ウガンダ大統領、反同性愛法案に署名


300

強気の裏にエイズ対策「ABC作戦」の成功

 欧米諸国を中心に同性愛はもちろん同性婚を認める流れが強まってきている中、アフリカ中部ウガンダのムセベニ大統領は2月24日、同性愛行為者に最高で終身刑を科す「反同性愛法案」に署名した。強気の背景には顕著な成果を上げている同国のエイズ対策があるようだ。(カイロ・鈴木眞吉)

 同国では2009年に、一部の議員らが、同性愛行為の一部に死刑を適用する法案を提出したが、国際社会の非難を受けて棚上げされ、昨年12月、最高刑を終身刑にする修正案が議会で可決されたことを受け、大統領の姿勢が注目されていた。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