国際
ワクチン未接種者は外出禁止 ーフィリピンから
新型コロナウイルス感染が静まり、フィリピンでは昨年10月ごろに大幅な規制緩和が実施され解放感に包まれたが、年末からオミクロン株によるとみられる感染急増に見舞われ、政府は再び規制強化に舵(かじ)を切った。 特に感染が爆発…
日本に武力行使を期待も
「台湾有事」のシナリオ―日米台識者に聞く(4) 米ランド研究所研究員 ジェフリー・ホーナン氏(下) 米国が介入を決めた場合、どのように台湾を防衛するか。 在日米軍基地なしに作戦が成功することは考えられない。もし米国が空…
【韓国紙】野党「国民の力」の選対が解体、原点に戻り再建を
韓国紙セゲイルボ「社説」 野党「国民の力」が選挙対策委員会を全面解体と、議員全員の党役職辞任を宣言し、荒波の中にはまり込んでいる。尹錫悦大統領候補の支持率下落を食い止めるために劇薬を処方したのだ。同党は3日、常任選対委…
【韓国紙】今年も新年の辞なし
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 北朝鮮の金正恩総書記は今年も新年の辞を発表しなかった。3年連続だ。代わりに、朝鮮労働党機関紙『労働新聞』は昨年12月27日から5日間開かれた党中央委員会総会の結果を1日に報道した。…
アフガンへの欧米の人道的介入を主張する「ミドル・イースト・アイ」
ISによるテロ続く アフガニスタンでの混乱は収拾のめどが立たない。過激派組織「イスラム国」(IS)によるテロが続き、経済的困難から多くの餓死者が出ることが懸念されている。迅速な経済支援、人道支援が急務だが、政権を掌握し…
【韓国紙】2022年、韓国政治の発展に期待
韓国紙セゲイルボ 大統領選挙は政策中心に 希望に満ちた新年(壬寅年)が明けたが、韓国政治の展望はそれほど明るくはない。2カ月後に迫った大統領選挙が非好感と政治嫌悪から抜け出せず、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)…
ボルソナロ大統領 快方へ 腸閉塞で入院 ブラジル
腸閉塞でサンパウロ市内の病院に入院していたブラジルのボルソナロ大統領が4日、手術を行うことなく快方に向かっていることが分かった。入院先の医療団が明らかにした。 ボルソナロ氏は2日に体調を崩して入院、腸閉塞と診断され手…
ロシア系移民、新年は西暦ーイスラエルから
地球だより 西暦1月1日は、イスラエルでは平日だが、今年はユダヤ教の安息日「シャバット」と重なったので、静かな元旦を迎えることができた。ユダヤ暦にのっとっているイスラエルの新年は9月か10月になるが、ロシア系ユダヤ人の…
イスラエル首相、UAE初訪問 イラン、「中東に悪影響」と非難
イスラエルのベネット首相が昨年12月12日、アラブ首長国連邦(UAE)を訪問、翌13日には同国の実権を握るアブダビ首長国のムハンマド・ビン・ザイド皇太子と会談した。トランプ前大統領の仲介によるイスラエルとアラブの国交正…
戦意喪失図る偽情報工作
「台湾有事」のシナリオ―日米台識者に聞く(3) 米ランド研究所研究員 ジェフリー・ホーナン氏(上) 台湾有事は差し迫っているか。 台湾有事は「起きるかどうか」ではなく、「いつ起きるか」という問題だ。ただ、それがあと何年…
尖閣・与那国も紛争地に
「台湾有事」のシナリオ―日米台識者に聞く(2) 前統合幕僚長 河野克俊氏(下) 台湾有事に米軍はどのように介入するか。 米軍が台湾を助けるオペレーションを行うのであれば、中国に既成事実を作らせる前に迅速に介入しなければ…
フランスを襲うオミクロン株 実質的ワクチン義務化へ
