[会員向け] 
学生の就活に教員も関与を
沖縄大学教授 宮城 能彦 企業の担当者と情報交換 信頼関係繋がり変わる社会 大学生の就職状況は相変わらず好調である。私が所属する大学の4年生も次から次へと内定をもらっている。しかし、手放しで喜べないこともある。それは、…
ウイグル人の避難所・トルコ、中国の圧迫逃れ6万7千人
中国「一帯一路」最前線 バルカンに吹く風 (7) トルコ最大の都市イスタンブールの中心街から西へ約40㌔、アタチュルク国際空港に近い郊外に、ウイグル人が集まって暮らしているセパーキュイ地区がある。その一角にある、ウイグ…
トランプ氏、猛烈な40日中間選挙キャンペーンを計画 Trump plans breakneck 40-day midterm campaign
トランプ米大統領は、中間選挙では近代の大統領の歴史で最も活発な選挙運動に乗り出す計画だ。トランプ氏は共和党の議会多数派を維持する戦いの中で、11月の投票日までに40日以上、選挙運動に出ることを予定している。 トランプ…
「平和賞」候補への推薦、無知な「文化人」の売名行為
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (20) 1992年の暮れは沖縄知事公室と県警本部は異常な緊張に包まれていた。ついに大田昌秀知事は「上原の告訴状を取り下げさせろ。そうでなければ、4月末に来沖…
トランスジェンダーの女子大入学 「心の性」で受験資格曖昧
存在意義否定し「女子大無用論」に 月刊「新潮45」8月号への寄稿で、「彼ら彼女らは子供を作らない」と指摘して、LGBT(性的少数者)への過剰な行政支援に疑問を呈した衆議院議員の杉田水脈(みお)(自民党)に対して、活動家…
衰退する共産党職場支部
共産党が大きな曲がり角に来ている。職場支部の衰退である。企業や役所の共産党支部が、党員の高齢化に伴い縮小、あるいは、消滅し続けている。 共産党は労働者の党である。そのことは、共産党の規約第2条「共産党は、日本の労働者…
オピオイド規制強化後も処方量は増加 More opioids prescribed after tighter controls by DEA
米麻薬取締局(DEA)が、手術後に処方される医療用麻薬オピオイドの一種ヒドロコドンの流通量を制限した後、オピオイドの量が増加した。医療専門誌が22日明らかにした。 DEAはオピオイド過剰摂取による死者の増加を受けて、…
故人の生きざま伝える 少子高齢化時代の「葬儀」
日本葬祭コーディネーター協会代表理事 安部 由美子氏に聞く 少子高齢化が進む中、葬儀に対する考え方が大きく変わってきている。家族葬から散骨、樹木葬など、選択肢が増える一方、葬祭社任せも多い。一般社団法人日本葬祭コーディ…
セルビアで増す中国人の存在感、町を歩けば「ニーハオ」
中国「一帯一路」最前線 バルカンに吹く風 (5) セルビアの首都ベオグラードの官庁街の一角にある旧ユーゴスラビア軍司令部(国防省)ビルは、今なお崩れかかった無残な姿を晒(さら)している。セルビア政府は、破壊された同ビル…
米・トルコ 対立が先鋭化
牧師の釈放めぐり報復合戦続く トルコと米国の対立が先鋭化している。関係悪化の端緒は、トルコで2016年7月に発生したエルドアン大統領暗殺未遂事件に関し、エルドアン氏が、米国に亡命中のトルコのイスラム指導者、ギュレン師を…
温暖化で注目集める北極海
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 航路として重要性増す 鉱物資源も豊富、中国も触手 近年、地球の温暖化による影響の一つとして北極海が注目されている。第1に、北極圏の海水の減少で、北極海航路(NSR)の重要性が格段に高ま…
