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「安倍・トランプ」関係が始動
東洋学園大学教授 櫻田 淳 上出来だった首脳会談 確認できた日本への「敬意」 ドナルド・J・トランプ(米国大統領)が安倍晋三(内閣総理大臣)を「異例の厚遇」をもって迎えた先刻の日米首脳会談は、「安倍・トランプ」関係の始…
北への圧力や敵基地攻撃を議論の俎上に載せたNHK「日曜討論」
◆世界を驚かせた暗殺 トランプ米大統領と安倍晋三首相との日米首脳会談、北朝鮮の中距離弾道ミサイル発射、クアラルンプール国際空港での金正男氏殺害―と、10~13日のうちにトップニュースが入れ替わった。 故金正日総書記の…
難民はババ抜きのババ
トランプ米大統領の難民受入れ停止令などの問題は未決着だが、難民は世界でますますババ抜きのババになりつつある。 トランプ氏は、昨年末オバマ前政権とオーストラリアが結んだ難民・移民交換合意を「最悪の取引」と非難し、ターン…
シリア「安全地帯」は米同盟にとって危険 Syria’s ‘safe zones’ for refugees pose dangers for U.S. alliances
荒れるシリア内戦から逃れようとする難民のためにトランプ大統領が設置を主張している「安全地帯」に、主要同盟国トルコが反対している。トルコは、米国が保護する地域が、トルコ政府と長年戦ってきたクルド人民兵らの隠れ家になること…
「パートナーシップ制度」の広がり
同性婚容認による「家族の解体」 同性カップルの関係を「結婚」に準ずる関係と認定して証明書を発行する「パートナーシップ制度」が自治体に広がっている。4月からは、札幌市が政令指定都市として初めて同制度をスタートさせる。全体…
「安楽死」の是非 死も「自己決定権」か
タブー視せず「命」考えよ 「文藝春秋」に最近、がんをはじめとした医療、健康、認知症などをテーマにした論考が目立つ。読者の高齢化を意識してのことだろう。 3月号は、「安楽死は是か非か」をテーマに、特集を組んだ。日本では…
自立心とモラルの低下 北海道で感じた教育の不安
笑えぬ「ヤッカイドー」 過日、札幌の大丸デパートの6階休憩所で一服していると、隣りのテーブルの席に座っていた年配の婦人が寄って来て、2~3分世間話をしたあと、「北海道はヤッカイドーと呼ばれていると夫が話していました」と…
聖イサアク大聖堂、サンクトペテルブルク市がロシア正教会に譲渡へ
反対するリベラル派野党 ロシア第2の都市サンクトペテルブルクで、ユネスコの世界遺産の一つである世界最大級の聖堂「聖イサアク大聖堂」をロシア正教会に譲渡すると市長が決定したことをめぐり、支持する人々と、反対するリベラル派…
存在意義問われる地方私立大
沖縄大学教授 宮城 能彦 課題は学力・意欲の向上 学生を社会に送る「最後の砦」 ここ数年、地方の私立大学、特にいわゆる「偏差値」が高くない大学の存在意義について議論されることが多くなったように思える。すなわち、低レベル…
NATO事務総長、トランプ氏の国防費負担の要求は「正当」 NATO chief says Trump’s demand on defense spending is ‘clear, firm and fair’
トランプ政権は、欧州の集団的自衛をめぐる費用負担要求を満たすよう北大西洋条約機構(NATO)全加盟国に要請したが、これに対しNATOのトップは20日、要請は「明確で、強固で、正当」と述べた。 ストルテンベルグ事務総長…
今回のGDPも保守系紙だけの論評、なぜかリベラル3紙は言及なし
◆楽観的な見方の日経 内閣府が発表した2016年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値は、実質で前期比0・2%増、年率換算では1・0%増で4四半期連続のプラス成長だった。 これを論評に取り上げた社説の見出しを挙げ…
フリン氏、隠蔽が命取りに
