国際
タイ首相のパワハラ
地球だより タイ軍事政権のプラユット暫定首相(前タイ陸軍司令官)が記者の質問に対して頭に血が上り、つい殴りそうになったというエピソードを話し、物議を醸している。 パワハラ発言を繰り出したのは、先日バンコクで開催された…
法王フランシスコの“予感”と使命
世界に約12億人の信者を有する世界最大キリスト教、ローマ・カトリック教会の最高指導者ローマ法王フランシスコはメキシコのテレビ放送とのインタビューに応じ、その中で、「自身の法王の在位期間は4年から5年、ひょっとしたら3年…
「反ユダヤ不在神話」の崩壊
獨協大学教授 佐藤 唯行 デンマークで乱射事件 ユダヤ人に寛大だった王室 北欧の小国デンマークは欧州先進国の中でもユダヤ人に寛容で「反ユダヤ主義不在の国」と長らく信じられてきた。この評判を覆す血腥(ちなまぐさ)い悲劇が…
フィリピン南部でイスラム過激派との戦闘激化
複数のイスラム勢力が拠点を置くフィリピン南部で、掃討作戦を行う国軍部隊と反政府イスラム過激派との戦闘が拡大。多数の死傷者が出ているほか、7万人の住人が避難を強いられるなどの混乱が広がっている。また新たなイスラム過激派の…
ユムケラー氏の辞任表明を歓迎
潘基文国連事務総長が2013年に新設した「全ての人のための持続可能なエネルギー」(SE4ALLL)機関の事務総長特別代表、カンデ・ユムケラー氏は12日、今年7月をもって辞任するとアドバイサリー・ボートに通達した。同氏の…
Ash Carter: Islamic State ‘metastasizing,’ U.S. intervention desperately needed 「イスラム国」は「転移」、米の介入が不可欠-国防長官
Ash Carter: Islamic State ‘metastasizing,’ U.S. intervention desperately needed The Islamic State is “me…
成長減速下のブラジルのインフレ
地球だより ブラジルの今年度のインフレ予想が8%を超える可能性があるとブラジルのメディアが報じた。同じインフレでも、オーストラリアのように経済成長が伴うインフレならよいのだが、近年のブラジルは資源ブームの終息などもあり…
駐韓米大使襲撃の深層 犯人を野放しにした左派判事
アメリカ大使襲撃テロ事件に韓国は大きな衝撃を受けている。「どうしてこのような危険人物が野放しにされ、やすやすと大使に接近できたのか」ということだ。外遊中に事件を聞いた朴槿恵(パククネ)大統領は、「背後を含めて、徹底した…
ISより日本「右傾化」警戒 日本人人質事件の韓国世論
知日派さえ乏しい日本人理解 過激派組織「イスラム国」(IS)による日本人人質斬殺事件を見る韓国では、イスラム国に対する批判よりも、同事件によって「安倍政府が『右傾』を強めるだろう」という警戒感の方が強い。 それどころ…
「同盟国軽視」顕著なオバマ米政権
合意急ぐイラン核交渉、パイプライン建設拒否 オバマ米政権の同盟国を軽視する外交姿勢が顕著になっている。オバマ大統領は先月、カナダから米国に原油を運ぶパイプライン「キーストーンXL」の建設を承認する法案に拒否権を行使した…
米国の金利引き上げ、中国経済直撃の見方
韓国紙セゲイルボ 韓半島の地政学的な特性上、強大国の影響を強く受ける韓国は韓米、韓中関係が安保・経済など多方面で非常に重要だ。 中国政府は全国人民代表大会と全国人民政治協商会議が終われば、まさに国内外の経済的問題解決…
始まる米大統領選挙レース
在米外交評論家 那須 聖 リベラル潮流に変化か 民主・共和とも指導力が鍵 アメリカでは来年の11月に大統領選挙が行われる。アメリカの憲法の規定によると、この選挙に立候補する資格は35歳以上で、少なくとも14年間アメリカ…
Senate Republicans’ letter to Iran draws furious response from White House, Democrats 共和党上院議員がイランに書簡、大統領・民主党が強く反発
Senate Republicans’ letter to Iran draws furious response from White House, Democrats A letter from Senate Rep…
国会議事堂の梟
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 国会が“通法府”という汚名を着せられた時代があった。青瓦台(大統領官邸)の指示を受けて行政府が注文する法案を通過させる下手人の役割を果たした。その時代に比べると国会の地位は蒼海(そ…
The Netanyahu speech ネタニヤフ首相の演説
The Netanyahu speech Benjamin Netanyahu knocked one out of the park Tuesday, and once it cleared the fence the…
金正恩氏専用機の「搭乗者リスト」
旧ソ連・東欧共産党政権の歴史は“粛清の歴史”であった。独裁者は共産党内の潜在的な政敵を見つけ出し、監視、必要ならば粛清していった。スターリン時代の大粛清を想起するだけで十分だ。 問題は誰が潜在的なライバルと成り得るか…
日本抜きに安保なし
地球だより 先日、日本から客人があり、ソウルの戦争記念館に案内した。記者自身、数年ぶりの見学だったが、展示物がかなりアップグレードされていて驚いた。以前はおどろおどろしいろう人形が目立ったが、今はハイテクを駆使し、デザ…
イランの核認めるオバマ氏
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー イスラエル首相は反発 核交渉めぐり米議会で演説 【ワシントン】イスラエルのネタニヤフ首相の米議会での演説は、二つの点で注目に値する。エステル女王は2500年前に最初のスタンデ…
Obama in Selma: America’s racial past ‘still casts its long shadow’ 人種差別の過去は「まだ影を落としている」-オバマ氏
Obama in Selma: America’s racial past ‘still casts its long shadow’ Commemorating the 50th anniversary of the …
サイバースパイ 次世代の繁栄を脅かす中国
ロジャース前米下院情報委員長に聞く(上)へ ロジャース前米下院情報委員長に聞く(下) ――中国のサイバースパイ活動の深刻度は。 極めて深刻だ。中国はサイバースパイを最も果敢に行っている国だ。中国は米国や日本、欧州諸国…
米大使襲撃に見る韓国の苦悩
「親北反米」の暴挙再び リッパート駐韓米国大使がソウル市内で左派運動家の男に刃物で襲われ、大けがを負った事件は、一部の過激な親北反米主義者に韓国社会が振り回される現実を改めて浮き彫りにした。米韓分断を警戒する保守派と背…
戦争動員態勢強めるロシア
ロシア研究家 乾 一宇 ウクライナめぐり決意 軍事ドクトリンで記述増加 昨年末、ロシアはウクライナ情勢などを踏まえ、2020年までを想定した2010年2月制定の軍事ドクトリンを急遽(きゅうきょ)修正し、公表した(2月1…
穏健派の大義傷つける米政権
ロジャース前米下院情報委員長に聞く(下)へ ロジャース前米下院情報委員長に聞く(上) 今年1月まで米下院情報委員長を務めたマイク・ロジャース前下院議員(共和党)はこのほど、世界日報のインタビューに応じた。イスラム過激主義…