国際 rss

深刻なロング・コビッド症候群

コロナ禍が社会を二分  旧ソ連・東欧共産政権時代や新型コロナウイルスの発生地・中国ではワクチン接種を義務化することに大きな困難はないが、国民の自由を尊重する欧米社会ではワクチン接種の義務化は国民の抵抗もあって久しくタブー…

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接種拒否する懐疑論 SNSなどで拡散

 新型コロナウイルスワクチンに対して懐疑的な見方をする人々は接種を拒否するが、その根拠となる専門家の医師らによるワクチンの危険性についての情報が、インターネット交流サイト(SNS)上には拡散している。  米国医師外科医協…

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義務化で深まるワクチン対立 欧州

反対派 医療関係者まで標的  オーストリア政府が新型コロナウイルス感染防止対策のためワクチン接種を2月1日から義務化する方針の中で、ワクチン接種の義務化を支持する国民と、それに反対する国民の間の亀裂は一層深まってきた。ド…

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ロックダウン慣れする国民 オーストリア

 2021年春、ワクチン接種が開始されたこともあって、政府も国民もコロナ禍からの脱出の日が近い、と希望を感じ、同年の夏季休暇では海外で休日を楽しむ国民が増えた。しかし、秋からは20年と同様、新規感染者が急増し、11月に入…

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デュアルライフの普及 フランス

 新型コロナウイルスの感染拡大がフランス人のライフスタイルに与えた影響について、仏調査会社ELABEのトップ、ベルナール・サナネ氏は「田舎に引っ越すパリ市民が急増した背景には、コロナ禍前からフランス人の幸福観に大きな変化…

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非武装地帯の防衛に就く韓国軍兵士

【韓国紙】選挙前の募兵制公約

 米国が徴兵制を実施していた1956年、名門プリンストン大卒業生750人のうち、過半数の450人が卒業後、軍に入隊した。しかし、募兵制(志願兵制)に変わった(1973年)後の2006年には、卒業生1108人のうち入隊した…

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朴槿恵前大統領=2017年10月、ソウル中央地裁で(韓国紙から)

【韓国紙】国民統合色あせる政略的意図の濃い朴槿恵氏赦免

韓国紙セゲイルボ「社説」  国政壟断(ろうだん)事件などで懲役22年の確定判決を受けて収監生活を送ってきた朴槿恵前大統領が新年の特別赦免対象に含まれ、31日に釈放される。2017年3月31日に逮捕され収監されてから4年9…

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韓国大統領選で野党「国民の力」候補の尹錫悦氏=11月25日、ソウル(国民の力提供・時事)

【韓国紙】テレビの芸能番組より劣る大統領選挙

韓国紙セゲイルボ 未来への希望なき韓国国民  最近、テレビで出演者が競って新しい分野に挑戦する類の番組が多い。そんな才能があるとは分からなかった人が素晴らしい歌で私たちの心を動かす。運動プロではない人々が競技を通じて努力…

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香港立法会選挙を「茶番」と厳しく糾弾するも本気度が欠落した朝毎

「一国二制度」が終焉  香港の議会に当たる立法会の選挙が19日、投開票された。民主派を締め出した上での選挙の結果は、親中派一色に染まった議席独占だった。  香港立法会はこれから、中国共産党のスタンプ機関でしかない全国人民…

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日本狙う北の弾道ミサイル

 今年10月15日、米国防情報局(DIA)は「2021北朝鮮の軍事力」という報告書を出した。  主な内容は、北朝鮮を米国の切迫した脅威と見なし、北朝鮮は韓国と日本を標的とするスカッドミサイルと準中距離弾道ミサイル・ノドン…

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クーデターで捕らえられたままのミャンマーのアウンサンスーチー国家顧問=2016年2月、ネピドー(AFP時事)

【2021年回顧】軍政復活 世界各地でクーデター

ミャンマーもアフリカも  新型コロナウイルス禍に覆われた2021年は、世界各地でクーデターが続いた年でもあった。21世紀に入って下火になっていた「軍政」が息を吹き返した。 ◇フラッシュモブ  ミャンマーでは2月、軍が全権…

