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安全保障と歴史認識の闘いの年 平和ボケと沈黙癖を脱しよう

 2015年。中国は「抗日戦争勝利70年」を大宣伝し、海洋進出(侵出)もさらに強めるだろう。日本外交、安全保障の正念場の年だ。  安倍・自民党は、総選挙の勝利直後から、「国民の理解を得て、今年の通常国会で集団的自衛権行使…

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米国の政治潮流 16年に保守派大統領誕生

2015 世界はどう動く 識者に聞く(4) 米ヘリテージ財団特別研究員 リー・エドワーズ氏(下)  ――オバマ米大統領は自らの権限で不法移民に暫定的な滞在資格を与えると表明した。その背後には、最終的に不法移民に市民権を付…

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共産・与党の翁長革新県政 待ち受ける「組合天国」

《 沖 縄 時 評 》 偏向予算で保守潰しも  沖縄県では昨年12月の総選挙で、4小選挙区すべてで自民党が敗北した。自民候補はそろって復活当選したものの、自民全敗の衝撃は大きい。  11月の知事選で米軍普天間飛行場の名護…

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オバマ氏の世界観 米の地位下げ、多極化を志向

2015 世界はどう動く 識者に聞く(3) 米ヘリテージ財団特別研究員 リー・エドワーズ氏(上)  ――「米国を変革する」と宣言して就任したオバマ大統領の6年間の政権運営をどう見る。  オバマ氏は問題を解決できるのは連邦…

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第3次安倍内閣への期待 逞しい経済力と国防力を

経済と軍事抑止力強化  今回の衆院選挙で自民党が圧勝した。当選議員数は自民291・公明35で与党(自公)326が70%弱を得た。圧勝の主因は、金融緩和・財政出動・成長戦略の3本の矢の「アベノミクス」による「強い日本経済回…

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イスラム化が進むトルコ、独裁色強めるエルドアン大統領

 内戦状態のシリアやイラク、シーア派国家イランと国境を接し、昨年急台頭したイスラム教スンニ派過激派組織「イスラム国」とも対峙(たいじ)するトルコは、イスラエルやレバノン、ヨルダン、エジプトとも地中海を挟んで隣接する地理的…

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新華社10大ニュースの意図

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 権力掌握途上の習政権 楽観できぬ中国の対日姿勢  中国では習近平政権の反腐敗闘争h4や権力集中が続く中で、昨秋の共産党中央委員会第4回総会(4中総会)と北京APECから次の段階に進もうとして…

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日米の対中政策 国家競争力高める戦略を

2015 世界はどう動く 識者に聞く(2) 米国防総省顧問 マイケル・ピルズベリー氏(下)  ――米国や日本は中国の「秘密戦略」に気付かずに中国と付き合ってきたということか。  米政府も日本政府も過去30年間、中国が強大…

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虚偽報道の幕引きをしても「国際社会への影響」に認識を示さぬ朝日

◆新聞の基本から再生  朝日新聞社は昨年末までに、慰安婦報道や東電福島原発事故の「吉田調書」報道をめぐる虚偽記事の取り消しなどをめぐる問題を検証・評価する第三者委員会などによる報告書公表と、それを受けた新任の渡辺雅隆社長…

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American economy stronger than Obama incompetence オバマの無能力を超える米経済の強さ

American economy stronger than Obama incompetence Barack Obama needed not one, but two autobiographies to tell…

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中国の「100年戦略」 目指すは米に代わる超大国

2015 世界はどう動く 識者に聞く(1) 米国防総省顧問 マイケル・ピルズベリー氏(上)  今年の世界はどう動くのか。ますます露骨な威圧行動を見せるようになった中国、核保有を武器に瀬戸際外交を続ける北朝鮮、世界を震撼(…

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民主党代表選、衆院選結果を踏まえた選択を

 民主党の代表選挙がきょう告示される。衆院選挙で海江田万里代表が落選し辞意表明したのを受けたものだ。立候補する岡田克也元代表、細野豪志元幹事長、長妻昭元厚生労働相は信頼を喪失した同党の再建にどう取り組むのか、建設的な論戦…

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一方的なキューバとの正常化

米コラムニスト  チャールズ・クラウトハマー 国内の体制変革は困難 国交は米国の利益にならず  【ワシントン】冷戦に関する古いジョークがある。パンティーストッキングができる前の時代の話だ。共産主義者に勝つには、爆撃機B5…

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2%のインフレ目標に拘るな

鈴木政経フォーラム・経済学博士 鈴木 淑夫 1%台でも出口政策を 4月以降の持続的成長次第  2013年1月22日、日本銀行は政府と共同声明を発表し、その中で「物価安定の目標を消費者物価の前年比上昇率で2%とする」と述べ…

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Terrorists adapting to avoid U.S. drones 無人機対策講じるテロリスト

Terrorists adapting to avoid U.S. drones The most dangerous al Qaeda affiliate to the U.S. homeland is teachin…

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地方過疎化の危機 苫小牧市議会議員 櫻井 忠氏に聞く

活性化、自ら考え行動する時期  第3次安倍内閣がスタートした。新内閣の柱はアベノミクスの進化とともに、地方創生の実現がある。人口減少、地方の過疎化に伴う自治体消滅の危機が叫ばれる中、地方創生をどのように実現していくか、苫…

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同床異夢の韓半島統一問題

分断から節目の70年  韓半島は2015年、南北分断70年の節目の年を迎えた。韓国、北朝鮮のいずれも統一を民族の宿願と位置付けているが、理念や体制に決定的な違いがある上、周辺大国の利害も絡み、双方の溝は依然として大きい。…

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「大学コンソーシアム沖縄」が始動

学術、産業、行政はレベルアップを  一般社団法人「大学コンソーシアム沖縄」が昨年秋、誕生した。沖縄県内のすべての高等教育機関が協定を結び、単位互換や教員の交流、社会人向けの講座などを行い、大学のみならず企業や行政のレベル…

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日本は日本たる王道を歩め

評論家 太田 正利 憲法改正で抑止力強化 誇りを棄てた国は滅ぶ運命  12月14日の衆議院選挙において自民党は圧勝した。当初、「何のための解散か」という論調も見られたが、結果は呆気なかったという感すらあった。当選者数だけ…

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海自待望の多機能艦

 今年3月、海上自衛隊最大級の護衛艦「いずも」(ヘリコプター搭載護衛艦)が就役する。  「いずも」は大東亜戦争の緒戦に機動部隊の旗艦として活躍した旧海軍の空母「赤城」とほぼ同じ全長248㍍の飛行甲板を持ち、基準排水量1万…

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新年号で代わり映えしない健康モノなどのテーマが並んだ新潮連載

◆科学エッセーも一服  新聞では読者の購読を切らさないよう、連載小説に力を入れてきたが、週刊誌でもそれをまねて売れっ子作家の内田康夫らを起用して成功した例もある。しかし、週一で読ます実力もあり、器用な作家が最近はなかなか…

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習政権が団派排除、権力基盤を強化

 中国では昨年末、胡錦濤前国家主席の腹心だった令計画党統一戦線工作部長が党の取り調べを受けて解任された。江沢民元国家主席に近い周永康前政治局常務委員の汚職摘発に続き、胡氏の支持基盤である共産主義青年団(共青団=団派)出身…

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