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集団的自衛権合憲の憲法学者に光を当て論拠語らせた新潮の座談会
◆「違憲」ばかりが報道 衆院憲法審査会に呼ばれた「憲法学者」3人が、集団的自衛権は「違憲」との見解を示した。その後、憲法学者たちの“人気投票”のように集団的自衛権が扱われ、朝日新聞、東京新聞などは「違憲が多い」というこ…

ツケが回る大学再編の動き
評論家 大藏 雄之助 柔軟な戦前制度に倣え 教育に占領軍「勧告」の弊害 文部科学省が国立大学に関して次々に通達や提言を行っている。 まず5月に、86の国立大学に対して「世界最高水準の教育研究」、「特定分野で世界的な教…

ACORNの闇(上) 金融危機に間接的に加担
再考 オバマの世界観(15) 2008年米大統領選は、9月にリーマン・ショックが発生するまでは大接戦だった。だが、一気に深刻化した金融危機は、与党共和党候補のジョン・マケイン上院議員に猛烈な逆風となる。これでリードを広…

タイ暫定憲法が発効、総選挙は早くて来年9月
国民投票は新年早々か 暫定政権、タクシン派排除目指す タイでは昨年5月22日の軍事クーデターにより2007年憲法は廃止され、プラユット首相(前タイ陸軍司令官)率いる暫定政府の下、憲法起草委員会が新たに制定した暫定憲法が…

医療観に「いのちの物語性」
名寄市立大学教授 加藤 隆 人の願いや納得に価値 生物的な人間理解から転換 半年ほど前のことだが、とても印象深い映画を観た。胎内記憶を持つ子どもたちを丁寧に取材してドキュメンタリー風にまとめた「かみさまとのやくそく ―…

反政府急進派、住民から遊離
二極化する香港 識者インタビュー(9) 親中派団体「愛港之声」代表 高達斌氏 (下) ――結果的に梁振英行政長官が残り2年を続けるだけでなく、17年の行政長官選挙で再選もあり得るか。 梁振英行政長官は残り任期2年が終…

もう1人のアリンスキー信者 直接交流重ねたヒラリー氏
再考 オバマの世界観(14) 米国の政界にはオバマ大統領の他に、極左活動家ソウル・アリンスキー氏から大きな影響を受けた大物政治家がもう1人いる。2016年大統領選の民主党最有力候補ヒラリー・クリントン前国務長官である。…

信憑性欠くデータで「同性婚」支持に誘導する「週刊ニュース深読み」
◆慎重論の出演者なし NHKが同性愛者などの、いわゆる性的少数者(LGBT)問題を、親和的な視点で取り上げていると、この欄でたびたび指摘してきた。その報道姿勢はいつから始まったのかは、正確には分からないが、筆者の知る限…

中央の支援で住宅問題解決も
二極化する香港 識者インタビュー(8) 親中派団体「愛港之声」代表 高達斌氏(上) 親中派の民間組織「愛港之声」の高達斌(パトリック・コ)主席に香港政局の現状と未来について聞いた。 (聞き手=香港・深川耕治、写真も) …

Homeland Security committee chair wants Obama-led coalition to battle terrorists in Syria テロと戦う米主導の新連合創設を要請-国安全保障委員長
Homeland Security committee chair wants Obama-led coalition to battle terrorists in Syria House Committee on H…

活動家から政治家へ オルグ戦術を選挙に応用
再考 オバマの世界観(13) オバマ米大統領は1985年からシカゴでコミュニティー・オーガナイザー(CO)として働き始め、職業訓練センターの誘致や公営住宅のアスベスト撤去などに取り組んだ。このことは自叙伝「私の父からの…

自衛官自殺率の虚偽 募集に響くマスコミ誤報
柳澤協二氏の数字は嘘 平和安全法制が国会に提出されると、野党及びマスコミは、60年安保、PKO法、周辺事態法、有事法制(武力攻撃事態法)の時と同じように、「戦争法だ」「徴兵制になる」「アメリカの戦争に巻き込まれる」「憲…

「自由民主」の「安保」広報 首相ら集団的自衛権を説明
情報量で挽回の必要あり 自民党の機関紙「自由民主」の1面に安保法制(同党は平和安全法制と表記)に理解を求める内容が7月14日号、21日号、28日号と連続して載った。内側のページで「Q&A」は連載しているが、連続1面を張…

「安保」反対続く「プレ民」 下野後は社会党化しかねず
民主党の機関紙「プレス民主」は6月5日号、6月19日号、7月3日号、7月17日号と安全保障関連法案に反対するトップ記事が続いている。7月に入ってからは「『これは戦争をするか否かの法律』―安保法案の構造とその論点―」と題…

香港は連邦制になるのが良い
二極化する香港 識者インタビュー(7) 「社会民主連戦」主席・立法会議員 梁国雄氏(下) ――学生主導の雨傘革命運動は中途挫折し、主導した学生団体は分裂の危機に直面している。成功しなかった原因は何か。 日本でも196…

反安保「赤旗」の世論戦 “過去の政府”で現政権批判
変節した憲法学者が共闘に もともと反自民、反米反安保、自衛隊違憲解消論の共産党が安全保障関連法案に反対しないわけがない。戦後の安保政策の大転換であった1954年の自衛隊発足、91年以降の自衛隊海外派遣に反対し、当時も政…

隠された革命家の素顔 手本は堕天使ルシファー
再考 オバマの世界観(12) 本の著者は、家族や友人ら愛する存在に献辞を記すのが一般的だ。だが、オバマ米大統領に大きな影響を与えたシカゴの極左活動家ソウル・アリンスキー氏は、1972年に急死する1年前に出版した「過激派…

Obama under fire for evading Congress on Iran nuclear deal イラン核合意で議会を軽視したとオバマ氏に非難
Obama under fire for evading Congress on Iran nuclear deal President Obama secured quick United Nations approv…

新国立競技場、一般紙を越え角度が付き過ぎ始末に負えぬ朝日社説
◆評価した読売、産経 「コストが予定より大幅に膨らみ、国民、アスリートから大きな批判があった。このままではみんなに祝福される大会にすることは困難だと判断した」 安倍晋三首相はこの17日に、2020年東京五輪・パラリン…

イラン核合意をめぐる波紋
米、対「イスラム国」で連携強化も 今月14日、オーストリアのウィーンで欧米など6カ国とイランとの核協議の最終合意が達成された。2002年にイランの秘密核開発が発覚してから13年にわたる外交交渉の成果である。同合意をめぐ…

統合に亀裂を生んだドイツ
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき ギリシャ問題巡る葛藤 批判招いたユーロ離脱提案 ドイツ連邦議会はメルケル首相とショイブレ財務相が求める第3回ギリシャ救済交渉を承認し、ギリシャは国家破産およ…

中国支配強化が反発招く
二極化する香港 識者インタビュー(6) 「社会民主連戦」主席・立法会議員 梁国雄氏(上) 急進民主派である社会民主連戦の梁国雄立法会議員に香港政局の現状と中国の影響について聞いた。(聞き手=香港・深川耕治、写真も) …

コミュニティー・オーガナイザー、アリンスキー理論を実践
再考 オバマの世界観(11) 2008年8月、米デンバーで開催された民主党全国大会で、当時、上院議員だったオバマ氏が大統領候補指名受諾演説を行ったその3日後、ボストン・グローブ紙にマサチューセッツ州に住むある男性の投書…