セルビア・ハンガリー高速鉄道建設、欧州委が調査に乗り出す
中国「一帯一路」最前線 バルカンに吹く風 (4) 人口約700万人のセルビアは、1990年代の紛争で崩壊した旧ユーゴスラビア連邦の七つの国の一つ。まだ欧州連合(EU)には正式加盟を果たしていないが、EUから「加盟候補国…
日中条約40年、政府のこれまでの対中政策の誤りを指摘した読売・産経
◆改善傾向の両国関係 1978年の日中平和友好条約締結から、この12日で40年の節目を迎えた。安倍晋三首相と中国の李克強首相は、この日に合わせて祝電を交換。その中で安倍首相が「(両国が)協力を深め、国際社会が直面する諸…
スポーツ支援も含めて 東京五輪の真価が決まる
今月千葉で行われた世界女子ソフトボール選手権の予選で、アフリカ代表のボツワナは全7試合コールド負けした。総失点97、得点1。そのチームに日本人コーチ、中村藍子さんがいた。元選手で昨年初めから現地で指導している。 ボツ…
サンゴ礁壊滅の危機救え 養殖の第一人者・金城浩二さん
日本のサンゴ礁の約9割が沖縄海域に分布しているが、その大半は白化現象が原因で壊滅の危機に瀕(ひん)している。その中でサンゴを救おうと20年間、養殖・移植作業を行っているのが金城浩二氏だ。サンゴの壊滅が自然環境にいかなる…
ピレウス港の海軍基地化
中国「一帯一路」最前線 バルカンに吹く風 (3) 借金漬けから長期租借狙う 中国はスエズ運河からギリシャのピレウス港に至る航路を「アジアと欧州を結ぶ最短航路」(李克強首相)として重視している。 EU(欧州連合)は中国…
月探査の原点に戻り、宇宙新時代に挑戦せよ Back to the moon, and beyond
先週のマイク・ペンス副大統領による、政権は宇宙軍を創設したいと思っている、という発表に対するリアクションから判断して、国民は、それがそれ以上、あまり大きな問題に発展したり、また、米国が確かにそれを支配すべきだとして関心…
米、核合意離脱 イラン制裁再開
米国のトランプ大統領がイラン核合意に対して離脱表明した影響は、欧州連合(EU)にとって非常に大きく、イランとの経済関係の見直しを迫られている。対抗措置として発動したブロッキング規則にも関わらず、イランに投資する欧州企業…
李閣下の諭しと日本の覚悟
OKINAWA政治大学校名誉教授 西田 健次郎 中国の覇権主義と対峙を アジアの自由と平和を守れ 日本台湾平和基金会は、大東亜戦争で日本兵として戦い、散華した台湾人の慰霊顕彰碑を2年前に建立し、去る6月24日に第6回の…
非核化へ手詰まりの北朝鮮
北朝鮮の非核化をめぐり楽観的な見方と悲観的な見方が交錯している。 6月12日、金正恩国務委員長がクーデターと暗殺の危険を覚悟してシンガポールに行った目的は、命の保全と体制保証だった。結果的に、彼は命を保全し、戦争勃発…
報道を「権力の敵」と規定し国家と国民の対立をあおる朝日「素粒子」
◆本音丸出しのコラム 朝日の夕刊題字下の時事寸評コラム「素粒子」は、朝日の本音をしばしば丸出しにする。例えば、幼児連続殺人犯の死刑を執行した故・鳩山邦夫法務大臣を「死に神」と呼んだ。死刑廃止を唱えているからだ。 その…
中国主導「16プラス1」、EU「分断支配の道具」警戒
中国「一帯一路」最前線 バルカンに吹く風 (2) 中国が狙っているのは港湾だけではない。 中国国営企業の国家電網は一昨年末、ギリシャの国営電力会社が保有する送電線管理企業の24%の株式を3億2000万ユーロ(約380…
スマホから離れて夏休みを楽しもう
千葉大学大学院教授 木下 勇 氏 “危険を伴う”で子供は成長 シンポジウム「スマホから離れて、夏休みを楽しもう」がこのほど、東京・本駒込の日本医師会会館大講堂で行われた。千葉大学大学院教授・こども環境学会副会長の木下勇…


