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「殺人ロボット」禁止阻止を主導する米露 Unlikely allies seek world ban against `killer robots’
ジュネーブで、ロボットを持つ大国と持たない小国の戦いが繰り広げられている。 20カ国以上が、今週開かれている国連の重要会議の場で、完全自律型兵器の全面禁止を訴えている。この兵器は、反対グループの間では「キラー・ロボッ…


ドゥテルテ比大統領、「ニンジャ警官」一掃に懸賞金
フィリピンのドゥテルテ大統領が、また驚きの提案を行った。再び警官による犯罪行為が深刻化していることを受け、腐敗警官の一掃に多額の懸賞金を出すと宣言したのだ。ドゥテルテ氏は警官の汚職対策として、給与の大幅な増額を推進して…


トランプVS金正恩 米、金融制裁で対北圧力強化か
世日クラブ講演要旨 トランプVS金正恩―北の非核化と拉致問題の行方 福井県立大学教授・島田 洋一氏 福井県立大学教授で拉致被害者を「救う会」全国協議会副会長の島田洋一氏は23日、世界日報の読者でつくる世日クラブ(代表=…


「インド・太平洋」戦略の成否
東洋学園大学教授 櫻田 淳 スリランカが試金石に 普遍性欠く中国「一帯一路」 日米両国の実質上の共通戦略になるに至った「インド・太平洋」戦略は、習近平(中国国家主席)統治下の中国が展開する「一帯一路」構想への対抗戦略と…


ベネズエラ、経済危機で難民大量流出
南米全体を揺さぶる恐れ 反米左派マドゥロ政権下で経済崩壊の危機に直面している南米ベネズエラ。食料や医薬品が慢性的に不足する状況は、南米発の「難民危機」につながりかねないと懸念されている。(サンパウロ・綾村悟) ブラジル…

米中の第2弾貿易制裁・報復に対話継続を訴えるしかない各紙社説
◆対米懸念を示す毎日 読売「摩擦の泥沼化回避に力尽くせ」、朝日「拡大回避へ対話続けよ」、毎日「混乱広げる不毛な根比べ」、日経「貿易摩擦緩和へ米中対話の窓口閉ざすな」―― 米国が中国の知的財産権侵害を理由に、160億㌦…


辺野古移設 敢えて「県民投票」利用を
在沖海兵隊元政務外交部次長 ロバート・エルドリッヂ氏 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設をめぐり、9月の県議会定例会で「県民投票」の条例案が上程され、与党の賛成多数で可決される公算が大きい。県民投票は条例の公布か…


県知事選の前哨戦 名護市議選 来月9日投開票
「辺野古移設」に絡み保革両陣営が激戦 9月30日投開票の沖縄県知事選を前に、同9日は県内で26の市町村議選が行われる。中でも、普天間飛行場(宜野湾市)の移設先の辺野古が所在する名護市議選は、保革両陣営にとって「絶対に負…

オピオイドには、口は慎んで、もっと行動を Less talk about opioids, more action
トランプ大統領は、オピオイド中毒危機を新聞の一面記事にした功績では、大いに褒められる資格がある。オピオイド、すなわち、ヘロインをベースとした鎮痛剤は何百万人もの米国人に破滅的な損害を与える。それは、無力感をつくり、私た…


米大統領の露骨な政治戦略
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 歯向かう者は徹底攻撃 国内外への影響より次の選挙 トランプ米大統領の戦いはますます熱を帯びている。ジョン・ブレナン元中央情報局(CIA)長官の機密情報扱い権…


障害児の就職支援に貢献
沖縄初のコーディネーター 翁長 克さん 少子化により子供の数が減る中で、身体障害または知的障害を持つ生徒が通う特別支援学校の数は増え続けている。沖縄県は現在、特別支援学校の生徒の就労支援に積極的に取り組んでいるが、そこ…


