デタラメな調査で大広告、生存者も戦没者名簿に


平和の礎

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実
上原 正稔 (21)

 1995年1月16日、前代未聞の大広告が沖縄タイムスと琉球新報に出た。48ページにわたる「平和の礎(いしじ)に刻銘する沖縄県出身戦没者名簿」の広告だ。この大広告には県知事の権限内の6000万円(タイムス、新報に3000万円ずつ)が出費されている。

沖縄県糸満市の平和祈念公園にある平和の礎(いしじ)の刻銘碑


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