独大統領がナチス軍の蛮行謝罪


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歴史問題でドイツも苦慮

 ドイツのヨアヒム・ガウク大統領は7日、第2次世界大戦中にナチス・ドイツ軍が民間人を虐殺したギリシャ北西部のリギアデス村の慰霊碑を訪問し、ドイツ軍の蛮行に謝罪表明した。同大統領は昨年9月4日、ドイツ軍が642人を虐殺したフランス中西部のオラドゥール・シュル・グラヌの村を訪れ、同じように謝罪表明をしている。第2次世界大戦が終わって70年目を迎えるが、ドイツの歴史問題への対応を紹介する。(ウィーン・小川 敏)

 ナチス・ドイツ軍は1943年10月3日、ギリシャのレジスタンスによって2日前に独軍士官が殺害された報復として、民間人83人を殺害した。


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