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辺野古埋め立て承認を「撤回」

辺野古埋め立て承認を「撤回」

《 沖 縄 時 評 》 県の撤回事由に根拠なし、知事選へのパフォーマンス ◆反辺野古派の断末魔  翁長雄志沖縄県知事の死去に伴う県知事選が13日に告示され、30日に投開票が行われる。自民、公明、維新が推す佐喜真淳氏(前宜…

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対中警戒に揺れた北戴河

 毎年夏に中国共産党幹部や長老たちが河北省の避暑地、北戴河に集って非公式・非公開で行う「北戴河会議」が終わったが、今夏は米中貿易戦争の激化や、悪評高き「一帯一路」構想など、難題山積で紛糾したとみられている。  難題といえ…

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党公約から逸脱する左派候補ら Liberal Democrats in upset primaries veer from platform

 マサチューセッツ州の民主党予備選でアヤンナ・プレスリー氏が、10期目の現職下院議員を下し、予想外の勝利を獲得した。プレスリー氏は「移民税関捜査局(ICE)」の廃止、政府が運営する医療保険の創設、大学の無料化を公約として…

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ウイグル人抹殺を謀る中国、強制収容300万人に「政治学習」

東トルキスタン共和国亡命政府大統領 アフメットジャン・オスマン氏に聞く  中国共産党によるウイグル人への弾圧が厳しさを増している。国内に多数の強制収容所を設置し、多くのウイグル人を拘束して「政治学習」を行っているという。…

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売電で外貨獲得、「バッテリー国家」ラオスのリスク

 ラオス南部のアッタプー県で死者39人など多大な犠牲者を出した水力発電用ダム決壊事故から40日が経過した。この事故で浮き彫りになっているのは、建設技術不備による人災という安全リスクとともに、「債務の罠(わな)」回避のため…

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米、パレスチナ難民機関への拠出停止

 トランプ米政権は先月31日、既に大部分を凍結している国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への拠出を停止すると発表。一方で、国連や難民受け入れ国などと、パレスチナへの直接支援を含む「新しいアプローチ」について協議…

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辺野古埋め立て移設の承認撤回で沖縄県の手法を疑問視する読、産経、小紙

◆何が何でも移設阻止  沖縄県による承認の「撤回」と「取り消し」。いったい何が違うのか。米軍普天間飛行場(沖縄・宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、沖縄県は先月末に、仲井真弘多前知事が行った辺野古沿岸部の埋め立て承認を…

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急減する日本沿岸のサケマス

東京財団政策研究所上席研究員 小松 正之 大堤防建設などが拍車 生態系の維持と回復が急務  地球環境の異変が日本中と世界中に多く発生しているが、これが海の中でも起こっている。人類の世紀(Anthropocene)が地球の…

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フェイク退治を名分に、世界で報道の自由抑圧が進む

 世界流行語大賞があれば、今年の1位は「フェイク(偽)ニュース」だろう。  報道を「国民の敵」と呼ぶトランプ米大統領は、先日も「報道の80%はフェイク」と決め付けた。  日本にも例の慰安婦報道などがあるから、トランプ流毒…

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行動する大統領 The do-something president

 アイオワ大学の学生、モリー・ティベッツさん(20)は7月18日、ジョギングに出掛けたが、再び生きた姿は見ることができなくなった。彼女は、かつて、クロスカントリーのランナーで、優秀なアスリートだった。8月21日、遺体は回…

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CTBT採択から22年、米トランプ政権の批准遠ざかる

 ジュネーブ軍縮会議で包括的核実験禁止条約(CTBT)が採択され、ニューヨーク国連本部で署名が開始されて今月で22年目を迎えるが、CTBTの発効は遅れている。CTBT機関準備委員会のあるウィーンから核軍縮の現実を報告する…

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再認識される学校図書館の重要性

再認識される学校図書館の重要性

北海道北広島市で読書活動活性化フォーラム  スマートフォンやインターネットなどの普及で児童生徒の本離れ、活字離れが進んでいる。その一方で子供たちの読書習慣を育てる学校図書館あるいは公立図書館の役割の大きさが再認識されつつ…