新規感染者数が過去最多に フランス政府は昨年後半、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の急拡大で、新たな対策に乗り出した。同様に感染者数が過去最多を更新している英国、イタリア、ドイツなどでも1月に一定の行動制限を…
併合の野望強める習主席 軍事・政治両面から侵攻模索
「台湾有事」のシナリオ―日米台識者に聞く(1) 台湾海峡情勢が緊迫化している。中国が台湾に侵攻する「台湾有事」はもはや、「起きるかどうか」ではなく「いつ、どのように起きるか」を想定しなければならない段階に入った。考えら…
3月9日 韓国大統領選 保革一騎打ち 大接戦も
朴槿恵氏赦免で影響か 3月9日に実施される韓国大統領選挙では、革新系の与党「共に民主党」が公認する李在明・前京畿道知事(57)と保守系の野党「国民の力」が公認する尹錫悦・前検事総長(61)による事実上の一騎打ちになる公…
4月10日 フランス大統領選 対マクロン氏 右派が熱戦
勝敗のカギは候補一本化 フランスは2022年4月10日の大統領選挙1回目投票(有効投票50%以上獲得した候補がいなければ24日決選投票)を控え、政治の季節に突入した。マクロン大統領に対して、今回は右派候補が熱く、左派候…
5月9日 フィリピン正副大統領選 ドゥテルテ与党 空中分解
存在感増す「2世」の2人 5月9日に投票が行われるフィリピン正副大統領選挙は、最大与党のPDPラバンの内部分裂によりドゥテルテ大統領の後継候補がいない状態に陥っている。ドゥテルテ氏自身も予定していた上院選への立候補を土…
10月2日 ブラジル大統領選 左傾化波及 苦戦する現職
劣勢挽回へ保守派団結も ブラジル大統領選挙の投票日は10月2日。有効投票50%以上獲得した候補がいなければ決選になる。就任は来年の1月1日で任期は4年。2期までは再選が可能だ。 今回の選挙は、中南米で左傾化の旋風が吹…
11月8日 米中間選挙 インフレで民主苦戦か
トランプ氏動向に高い注目 11月8日に実施される米中間選挙は、上院の100議席のうち34議席と下院の全議席に当たる435議席が改選となる。現在上下院で多数派の与党・民主党は、上院で1議席、下院で5議席失うと共和党にその…
米シンクタンク報告書 学術交流で軍拡図る中国
孔子学院閉鎖後も継続 米国の大学では近年、中国の語学教育機関「孔子学院」の閉鎖が相次いだ。しかし、閉鎖後も中国の軍事開発を支援する同国の大学との間で学術交流協定を継続している米大学が多いことが米シンクタンクの報告書で明…
コロナ禍の地中海クルーズ 収容50%に抑えて運航
最大手旅行代理店「エル・コルテイングレス」 ヘスス・ヒル氏 コロナ禍の地中海クルーズについて、スペイン最大手の旅行代理店「エル・コルテイングレス」の担当者、ヘスス・ヒル氏に事情を聞いた。(マドリード・武田 修) クルー…
スペイン観光"失われた時"を回復へ
クルーズに閉塞感打破の期待 2021年5月、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除となったスペインでは、直ちに、安全・信頼・品質をスローガンに、外国人観光客誘致のキャンペーンをスタートさせ、官民一体となって“失われ…
米ニューヨーク市 感染の波の間に戻る活気
ワクチン 無料検査が普及 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大に伴い、イベント中止などの動きが再び起きている。しかし、ウィズコロナ時代はアルファ株、デルタ株、目下のオミクロン株など新型株感染の波を…
観光大国復活の兆し 夏季シーズンのブラジル
「今年のバカンスシーズンの売れ行きは驚くほど好調です。東北部のビーチリゾートなど、一部の観光地は年末の予約がすでに埋まっている状態です」。ブラジル最大手の旅行会社CVSの営業担当者が説明する。まだ昨年11月に入って間も…