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ネコとネズミが同居した1年

地球だより  今年も残りあとわずか。とはいえ、韓国の場合は旧暦の正月を盛大に祝うため、日本のように一斉に仕事納めをして年末年始をゆっくり家で過ごすことはほとんどない。こちらに住んでいると、いつの間にか新年を迎えていたとい…

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中国に脅され台湾軽視か 韓国

閣僚講演ドタキャンで露呈 「懐柔通じる唯一の国」  韓国政府機関の会合にオンラインで招待されていた台湾の唐鳳(オードリー・タン)デジタル担当相が、予定されていた講演を当日になって突然キャンセルされた問題で、中国の顔色をう…

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米国民と議会をだましたファウチ氏 文民統制を重視し解任を

エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 民主主義にとって危険な人物 70年前の1951年、朝鮮戦争の最中、米国大統領のハリー・S・トルーマンは、指揮官の元帥ダグラス・A・マッカーサーを解任した。ワ…

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24日、ソウル市内の病院前で開かれた朴槿恵元大統領赦免を歓迎する集会で写真入りプラカードを掲げる参加者たち(韓国のニュース番組から)

韓国大統領選 保守分裂カード切った文氏

NEWSクローズ・アップ  韓国の文在寅大統領が、国政介入事件で弾劾・罷免され、収賄罪などで収監中の朴槿恵元大統領を大晦日(おおみそか)の今月31日付で特別赦免すると電撃的に発表したことを受け、政界が大揺れだ。赦免は来年…

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中国への外交ボイコットより民主主義サミットに矛先向くサンモニ

非難決議語る玉木氏  中国で北京冬季五輪が来年2月4日に開幕するのを前に、人権侵害を理由に閣僚などを派遣しない「外交ボイコット」の動きが相次いだ。6日の米国の発表に続いてオーストラリア、ニュージーランド、イギリス、カナダ…

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ブラジル ルラ氏が依然優勢 来年10月の大統領選

 ブラジルの世論調査会社「PODERDATA」が23日までに発表した最新の世論調査によると、来年10月の大統領選挙における支持率で、左派系労働党のルラ元大統領(76)が40%、ボルソナロ大統領(66)が30%となっている…

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「クリスマスソング歌わないで」 コロナ対策でオーストリア専門家

 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の拡散を受け、欧州各国は感染防止に躍起になっている。ウィーン医科大学のハンス・ペーター・フッター教授は23日、テレビ番組で「家族や友人と久しぶりに会っても、クリスマスソングを歌…

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【社説】ソ連崩壊30年 歴史繰り返す「翼賛体制」

 ソ連崩壊から30年が過ぎた。自由を求め、国際社会との協調路線を目指したはずのロシアは、プーチン大統領が強権体制を敷く“小さなソ連”となった。野党を排除し、メディアを統制し、形だけの選挙を行い、周辺諸国を武力で威圧する。…

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駅閉鎖延期に見る政治風土 ータイから

 タイのサクサヤーム運輸相はこのほど、タイ国鉄(SRT)のフワラムポーン駅閉鎖を延期するよう指示した。当初、政府はバンコク中央駅を新設したばかりのバンスー中央駅へ23日に移し、フワラムポーン駅を閉鎖する予定だった。しかし…

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フィリピン中部に台風直撃  復旧難航で暗闇のXマスに

インフラ壊滅し被害情報錯綜 台風22号(フィリピン名オデット)の直撃を受け甚大な被害が出たフィリピン中部では、依然としてインフラの復旧が難航しており多くの人々が不便な生活を強いられている。道路や通信の寸断により被害の把握…

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独首相 オミクロン株緊急対策案 28日から接触制限実施へ

 ドイツのショルツ首相は21日、ベルリンで新型コロナウイルスの変異株オミクロン株の感染拡散に備え、緊急対策案を発表した。クリスマス開けの28日から施行される同案はロックダウン(都市封鎖)は避ける一方、「接触制限の拡大」を…

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衛生パスの偽造18万件 フランス

 フランス内務省は20日、この夏に導入された新型コロナウイルスのワクチン接種を証明する衛生パスについて、これまでに偽装が18万2000件確認されたとする報告書を明らかにした。先週金曜日には、現在、約11万件の偽の健康パス…

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