シリア「安全地帯」は米同盟にとって危険 Syria’s ‘safe zones’ for refugees pose dangers for U.S. alliances
荒れるシリア内戦から逃れようとする難民のためにトランプ大統領が設置を主張している「安全地帯」に、主要同盟国トルコが反対している。トルコは、米国が保護する地域が、トルコ政府と長年戦ってきたクルド人民兵らの隠れ家になることを警戒している。両同盟国はこの問題で対立しているが、米国は、シリアに拠点を持つ「イスラム国」(IS)を殲滅(せんめつ)させる最後の戦いで、トルコの助けが欠かせない。
トルコは、長年敵対しているシリアのアサド大統領が、安全地帯を利用して、トルコ内の政治的、軍事的緊張を高めようとするのではないかと警戒している。
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