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー ロシアとの接触は合法 選挙で共謀「証拠なし」 隠蔽(いんぺい)で罪はさらに重くなる―ウォーターゲート事件の際によく言われた言葉だ。フリン補佐官辞任問題は、犯罪の伴わない隠蔽の…
「保守に対する言論弾圧」 沖縄2紙を正す会がシンポジウム
「ニュース女子」への反基地活動家らの反論 東京のローカル局、東京MXテレビが1月2日の番組「ニュース女子」で沖縄の反基地運動を特集した件で、反基地活動家らは、「沖縄ヘイト」として強く反発している。しかし、同番組にも出演…
フリンは消えてもモグラはまだいる Flynn’s out, but the moles are not
マイケル・フリンは、国家安全保障担当の大統領補佐官としては去って行ったが、今、重要な裏話が表面化し始めている。この奇妙な話は本当は、どういうことなのか。 フリン氏は、苦労して、彼以前の非常に多くの政府高官が学習した昔…
トランプ政権への不安と懸念
日本国際問題研究所特別研究員 遠藤 哲也 予測難しい内政・外交 個人的関係深めた安倍首相 大方の予想を裏切って、当選したトランプ第45代米国大統領は選挙戦の最中から激しい言動で物議を醸してきたが、1月20日に大統領に正…
世界最大の「聖書博物館」 米首都に11月オープン
「死海文書」などを展示へ 米国の首都ワシントンに今年11月、世界最大の「聖書博物館」が誕生する。世界的発見とされる「死海文書」の断片など歴史的価値の高い聖書関連の品々が展示されるほか、聖書の物語を体感できるテーマパーク…
民主党、トランプ氏スマホの安全性で公聴会要求 Democrats ask for hearings involving Trump’s smartphone security
トランプ大統領の行動についてセキュリティーが緩いとされている問題をめぐって、十数人の民主党議員らが今週、下院監視・政府改革委員会に書簡を送った。 リュー下院議員(民主、カリフォルニア州)は今週に入り、同委幹部らに、ト…
左翼系人物を使い「テロ等準備罪」を治安維持法と同列に置く朝、毎
◆理性欠く記事溢れる 安保関連法を「戦争法」と名付けて左派メディアが猛反対したことは記憶に新しいが、今度は「治安維持法」のレッテル貼りだ。恣意(しい)的かつ理性を欠く記事が新聞に溢れている。「テロ等準備罪」を新設する法…
宗教文化を町興しエネルギーに
観光ネットワーク 福井県あわら市市長 橋本達也氏に聞く 北陸有数の温泉地であるあわら温泉(福井県)は、関西や中部では知られていても関東での知名度アップはこれから。人口3万人を割ったあわら市は3年前の北陸新幹線金沢開業前…
独新大統領にシュタインマイヤー前外相
「国民に勇気を」貢献誓う ドイツのシュタインマイヤー前外相(61)は12日、連邦会議で予想通り、圧倒的な支持を受けて新大統領に選出された。同氏は選出直後の演説で「ドイツ国民に勇気を与える大統領となっていきたい」と述べる…
尖閣諸島防衛の正しい姿<English付>
エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 米の保証より日本の努力 灯台建設や公務員の常駐を 米国のジェームズ・マティス国防長官が2月3日、韓国を経由して日本を訪問し、3日には安倍晋三首相と、4日に…
金正恩氏、身元隠し陸軍で3年間服務
北朝鮮の最高指導者、金正恩・朝鮮労働党委員長が父、金正日総書記の後継者に正式決定する直前の3年間、金総書記の指示で韓国との軍事境界線に近い最前線部隊で身元を隠したまま一般兵として服務していたことが分かった。北朝鮮情報筋…
本との出合いは人との出会い
東京都立多摩図書館が移転オープン 公立図書館では国内最大級の雑誌約1万7000タイトルを所蔵するなど都立多摩図書館が立川市から東京都国分寺市に移転、スケールアップしてこのほどオープンした。午前中、エントランスホールでテ…