習近平政権の反腐敗闘争
編集局 2014/3/16 Viewpoint|アジア・オセアニア [会員向け]
成否は周永康氏の逮捕
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生
中国の第12期全国人民代表大会(全人代)第2回総会が北京で開催された。全人代では習近平・李克強政権(習政権)の1年が総括され、国防費12・2%増額や海空領域防衛の強化、さらには対日批判の展開などが注目された。同時に人民の不満解消に向け習政権が重視してきた反腐敗闘争にどう道筋を付けるかも関心事であり、全人代については機会を改めて分析するとして、本稿では反腐敗闘争に注目してみたい。
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