「北は主敵」削除?韓国で波紋
文政権の“配慮”に保守反発 韓国で今年12月に発刊予定の「2018国防白書」から「北朝鮮は敵」といういわゆる「主敵」表現が削除されると一斉に報じられ波紋を広げている。南北融和を推し進める韓国・文在寅政権としては北を刺激…

高校生の悩み LINE相談
東京都、夏休み明け試行 東京都は2学期の始まる前、8月25日から9月7日(午後5時から9時まで)にかけて、都立高校生を対象に、学校に行くのがつらい、精神的に不安定など、SNS(会員制交流サイト)による“心の悩み”相談窓…

中高生は9月1日、小学生は11月30日
対策推進センター、子供の自殺が多い日を調査 1学期のいじめ、家庭環境の変化などで、18歳以下の通学適齢期の子供の自殺は9月1日が多い(厚生労働省などの調査)と言われてきたが、実は小学生11月30日、中学生と高校生9月1…

内閣府世論調査報道で「生活満足」の結果を矮小化・抹殺する朝日・毎日
◆「満足」が過去最高に 内閣府の世論調査に「国民生活に関する世論調査」というのがある。今年は6月に行われ、8月24日に公表された。 同調査は新聞の世論調査と違って政治に関する質問がなく、生活に対する満足感や今後の生き…


カトリック教会にも#MeTooを
米コラムニスト マーク・ティーセン 聖職者の性的虐待隠蔽 ローマ法王が謝罪の書簡 ローマ法王フランシスコの信徒への書簡は、注目に値する。カトリック教会の司祭らによる性的虐待だけでなく、司教らが虐待を隠蔽したことについて…


国連の幻想から目覚めよ
拓殖大学大学院特任教授 濱口 和久 「連合国」が正確な和訳 憲章に今も対日「敵国条項」 「国際連合(以下・国連)」誕生の歴史的経緯を正しく知っている日本人は少ない。そのため、日本では国連への過度の幻想がある。では、国連…


クロアチアとブルガリア、中国IT御三家が触手
中国「一帯一路」最前線 バルカンに吹く風 (8) 「クロアチアはBのつく首都の国にいつも支配されてきた」 首都ザグレブのドイツ系IT(情報技術)企業に勤めるデーヤン・シルコフスキー(42)氏は、クロアチアの歴史を語る…


中国、有事に北朝鮮侵攻も
南北首脳会談が実施されるなど融和ムードの韓国と北朝鮮だが、米国防総省が16日に公表した中国の軍事・安全保障分野の動向に関する年次報告書で、中国軍が朝鮮半島有事の際の北朝鮮への軍事介入計画を持っていることが初めて明らかに…

共産、自衛隊行事に横ヤリ
産経新聞電子版(8月20日付)の記事を読んで唖然(あぜん)とした。記事のタイトルは「『子供の迷彩服試着は不安』共産党要請で自衛隊イベント中止 埼玉・鴻巣」。 記事では、鴻巣市内のショッピングモールで開催予定だった自衛…

“言い訳”に終始し“懐柔”を図る新潮「太田光の日大裏口入学」問題第2弾
◆新たな“証言”はなし 「『爆笑問題』太田光の日大裏口入学」問題を週刊新潮(8月30日号)が再び取り上げた。前号(8月16・23日号)で“裏口入学”の経緯を報じたのに対して、太田がラジオやテレビで激しく反発、反論したこ…


学生の就活に教員も関与を
沖縄大学教授 宮城 能彦 企業の担当者と情報交換 信頼関係繋がり変わる社会 大学生の就職状況は相変わらず好調である。私が所属する大学の4年生も次から次へと内定をもらっている。しかし、手放しで喜べないこともある。それは、…


ウイグル人の避難所・トルコ、中国の圧迫逃れ6万7千人
中国「一帯一路」最前線 バルカンに吹く風 (7) トルコ最大の都市イスタンブールの中心街から西へ約40㌔、アタチュルク国際空港に近い郊外に、ウイグル人が集まって暮らしているセパーキュイ地区がある。その一角にある、ウイグ…