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歴史教科書「大誤報」を認めず「書き換えさせた」と言い募る毎日・伊藤氏

◆外交問題にまで発展  いまだ、こんな誤報がまかり通っているのかと、いささか憂鬱(ゆううつ)になった。  毎日9月1日付の「時の在りか」と題するコラムで、編集委員兼論説委員の伊藤智永氏が「80年代、文部省が歴史教科書の『…

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ペイせぬ北朝鮮の核兵器開発

元統幕議長 杉山 蕃 核の効果、相対的に低下 弾道弾対処能力高める周辺国  北朝鮮の核兵器破棄問題は、予想されたように顕著な進展はなく、時間のみ経過していく中、北朝鮮の出方をめぐり、米中の主導権争いの様相が浮上するなど、…

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学校で動物を飼う意味とは?

文部科学省教科調査官・渋谷一典氏  「動物飼育を通して生命を実感させ、情愛豊かな子供を育てたい」という趣旨で行われている全国学校飼育動物研究大会が第20回を迎えた。「学校で動物を飼うことの意味を改めて考える」と題して、こ…

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弾劾は民主党の夢物語

米コラムニスト マーク・ティーセン トランプ氏、選挙法抵触か ロシアとの共謀は無関係  マイケル・コーエン氏が、トランプ大統領に代わって口止め料を支払ったことで司法取引に応じたことから、民主党が議会で過半数を取れば、ロシ…

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バジパイ元印首相の冥福祈る

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 良好な日印関係に貢献 高い理想を追い続け具現化  戦後インドの最も偉大な指導者で、特に今日の良好な日印関係に多大な貢献をしたアタル・ビハリ・バジパイ元首相が8月16日、逝去…

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米共和党がFBIに説明要求、民主党スタッフのスパイ疑惑

 中国情報機関が民主党のファインスタイン上院議員のスタッフをスパイとして取り込もうとしていたとされていることに関して、共和党のバンクス下院議員が連邦捜査局(FBI)のレイ長官に書簡を送り、詳細な情報を求めていたことが明ら…

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日朝接触、昨年から北京で

 今年7月ベトナムで日本と北朝鮮の当局者が極秘接触していたという米紙報道を受け、日朝関係の新たな動きにつながるのか関心が高まっている。最大の懸案である日本人拉致問題の解決などに向け糸口を見いだせるのだろうか。 (編集委員…

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「女性受験者冷遇」と断じたが、追及不足だったアエラ「東京医大の闇」

◆生え抜き医師を優遇  アエラ8月27日号は「東京医大の闇」と題して、同大学への政府高官子弟の情実入学やその後明らかになった男女受験者に対する採点のさじ加減の実態を捉え、「女子が『合格しにくい』医学部ランキング」の調査記…

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米入学差別百年史と東京医大

獨協大学教授 佐藤 唯行 ユダヤ系や女子が標的 割当枠制度で既得権益守る  東京医科大が女子の合格者を全体の3割以下に抑えるため、長年にわたり女子受験者の入試得点を秘密裏に一律減点してきた事実が暴露された。この報道に接し…

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可能性小さいトランプ氏の再選 Trump’s re-election chances look narrow

 トランプ米大統領が番狂わせを起こした2016年大統領選は、カギとなる三つの州で計7万7744票上回るという針に糸を通すような勝利だった。20年にこれをもう一度再現するのは、容易でなくなりつつあるようだ。  トランプ氏の…

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朝ご飯紹介にゲイカップル、女性の生き方に「複数愛」登場させたNHK

◆「同性婚」認知に狙い  LGBT(性的少数者)支援に力を入れるNHKの“暴走”が止まらない。朝ご飯を紹介する番組で、同性カップルの食卓を放送したかと思えば、「ポリアモリー」(複数の相手と同時期に性愛関係を結ぶ人)のドキ…

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