles are not

 マイケル・フリンは、国家安全保障担当の大統領補佐官としては去って行ったが、今、重要な裏話が表面化し始めている。この奇妙な話は本当は、どういうことなのか。  フリン氏は、苦労して、彼以前の非常に多くの政府高官が学習した昔…

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トランプ政権への不安と懸念

日本国際問題研究所特別研究員 遠藤 哲也 予測難しい内政・外交 個人的関係深めた安倍首相  大方の予想を裏切って、当選したトランプ第45代米国大統領は選挙戦の最中から激しい言動で物議を醸してきたが、1月20日に大統領に正…

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世界最大の「聖書博物館」 米首都に11月オープン

「死海文書」などを展示へ  米国の首都ワシントンに今年11月、世界最大の「聖書博物館」が誕生する。世界的発見とされる「死海文書」の断片など歴史的価値の高い聖書関連の品々が展示されるほか、聖書の物語を体感できるテーマパーク…

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民主党、トランプ氏スマホの安全性で公聴会要求 Democrats ask for hearings involving Trump’s smartphone security

 トランプ大統領の行動についてセキュリティーが緩いとされている問題をめぐって、十数人の民主党議員らが今週、下院監視・政府改革委員会に書簡を送った。  リュー下院議員(民主、カリフォルニア州)は今週に入り、同委幹部らに、ト…

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左翼系人物を使い「テロ等準備罪」を治安維持法と同列に置く朝、毎

◆理性欠く記事溢れる  安保関連法を「戦争法」と名付けて左派メディアが猛反対したことは記憶に新しいが、今度は「治安維持法」のレッテル貼りだ。恣意(しい)的かつ理性を欠く記事が新聞に溢れている。「テロ等準備罪」を新設する法…

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宗教文化を町興しエネルギーに

観光ネットワーク 福井県あわら市市長 橋本達也氏に聞く  北陸有数の温泉地であるあわら温泉(福井県)は、関西や中部では知られていても関東での知名度アップはこれから。人口3万人を割ったあわら市は3年前の北陸新幹線金沢開業前…

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独新大統領にシュタインマイヤー前外相

「国民に勇気を」貢献誓う  ドイツのシュタインマイヤー前外相(61)は12日、連邦会議で予想通り、圧倒的な支持を受けて新大統領に選出された。同氏は選出直後の演説で「ドイツ国民に勇気を与える大統領となっていきたい」と述べる…

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尖閣諸島防衛の正しい姿<English付>

エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 米の保証より日本の努力 灯台建設や公務員の常駐を  米国のジェームズ・マティス国防長官が2月3日、韓国を経由して日本を訪問し、3日には安倍晋三首相と、4日に…

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金正恩氏、身元隠し陸軍で3年間服務

 北朝鮮の最高指導者、金正恩・朝鮮労働党委員長が父、金正日総書記の後継者に正式決定する直前の3年間、金総書記の指示で韓国との軍事境界線に近い最前線部隊で身元を隠したまま一般兵として服務していたことが分かった。北朝鮮情報筋…

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本との出合いは人との出会い

本との出合いは人との出会い

東京都立多摩図書館が移転オープン  公立図書館では国内最大級の雑誌約1万7000タイトルを所蔵するなど都立多摩図書館が立川市から東京都国分寺市に移転、スケールアップしてこのほどオープンした。午前中、エントランスホールでテ…

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北海道師範塾「教師の道」が実践報告を実施

北海道師範塾「教師の道」が実践報告を実施

諦めない心と不断の努力が実を結ぶ  教育の現場が荒れていると言われて久しい。学級崩壊、モンスターペアレント、いじめなど難題が山積する。しかし、そうした現場を預かる教師の苦労は大変なものがある。ましてや新米教師にはかなりの…

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今日的教訓が欲しかった週刊現代・ニュージャパン火災から35年特集

◆大火災惨事から35年  死者33人、負傷者34人を出した「ホテルニュージャパン火災」から2月8日で35年を経た。ニュージャパンは東京・赤坂の一等地で、地下鉄・赤坂見附の地上出口の大通りを隔てた所にあった。深夜(正確には…

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侵略・虐殺の史実に中国の本質

チベット亡命政権主席大臣が強調  日本を訪問したチベット亡命政権のロブサン・センゲ主席大臣が、このほど東京グランドホテルで講演した後、記者会見した。センゲ氏は、「チベットを理解すれば、中国の本質が分かる」と強調。独立国家…

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始まった米中両国の角逐

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 中国が硬軟交えて反撃 空母艦隊誇示、保護貿易を牽制  第45代米大統領にD・トランプ氏が就任後、矢継ぎ早に多くの大統領令が発出されるなどトランプ旋風が吹き荒れているが、本年の国際情勢も激動が…

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沖縄反基地活動に関する他メディア特集を「反省」する東京新聞の不可解さ

◆被害訴える地元住民  メディアの使命の一つは権力監視である。また、メディアの相互批判も民主主義の健全な発展には欠かせない。従って、新聞がテレビ番組を批判することは、横並びの馴れ合い報道に楔(くさび)を打ち込み、読者や視…

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張成沢氏処刑の延長戦

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が毒殺された事件をめぐって「なぜ、今の時期に殺されたのか」という疑問が膨らんでいる。  金正恩委員長は2011年末、最高指導者に就任以来、労働党と軍部の高官130人以上を…

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イランは外国人テロリストを養成-反政府組織 Iran growing network to train foreign terrorists, dissident group says

 イランの強硬派イスラム政権が国外でのテロ活動を活発化させ、外国人戦闘員の訓練キャンプネットワークを国内十数カ所に設置している。イラン最大の反体制組織が14日、ワシントンでの会見で明らかにした。  イラン抵抗評議会が、訓…

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急務のエリート養成 日本に欠けた「強きを伸ばす」視点

学力的地盤沈下の恐れ  いま各国の大学で、優秀な学生を選別し、その資質をさらに伸ばすための施策が進められている。彼らをチャレンジ精神に溢(あふ)れた国家・社会的なリーダーに養成できることが期待されるからである。その施策と…

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