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中国全人代閉幕 内政の課題山積、環境問題も
李克強首相 周永康問題などに触れず 中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は13日、経済・社会分野での構造改革や反腐敗、環境対策、反テロへの強い決意を掲げた政府活動報告を圧倒的な賛成多数で可決し、閉幕した。李克強…
習近平政権の反腐敗闘争
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 成否は周永康氏の逮捕 中国の社会不安と全人代 中国の第12期全国人民代表大会(全人代)第2回総会が北京で開催された。全人代では習近平・李克強政権(習政権)の1年が総括され、国防費12・2%…
John Kerry says any resumption of aid to Egypt would depend on reforms in Cairo ケリー長官、エジプト支援再開は政府の改革次第
John Kerry says any resumption of aid to Egypt would depend on reforms in Cairo Secretary of State John F. Ker…
安倍首相、憲法解釈変更に強い意欲
安倍政権と集団的自衛権、将来不透明な米抑止力 中国の海洋進出などに対抗、「双務性」向上へ 安倍晋三首相が集団的自衛権の行使を容認するため、政府の憲法解釈の見直しに強い意欲を示している。12日の参院予算委で、米イージス艦…
人口減少と安全保障、外人雇用拡大と防衛強化を
懸念される国防力 国立社会保障人口問題研究所は、日本の人口(現在約1億3000万)が、現在の人口減少の趨勢(すうせい)が止まらなければ、2060年には8674万人に減少。2110年には4286万人に減少。2200年には…
ベネズエラの大統領退陣デモで多数の死傷者
南米ベネズエラで、反米左派ニコラス・マドゥロ大統領(51)の退陣を求める反政府デモが長期化し、国内を2分する政治問題となっている。近隣諸国はあくまでも国内問題との姿勢を保持しており、反大統領派と政府側の対話も進んでいな…
日露の安全保障戦略の比較
ロシア研究家 乾 一宇 自ら縛る愚を犯す日本 露の「脅威」は米・NATO 昨年末、我が国で「国家安全保障戦略」(以下安保戦略)が戦後初めて制定された。安倍首相であってこその偉業である。 だが、内容において疑問に思うこ…
暗雲漂う米のアジア重視、国防費削減で対中抑止力低下
米国防総省は最近発表した「4年ごとの国防計画見直し(QDR)」で、「リバランス(再均衡)」または「ピボット(基軸移動)」と呼ばれるアジア太平洋重視政策を継続する方針を示した。だが、国防費の大幅削減によって深刻な戦力低下…
ウクライナ危機、ロシアのクリミア介入に中国意識し警告した産経
◆ロシア軍が支配下に 皮肉なことに、平和の祭典であるロシア・ソチ冬季五輪に続いてソチ冬季パラリンピックが開かれている最中に、ソチに近い同じ黒海沿いにあるウクライナ南部のクリミアをロシア軍が軍事介入し事実上、掌握した。欧…
韓国の情報機関に証拠偽造疑惑
信頼揺らぐ「対共捜査」 韓国の情報機関、国家情報院(以下、国情院)が北朝鮮のスパイだった疑いがあるとして摘発した容疑者に対する追加の裏付け捜査で証拠を偽造していた疑いが浮上、家宅捜索にも踏み切られ、窮地に追い込まれてい…
How to invite war? Equivocation 「曖昧な言葉」が戦争を招く
How to invite war? Equivocation President Obama, like Jimmy Carter before him, is finally getting a late educa…
照屋守之自民党県連幹事長、沖縄県議会で異例の地元紙に疑問
埋立承認で知事批判の報道 多くの県民は「承認」に理解 沖縄県議会2月定例会では、21日から4日間、仲井真弘多(ひろかず)知事に対する、日米両政府が普天間飛行場の移設先として合意している名護市辺野古の公有水面埋立申請を承…
Long march to Africa アフリカへの長征
Long march to Africa China is set to establish military bases in key spots of Africa, directly challenging th…
クリミア侵攻招いた弱い米
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 支援頼みのウクライナ 金融制裁を心配するロシア 【ワシントン】ロシアのプーチン大統領は幸運な男だ。この幸運はさらに3年間続く。 プーチン氏がクリミアを奪取すると、オバマ大統…
愚かな欠損金繰越制度縮小
鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 成長戦略への逆噴射に 法人税率引き下げと財源論 政府税制調査会は、法人課税ディスカッショングループを設け、法人実効税率引き下げとその財源について、3月から集中的に議論する…
集団的自衛権に戦争イメージ膨らませた誘導質問する朝日世論調査
◆国際常識説く「正論」 「集団的自衛権」。今年に入って随分、この言葉を耳にする。とりわけ3月に入って新聞紙面に載る頻度が高まった。安倍晋三首相の私的諮問機関、安保法制懇が「行使」を認める要件をほぼ固めたからだ。国会で予…
ウクライナ情勢が緊迫、EUは段階的に対露制裁措置
軍事衝突への警戒感も ウクライナ情勢が緊迫する中、欧州連合(EU)はロシアに対して制裁措置を段階的に取ることを決めた。EU内では冷戦後最も深刻な危機との受け止め方が強く、ロシアとの軍事衝突への警戒感が強まっている。一方…
実教出版「日本史」の不採用
弁護士 秋山 昭八 最高裁判例を教科書に 事実に反する国旗国歌の記述 本年4月から使用予定の実教出版の高校教科書「日本史A」と「日本史B」に、国旗・国歌について「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」と記述していた…
「純化」志向する米保守派、ワシントン郊外で年次集会
茶会系ポール氏が模擬投票1位 全米最大の保守派の年次集会「保守政治行動会議(CPAC)」が6日から3日間、ワシントン郊外で開催された。2016年の次期大統領選出馬をうかがう野党共和党の有力者たちが続々と登壇。参加者によ…
卒業記念品に「オリジナルMy椀」
石川・輪島市内の小学校 高級漆器・輪島塗で知られる石川県輪島市では、市内の小学6年生全員に卒業記念として「オリジナルMy椀」を贈っている。朱塗りの輪島塗の椀(わん)に、子供たちが沈金の技法で思い思いの図柄を彫り、輪島沈…
売れる“韓国叩き”ものに頼って記事が上滑り気味になる新潮、文春
◆やられっ放しの日本 「慰安婦」問題は消しようもないほどの勢いで燎原(りょうげん)を焼き進んでいるように見える。しかも「慰安婦」だけでなく「靖国」「竹島」「東海併記」など、韓国が次々に日本に繰り出してくる攻撃の矢は執拗…
10年ぶり政権交代濃厚に、インド総選挙まで1カ月
有権者数の多さから「世界最大の民主選挙」と呼ばれるインド下院総選挙開始まで、あと1カ月となった。前回2009年の有権者数は約7億1400万人だったが、今回はさらに1億人ほど増え、有権者は約8億1400万人。下院議席定数…
子宮頸がんワクチン副反応で「心身反応」決めつけ諫めた「時論公論」
◆究明に努める日テレ 重篤な副反応を訴える子供たちが相次いでいることから、接種奨励が一時中止されている子宮頸(けい)がんワクチンに関する厚生労働省の副反応検討部会の審議が大詰めを迎えている。接種奨励が再開されるか、どう…